11月6日 SAOフルダイブレポートPART1
最初に
この内容は、2022年11月6日に行われたアニメ10周年記念イベント「ソードアート・オンライン-フルダイブ-」に参戦した1人のアニメオタクの夢が叶うまでの話です。
僕はこれとは別に、日記をつけているのですが、ルーズリーフに16ページびっしりと書く程、あの日の記憶は忘れられません。中には、曖昧な表現や、不適切な表現もありますので、その内容を編集した物を投稿する予定です。
中には不快に感じるような内容も含まれています。ネタバレありきでの内容となっていますので、どうぞ、覚悟のある方だけが、読んで貰えると嬉しいです。ご一読の上、楽しんで貰えると嬉しいです。
第一部 それまでの道程
忘れもしませぬ。それはANIМEJAPAN2022のSAOのコーナーにて、発表されたSAO10周年大規模イベント開催のお知らせという内容の物でした。
本当はDGSのイベントとか、何とか、考えていた僕にとって、このお知らせは、絶対に行かなきゃと思い立った決意を固めた日でも、ありました。
それから、香菜さんのイベント延期だったりと色んな困難を越え、SAOプログレッシブ星なき夜のアリアのBlu-rayを購入。その特典として、封入されていたチケット優先申し込み券で、すぐさま、申し込みました。
私の全てをあげるから、当たってくれと願っていたものです。
その願いが、届いたのか?まさかの当選通知に、これ程、胸が躍ったことはありませんね。本当は当たるんだろうなぁと思ってたのですが、こんなに嬉しかったことは無いですね(その後、ガチャが最悪な方に益々、転んでいきましたが、悔いはございません)
それから、死にもの狂いで、働きました。お陰で、東京に降り立った際は、左胸の上辺りが、何か、切られているような感覚が、ずっと残っていました(既に完治してるので、ご心配なく)。
第二部 開始前
約五年ぶりの東京遠征でした。昨今の情勢下やら、何やらで、完全に遠ざかってしまいました。
久しぶりの東京は、相変わらず、電車がすぐに来て、人混みが凄くて、賑やかだと当たり前のような?当たり前じゃないような感覚でした。
本当は初日の銀プラやら、映画の舞台挨拶とかも、ありますが、それは今回無視して、2日目の話を中心にお届け致します。
2日目は朝から、活動してました。理由は築地市場に行きたかったからとか、朝から先行物販に行かなきゃとかと色んな理由がありました。
その日をちゃんと調べてなかったこともあってなんですけど、豊洲市場が、日曜はお休みと知らずに、訪れてしまったりと色々、残念なこともあったのですが、その通り道に僕が訪れるべき場所・東京ガーデンシアターに訪れることが出来ました。
初めての会場ということもあって、とても大きくて、集合するSAOサバイバーの皆々様の姿に、僕の心も高鳴っていきました。
9時頃に着いた時には、これ程の人が、物販の待機列に並んでおり、その全ての人が恐らく、SAОを愛する人しかいないのかな?と思うと嬉しい限りです。中には、転売ヤーもいるとは、考えたくないんですけどね。
この辺りを、ウロチョロしていたのですが、朝早い時間帯だった為、何処も空いてませんでした。温泉施設が、やってたのですが、そこに居たら、所定の時間に間に合わない上に、凄い高額だったので、やめました。次回は行きたい。
とりあえず、10時の待機列に並ぶことが出来ました。ネットで予約する形だったので、早めに予約が取れて良かったです。
その代わりに、結構、並びました。階段で並んでから、会場前で並び、証明書の提示に至るまで。とても、長い時間でしたが、物販にたどり着いたら、凄く速かったですね。
ようやく、辿り着いた際の物販のグッズ表です。本当に、早めに来てよかったです。本当は劇場版SAОPの4DXを観ようと思って、時間を迷っていました。その後、商品がどんどん、売り切れたので、本当に早く来て良かったと心底、思ってます。
グッズを購入する際、事前に買う物を決めており、スムーズに購入出来たのですが、店員さんの真剣に、耳を傾ける姿に、ちょっと、気圧されました。
