私を形作ったもの 第六回 「ソードアート・オンラインアリシゼーションWar ofUnderworld」第一部
はじめに
今回は長年の鬱積、過去の因縁を払う為、ようやく、過去の自分に向き合おうと思います。
2020年で一番面白かったアニメこと、「ソードアート・オンライン アリシゼーション war of Underworld」について、語ろうと思います。
何で、これを語ることが出来なかったと言えば、その当時、ブログを書いていたのですが、想像以上のクソデカ感情を抱えていた為、文章が相当数の長文になってしまい、心が折れてしまいました。
この当時の心境はあの今も流行っている疫病も相まって、想像以上にしんどかったこと、僕の中のSAО愛の強さは今まで語った作品とは比較出来ません。
前作を書いたのが、三年越しになります。本当に書く決意を決めるまでに、時間が掛かりましたが、文章を出来る限り、抑えて書こうと思います。
僕個人の感想として、2019年の前編と2020年の後編は別物だと思っています。
面倒くさい人はそれは2019年のアニメだろと言う人もいると思いますが、今回は2020年のアニメとさせて下さい。
僕を形作った作品こと、本作を出来る限り、語らせて下さい。勿論、ネタバレしかありませんので、ご注意ください。
それでは、どうぞ。
私を形作ったものとして、お楽しみくださいです。
蒼のカリストが選ぶ好きなアニメアワード2020年版改め
第六回「ソードアート・オンラインアリシゼーションWar of Underworld」
第一節 きっかけ
どれだけ、このSAОの話数が好きかと言われた際、僕は自分本位の点数をつけています。ほぼ、勢いだけなんですけど、それを参考にして貰えたら、僕の章に対する思いの強さが分かってくれると思います。
尚、点数はあくまで僕個人の感想です。誰かを傷つける意図はございませんので、ご了承くださいませ。
参考の為に、これまでの作品の点数を記載しておきます。10点満点を基準に行っております。点数はトップ10の作品のみとなっております。
点数はこんな感じとなっております。本当に世界中のアニメーターの皆さんを侮辱するような酷い内容なんですけども。
本当に不愉快な内容、誠に申し訳ありませんでした。
これは僕の頭の中をアウトプットするという意味合いで行っています。
どうか、ご理解頂けると嬉しい限りです。
他にもございますが、最初は五点満点だったり、点数方式変更、探し出せなかった等、様々な事情により、記載が叶わなかった物も多くございます。
前置きはこれ位にして、この方式に変更してからの一位の点数はこちらとなっております。
ソードアート・オンライン
アリシゼーション
war of underworld(後半)
評価表
キャラ:10 作画:10 ストーリー:10 演出:10 声優:10 音楽:10
60点
はい、依怙贔屓です。
そういうことを言われそうだったので、これまでのSAОアリシゼーションの点数も記載させて頂きました。
(一期二期は見つからなかったので、記載はございません。もし、今点数をつけるとしたら、忖度しかなさそうなので。二期はとても点数が高かった記憶が強いです。)
その当時を思い出すと頭が痛いです。僕も皆さんも疲弊していた時期だったと思います。
くだらないデマ、自粛違反は犯罪者、三密、ソーシャルディスタンス、死ぬべき人でなかった人の死と最悪の世紀と位置付けてもよろしいんじゃないでしょうか。
アニメの延期も多かった時期でしたね。本来であれば、2020年春クールの予定が、夏に先送りされた作品は数知れず。結果としては良かったものの、不安が残る時期でした。
今思い出しても、2020年の春アニメは全然面白くなかった記憶が強いです。社会の閉塞感と相まって、楽しいはずのアニメが、地獄を見ているような印象ばかり。視聴している際も、生きた心地がしなかった記憶しかございません。
その当時のSAОの初動はとても迅速で、13話放送開始前に、延期を発表していたのは、大きかったと思います。それまでの振り返りもあったとはいえ、これが夏にずれ込んだのも、面白いと思えた要因の一つだと思っております。
脱線してしまいますが、キングダムは真逆で、NHKは4話まで放送。その後、未来少年コナンを再放送。そのまま、アナウンスが終わるまで無しという如何にも公共放送らしいアニメに対する杜撰な態度が見える形になってしまいました。
その後の進撃の巨人の放送や他の枠が埋まっていた為、仕方ない現状は理解していても、初動の悪さ、次の再放送は一年後、公式は何もしないという散々な内容で、七年ぶりのキングダムは八年越しとなり、結果、アニメでのファン獲得は大失敗だったと思います。
最近は公式もshortあげたり、様々な施策を施しているみたいですが、相変わらず、僕の周りにキングダムファンはいません、いません、いません!
