読書記録「真夜中のパン屋さん」
今日の1冊はシリーズ作品でもある「真夜中のパン屋さん」を紹介します。
都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。オーナーの暮林、パン職人の弘基、居候女子高生の希実は、可愛いお客様による焼きたてパン万引事件に端を発した、失綜騒動へと巻き込まれていく…。期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。Amazonより
〜読後の感想〜
こちらは全6巻からなる連作小説になっています。
オーナーの暮林、パン職人の弘基、女子高生の希実3人は一緒に暮らすのは、真夜中だけ開くと言われているパン屋さんです。
3人の関係性が最初はわからず…親子?兄弟?でも希実は居候と言うし…と自分の中で「???」の連続でした。
しかし、話を読み勧めていくうちに段々と3人の関係が分かっていきます。
真夜中だけに開いているお店には様々なお客さんがやってきます。
そして、みんなそれぞれが事情を抱えているのです。
その事情も中々重たい内容で、読んでいて辛いと思うこともあるんですが、ラストには希望が持てるような明るい気持ちになれる作品でもあります。
個性的なキャラクターが多く出てきますので、それも読んでいて楽しかったです。
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