隣のお客さんは三万買ってて、ちょっと、ビックリしましたが、僕も20000近く払ってるので、似たようなもんだと思いましたね。てへへへ。こちらが、物販で購入したものとなります。
こんな感じの有明を一旦、離れ、大好きな新宿に向かいました。お目当てのTOHOシネマズ新宿の4ⅮX公開を見るために、出かけたのですが、時間を一時間間違えるという大失態を犯し、劇場に辿り着いた時には、既に始まり、中盤辺りでした。
映画本編の感想は、改めてします。今は話の本筋が違うので。
そもそも、スケジュールにとんでもない無理のあるハードスケジュールだったので、仕方ないとは思いながらも、もう少し、ゆとりが必要かな?とは思いましたね。
それは置いておいて、劇場に入場し、席に座ったのですが、想像以上に凄かったです。本当はお風呂のシーンで、いい匂いがするんですけど、その場に立ち会えなかったのは、一生の後悔でしょうか。
攻撃の際は、席が揺れ、風が吹くと霧状の水が当たって、気持ちいい。こんなアトラクション感覚で、映画を楽しめるのは、贅沢ですね。僕は地方民なんで、簡単には行けないだけに、遅れたことが、妬ましい限りですね。
他にも、アニメイトやら、高島屋に行って、ホテルにて、休養してから、再び、有明の東京ガーデンシアターに向かいました。
だいぶ、この辺りは、疲れてました。朝5時から、稼働していたんですけど、そうじゃないと東京は楽しめませんからね。
第三部 幕が上がる
序章
会場に着いたのは、17時半くらいだったと記憶してます。既に会場には、大勢の人々が押し寄せており、その列に流されるように、中へと入っていきました。
会場内の写真はもちろん、NGで、語彙のみで恐縮なんですけど、凄まじかったです。場内は、五階建てになっており、下から見下ろせるような作りとなっています。
中はとっても、広くて、地方ではありえない程。場内の空気はとても、重々しく、緊張感に包まれていました。
PAがたくさんあったり、楽器の実に多いことか。テレビで見たような、カメラが色んなところに設置してあったりとガチのイベントなんだと凄く実感しました。
それもそのはず、このイベントは先ほども、お話した通り、全国127の劇場で、ライブビューイングに加え、配信もやっているという気合の入れ様。正にプレミアムなイベントに相応しいものだったと思います。
噂なんですけど、配信って、凄くお金が掛かるそうなんです。そもそも、やるだけで、お金かかっているのに、更に配信となるとその為の機材を搬入しないといけない関係で、お金が掛かるので、採算が取れないんだとか。
それほど、このイベントの気合の入れ様は凄まじいことは、会場に入ったら、ひしひしと感じていたので、こんな一生に一度のイベントに、参加出来たことは、一生の思い出ですね。
場内では、SAОにまつわるCМが流れてて、これぞ、SAОオールイベントと言ったところでしょうか。こんなに好きなものしかなくて、好きな人しかいない最高の空間にいられる幸せなことか。
そんなこんなで、いよいよ、イベントが始まろうとしていました。
この映像に、SAОスタッフの本気を感じないわけがありません。SAО帰還者組が、SAОを始めるまでの姿が、描かれ、繊細に細かく、それぞれが、あの世界に期待を抱いている様子が、凄くいいですよね。
やっぱり、明日奈さんだけは、別格で、一人ぼっちで、椅子に座りながら、外を見つめる姿は、裕福な暮らしをしているからこそ、幸せじゃないを表現していたのが、何ともね。
これだけでも、ずっと、観られるの凄くありがたいです。短い時間とはいえ、映像美に惚れてしまいます。彼らが、その後、SAОの世界にリンクスタートし、このフルダイブは幕を開けます。
因みに、本編(フルダイブのことを指す。以後この表記で)内にて、演者さんのリンクスタートの合図と共に、本編は始まりました。
最初に、演者さん全員が現れ、その後、次の内容に転換。その後のアフタートークや、コメントも一切なし。強いて言うなら、楽曲パートでそれがあった位で、それ以外の演者さんは、一切ないという徹底ぶり。