大事なことなので、三度言いました。
話を戻すとこういう所で、アニメスタッフの作品に対する思いやファンを心配させない気遣いが見えて、いい印象が強いです。
そんなクソみたいなヘイトが溜った状態で迎えた夏アニメ2020。
観たかったアニメから、同じように延期した作品に至るまで。
その中でSAОは特別でしたね。
2020年の京都でのエクスクロニクルに参戦して、4Dシアターで見た予告の頃から、絶対に面白いと核心していたので、三か月待とうが、何だろうが、ようやくかという気持ちでいっぱいでした。
ここまで我慢させて、面白くなかったら、容赦しないぞという気持ちはございませんでした。本当に放送してくれてありがとうの気持ちしか、ございませんでした。
前置きが長くなって、申し訳ございません。
その前のブログの際は、全話思ったポイントを事細かく書こうという狂気の沙汰を起こしてしまい、結果、書くことを諦めてしまいました。
なので、今回は厳選に厳選を重ねた末の推しポイントを説明していこうと思います。
果たして、ここで書き切れるかどうか、僕次第なんですけど、僕のSAОに対する思いの大きさを理解出来たなら、嬉しい限りです。
ある意味、この企画の最終回位の熱量でお届け致します。まだ、続けたいんで、終わらないんですけども。
第二節 ベルクーリVSガブリエル
このアンダーワールド大戦編で一番活躍したのは、一体誰なのか。
キリトですか?アスナさんですか?アリスですか?
本当はキリトだと思いますけど、ベルクーリさんでしょうね。
彼が稼いだ時間が無かったら、どうなってたかと思うと本当に第14話「無限の果て」は涙なしでは見られない回でした。
全力で全ての力を出し切れなかったとはいえ、キリトが苦戦した相手を倒したベルクーリの功績は大きいと思います。
彼の放った必殺の剣、記憶解放術「裏斬(ウラギリ)」を解放して、ガブリエルを倒す流れは壮絶を極めていました。
多くは語りませんが、この技は過去を斬るというぶっ壊れ技で、もしも、これをユージオに放っていたらと思うと言葉が出ません。きっと、ユージオにはやらなかったとは思うけど。
大量出血で、ボロボロの中で、ガブリエルに察知され、窮地に瀕した彼を助けた星咬の特攻からの流れが余りにも、美し過ぎて、泣いてしまいました。
人間が全て、ガブリエルのような存在ではないと分かっていても、大切な存在を守る為、アリスを救う為、引いては人界を守る為、全てを犠牲にしてでも、守りたかった物の為に戦ったベルクーリの姿は、ほぼ主人公でしたね。
その結果、ガブリエルを撃破し、アリスを守り切りますが、その代償はあまりにも、大きく、ベルクーリは死んでしまいます。
その最期、綺麗なアドミニストレータ様と出会い、何処か遠い世界へと旅立ってしまいます。
まさか、ファナティオ殿と子供を身籠っていたなんて・・・。何やってんだよ、叔父上ェェェェェ。
ファナティオという相手がいたのに、何やってんだよォォォ。そういうことじゃないんだけどね。
元々、ベルクーリが大好きだったんですけど、これを通して、一時期はベルクーリが男性キャラで一番好きな時代もございました。
飄々としながらも、愛する者の為なら、命を賭けられる姿勢と覚悟、まさかのラスボスを倒してしまう程の戦闘能力の高さ含め、こんなに推せるキャラいる?居ねぇよなと考えてしまう位には好きです。
ベルクーリ閣下の裏斬フィギュアあったら、是非とも、購入を検討したい(絶対に需要無さそうナンデ、ありえないんですけど。SAОのフィギュアは大体、女子。そして、ほぼアスナさんがトレンド)
ファナティオとアリスに全てを託した閣下の最期はとても、華々しかったのですが、相手は人間。アカウントがあれば、再度ログインすればいいだけのこと。
ガブリエルが蘇り、その事実をアリスが知った時の絶望感についても、触れておかないと何ですけど、これがこのアンダーワールドに住まう人とゲームを楽しんで来た人の差なんでしょうね。
絶望の淵に立たされたアリスを救ったシノンの言葉も忘れられませんね。
最後はキリトで誤魔化せるのも、どうかと思いますけど。 アリス自身、前半が無双していた分、後半はヒロイン要素が強く、戦う出番がないだけに、押し付けられるこの世界の期待、その期待の為に死んでいく人々の責任に圧し潰されそうになりながら、道を歩まなければ、何も守れない状態が余りにも残酷過ぎて。
それでも、ベルクーリ閣下、エルドリエが守ってくれた命、キリトの為を思い、自ら、進んでいく為に流した涙はどうしたらよかったんでしょうね?
何故、この作品の前半と後半が別作品かと言われると後半の作画が、余りにも別物過ぎるからです。分割したことが、頷ける程、映画級の神作画をテレビで放送するなんて、こんな贅沢なことありますか?
あの時代に於いて、どれだけの作画コストを払っているんだと言わんばかりの内容、しかも、これが最後ではなく、あと三回、これと同じレベルの神作画があるんですよ。どうかしてますって。
制作会社のa1ピクチャーズもいつかのブログで書きましたが、作画崩壊とかあっただけに、最近は製作本数を減らし、最高のクオリティにシフトチェンジしてから、だいぶ、良くなった印象が強いです。
こんな感じで、ベルクーリ閣下MVPやろと思う場面でしたが、次はシノンについて、語らせて頂こうと思います。
第三節 シノンVSガブリエル
そんな彼女は神のアカウント・太陽神ソルスで参戦します。
このパートでは、彼女の活躍を紹介して行こうと思います。
このソルスが有する能力は、ソルスの管理者権限は《広範囲殲滅攻撃》。神器で矢を一射するだけで着弾地点周辺を吹っ飛ばすことが可能になる。ただし、リロード時間が存在し連発はできない。
さらに固有能力として《無制限飛行》が可能。飛行はALOの様な随意飛行ではなく、イメージで飛行するらしい。
三年前のブログでも書いた気がするんですけど、アスナさんの危機を救う場面が、とっても好きなんですけどね。
個人的にシノのんをシノンと言い直す場面があるのですが、アニメではカットされております。
それ以上に問題の場面と言えば、シノンのキスシーンでしょうか。
通称キリトガールズ(勝手な相称。公式ではないので、悪しからず)の一人で、この女の湿度の高さが伺える場面でしたね。
他の女子もアスナさんに気を遣って、本心を押し殺していますが、デスガン事件の際の和人の命を救った電極版をアクセサリーにして、持ち歩き、首にぶら下げるやべぇ女ですよ、全く。
よくもまぁ、和人の心音聴いて、トリップする明日奈さんにドン引きしてたな。あんたも大概やぞ、本当にね。
しかも、こともあろうに、アスナさんの目の前でやるなんて。
全く、良い度胸してますよ、本当にね。
これが、キリト復活の鍵になるんですけども。
キリトを助ける為、アンダーワールドに訪れたシノのん。
無制限飛行スキルにより、アリス救出に向かいますが、時すでに遅く、ベルクーリを助けることは叶いませんでした。
心が折れそうなアリスでしたが、ベルクーリのお陰でベクタを倒せたのだから、もういいだろうと言い出す彼女に対し、シノンはベクタは戻って来ると言われ、絶望の淵に叩き込みます。
シノン自身、ゲームで沢山の人を殺し、自分も何度も蘇っているからこそ、命に対して、軽いと思われても仕方ないですわな。
その際、アリスを助ける言葉はこれまでの彼女の歩みを思わせる場面で好きなんですよねぇ。
リズベットの言葉もそうなんですけど、キリトとの出会いが収束して、この場面で回収されていくのが、面白いですね。
アリスは、キリトと出せば、許すチョロインですから、効果抜群でしたね。
それ以上にキリトが好きと言ってしまう湿度の高さよ。
絶対にアスナさんの前では言わないし、言えないからこそ、この言葉の持つ重みに、胸が締め付けられそうですわ。
迎えるガブリエルとの戦い。
それは、彼女がプレイしているガンゲイル・オンラインで戦ったサトライザーでした。
運命が、彼女に襲い掛かって来ます。それはもう、残酷な程に。
いきなり、彼の手に入れた負の心意により、いきなり劣勢を強いられるシノン。
この攻撃は防御不可。一度ぶつかったら、対処はほぼ出来ない力なのです。
いきなり、シノン終了のお知らせと思いきや、サトライザーの攻撃を防いだのは、シノのんのネックレスでした。