トークパートも、コントパートも無い。とにかく、演者も、ゲストも、皆、あの世界にフルダイブ、SAОの世界に没入するための時間だったと思います。
それ以上に、登壇したキャストが全員、美しいのなんの。僕が大好きで仕方ない声優さんに会えたことが、こんなに嬉しい日はございませんでした。
松岡禎丞さん、戸松遥さん、沢城みゆきさん、悠木碧さん、日高里菜さん、水瀬いのりさん、平田広明さん、安元洋貴さん、茅野愛衣さんといった豪華キャスト。アニメで見てきた声優さんが、観られるのも、こういったリアルイベントの良さでしょうね。
マウントを取りますが、僕が初めて見た声優さんは、松岡禎丞さんでした。出雲に舞台挨拶に訪れた際に、目撃したのが、初めてでした。
当時は会話レベルが低く、内容もグダグダだったので、記憶から一時消していましたが、最近はトークも勢いだけじゃなく、内容も伴った物になっているので、凄い成長を感じますね。
他にも、戸松遥さんや水瀬いのりさんも、一度だけ、お目にかかったことがございます。そのお話は別のblogにありますので。
第1章 2024年 9月30日 キリトとアスナ
本作のテーマは、誕生日。それぞれのキャラの誕生日をテーマに、物語が展開されます。中には、誕生日と関係ないキャラもいますが、実はあのキャラの誕生日だったというオチだったり、あまり、語られなかったキャラとの過去が語られたりと内容盛り沢山のファン大歓喜の時間でした。
もっと、SAОのキャラでのこういう何気ない日常を描いたお話を書いて欲しいと思う今日この頃。あんまり、絡みのないキャラの絡みには、これがいいんだよ、こういう供給が欲しいんだよと思いました。
最初はキリトとアスナさんの話。最初はやはり、この二人でしょうね。時系列としては、リズベットとの一見後でしょうか。
アスナさんの誕生日を、どうやって知ったかは、不明ですが、何でか知ってたキリトさんが、プレゼントを渡そうとするのですが、何を渡せばいいか分からない彼と血盟騎士団の警備から逃げ出したいアスナさんの日常が描かれていました。
二人の距離感が、少し離れている状態なんですよね。プログレッシブで、何があったかは、知りませんが、あの関係が壊れた後の2人が、紆余曲折を経て、ようやく、戻ってきた関係性なんでしょうけれど。
キリトのプレゼントのセンスのなさと友達がいないアピは、クスッとしてしまいました。皆に聞こうとする中で、リズに聞こうとする時は、流石に無理かと彼も振った自覚はあるんですねと思ったけれども。
一方のアスナさんは、どうにかして、家から逃亡を図ろうとするのですが、どうしても、思いつきません。あれこれ、考えながらも、最終的には、キリトを巻き込んで、陽動して、逃亡するのですが、実際はそんなことしなくても、転移結晶を使えば良かったと言われるまで、気づかなかったアスナさんの天然ぶりと脳筋さが、これぞ、アスナさんと言った感じでしょう。
個人的に、花火の件は面白かったですね。どんどん、頂戴。しかし、足りないと思いながらも、キリトはプレゼントをアスナさんの欲しい物を買うことに。
それはアスナさんの親友・ミトのお店でした。
第2章 2023年04月04日 アスナとミト
次はミトとアスナさんのお話。ミトはSAОに登場して、まだ、日の浅いキャラですが、今や大人気キャラの一角を担う超大型ルーキーと言っても、いいでしょう。
元ビーターで、キリト同様、ゲーム廃人のお嬢様。成績優秀、運動神経抜群の非の打ち所がないのですが、ゲームをしたいという友達が周囲にいなくて、両親からも愛されず、孤独に生きてきた中で、アスナさんと出会い、共に冒険をしていくのですが、とある事件を境に、決別。紆余曲折を経て、元通りの関係に戻るといった物語があるのですが、それは映画を見てもらうとして。
ミトの話は、SAО25層攻略というキバオウのいるアインクラッド解放隊が、多数の死者を出した痛ましい事件後であり、アスナさんが、血盟騎士団の副団長に任命された頃のお話です。