それはGGОの際、和人の命を救った電極板をネックレスに加工したものでした。これは勿論、明日奈さんにも、和人も知りません。
こんなものを内緒で作るシノンさん、湿度が高すぎて、引くわ。
本来であれば、持ち込むことが出来なかったネックレスを具現化出来たのは、シノンのキリトへの思いの強さがあってこそ。
キリトが、シノンのピンチを救ってくれたんですね。何だか、アツい。
それを切っ掛けに、シノンは相棒のヘカートを召喚し、ガブリエルとの死闘に打って出ます。
アニヒレート・レイとは相性悪そうだからね。あちらは集団戦向きで、ヘカートは、対人戦向きなので、理に適ってはいますわな。
最初は優勢に見えた物の、一気に形勢はガブリエル寄りになってしまい、シノン大ピンチ。脚を損壊したり、使用できる弾数により、絶体絶命。
その危機を救ったのは、またしても、和人のチタン製の電極板でした。
彼の思いがシノンに勇気を与え、やがて、ヘカートの力とアニヒレート・レイの力を組み合わせた最強の一撃により、ガブリエルにドきつい一発をぶち込むことになります。
シノンは、全てを出し切り、上空からへたり込んでしまいます。
それまでの攻撃とは違い、心意の込められた攻撃なので、簡単に再生するわけでも無く。此処での彼女の行動は大きな意味合いがあったと思います。
シノンは何度でも、やり合うつもりでしたが、ガブリエルは撤退し、アリスを追いかけるルートに切り替えます。
シノンは序盤は多数の敵を薙ぎ払いましたが、ガブリエルを追い詰めることは出来ても、倒すまでに至らず。
それだけ、ガブリエルが強い証左なんですが、シノンは本当によくやったの一言に尽きる。これ程の強敵であっても、挫けず、愛するキリトの思いが、彼女を此処まで導いたんですわな。
キリトガールズは、キリトは好きだけど、絶対に告白せず、キリアスの関係性を見守る同好会みたいになっています。
こういう関係って、絶対拗れると思うし、アスナさんも分かっていて、一歩踏み込もうとしたものの、いいからいいからと笑って、2人の関係性を応援しているのが、尊厳ぶち壊し気味でヤバいです。
シノンも、その一人なんで、この思いをキリトに届けることは、しないつもりなんでしょうけど、心配になりますね。
初めてシノンが出て来た頃は病院に通院する程、病んでいて、心を閉ざしていた少女が、キリトやアスナさんと出会い、変わっていくのは泣けますね。
友達もいなくて、孤独であることが強いと思い込み、一人で生きようとした彼女が、仲間の為、彼の守ろうとした世界の為に立ち向かい、これまでにないアグレッシブな感情剥き出しにしているなんて、泣いちゃうよ。
個人的にシノンの彼女はリーファ、嫁はアスナさん、妹はシリカみたいな構図無いかなぁと思う時が多々あります。すいません、妄想です。
個人的に夜空の剣発動時のシノンについても、記載したいのですが、それは次回にさせて下さい。
本当にたった11話のはずなのに、此処まで書くつもりは無かったんじゃ。
けんど、ワシの今作に於ける熱量がどれだけのモンか、伝わったなら、何よりじゃ。
こんなんだから、途中で折れたのが、分かるやろ。本当だったら、話数の話を全部掬い上げて、記載しようとしてたんだぜ?
今回は此処までです。次回はこの続きをお届けいたします。
次回はキリトについてや、大きな戦い二戦、そして、大正義アスナさんについての予定です。
本当は書かないといけない内容が他にもあるとは思いますが、カットさせて下さい。そうでないとメンタルが持たんって。
書けそうだったら、頑張ります。
以上、SAОを愛する小市民の三年賭けたblogの第一部でした。
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第二部に続く。