ミトは第一線から離れ、防具のお店を開こうと試行錯誤していた時期でした。あの映画が、公開された後だったんで、ミトは生きているだろうと思いましたが、まさか、リズみたいに、お店を開いているとは、予想外でした。
最初は服の裁断に、苦労していましたが、彼女も自分の歩く道を定め、歩み始めたんだと喜びも大きかったです。
そんな作業をしている最中に、アスナさんが雨の中、ずぶ濡れで現れます。
二人の会話の中で、アスナさんは凄いと褒めるミト。前線を離れ、臆病な卑怯者と自らをさげすむ彼女に、アスナさんは生産職や武器職人と言った職業があるからこそ、SAОの攻略は成り立っていることを説き、感謝しているよと伝える姿は、SAОスタート時では、予想できない構図ですよね。
アスナさんは、ミトを元気づけ、また、帰っていくのですが、本当は何を言いたかったんでしょうね。アスナさんは、キリトとは違ったタイプで、他人の協力を求めず、自分でどうにかしなきゃという人なんで、何より、血盟騎士団の副団長という重責で、より一層話せることが、なかった時期だったと思います。
この頃のアスナさんは、本当に辛い時期だったと思います。詳しくは描かれてませんが、キズメルのことから、キリアス解散、その後にNPCを囮にする計画を立てたりと結構、闇深い時期があったので、相談出来て、対等な友人がいなかったんだと思います。
ミトも、対等な友人なんですけど、変なところで、気遣いしてしまうアスナさんなんで、友人で、大切であればある程、そういう愚痴が言えなかったかもしれませんね。
この期間は言うなれば、アスナさんの闇堕ち期間ですから、苦しくて、しんどい限りなんで、もう一度、キリトと向き合って欲しいなぁ。
そして、25層で何があったのかが、気になって仕方ない。
第3章 藍井エイル楽曲パート
ここから、小休止。
藍井エイルさんの楽曲パートから始まります。僕にとって、どのアーティストさんのパフォーマンスは人生初だったので、とても新鮮でした。
今まで、テレビや配信、ダウンロード等で聞いてきた楽曲と違い、生の歌声で聞く歌は正しく、心意が込められており、最高に幸せな時間だったと思います。
藍井エイルさんの楽曲の特徴と言えば、どの楽曲に於いても、力強く、喉大丈夫?と思うほど、力強く激しいサウンドで、聞く人の心を離さない存在だと僕は思います。
生で聞いてても、気遣ってしまう程、力強いサウンドが心地よく、どの曲も、劇場やテレビで聞いてきたそれとは、格段に違うと認識出来る程でした。
スメル曲の心臓、羽ばたきたくなるINNOCENCE、燃えあがるIGNITEの三曲を歌いきるのが、とても、勇ましく、聞いてて心が震えましたね。
中でも、心臓は映画を見た後だっただけに、余計にエモさが凄かったですね。終盤の怒涛のラッシュの聴き応えが凄く好きで、これも、生の醍醐味なんかなと実感しました。
INNOCENCEは、何処までも、自由に飛び出せそうな勢いと気持ちよさがありました。この曲を聴き始めて、長いですが、新たな一面を感じ取りました。これも、ライブだからでしょうか?気のせいでしょうか?
IGNITEはオリジナルPVが流れていました。どの楽曲にも、流れてはいましたが、3Dモデルで合成されたシノのんやキリト、デスガンが登場しているカッコいい内容となっていました。
この曲は藍井エイルさんの代表曲と言っても、過言ではない程の人気曲なんで、声援NGとはいえ、会場内の空気はどんどん、温かくなってきた感じはしましたね。エイルさんには、やっぱり、カッコいい楽曲がよく映えるといいますか、何と言いますか。
個人的にラスサビが凄くカッコよくて、大好きです。これが一流のアーティストの底力なんだろうなぁと実感致しました。
こんな勢いで、繰り出される三曲は凄くカッコよくて、とても気持ち良かったですね。本当に贅沢な時間だったと思いますが、まだまだ、イベントは続きます。
今回はここまで。長期シリーズになりそうなので、一旦区切ります。
最後まで読んでくれた方はスキをお願いします。それでは。
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