ソードアート・オンラインフィルムオーケストラとAOFについての感想。

 7月3日に開催されたソードアート・オンラインのオーケストラコンサートと7月4日に開催されたアニプレックス・オンライン・フェスでのソードアート・オンラインの情報についての感想を紹介します。

 このオーケストラを見たくて、色んな配信イベントを諦めたのですが、そんな後悔を吹き飛ばす位に、素敵な内容だったので、まずはそちらからお願いします。

ソードアート・オンラインfilmオーケストラコンサート2021 with 東京ニューシティ管弦楽団

 音楽で綴られるSAOのこれまでの歩みと共に振り返りつつ、壮大なオーケストラでの調べが物凄く良くて、人並みの言葉ではありますが、配信でも伝わる素晴らしさが素敵なんですよね。

 アインクラッドやフェアリィ・ダンスと言った映像のチョイスは勿論のこと、その時を思い出すように好きな楽曲が流れるのが、いいんですよね。個人的に一部のアインクラッドのキリアスのいちゃいちゃの時に流れる曲が好きでした。申し訳ないのは、SAO好きなのに、サントラを買ってないという事実。好きなのに、円盤も持ってないという事実。

  因みにa tender feeling という楽曲です。この曲をプロの人達の演奏というのが、心が温かくなりました。これはいつか、SAOの買わないとなと思いつつ。

 ユウキの亡くなる場面も流れていたyou are not aloneなんですが、あんまりにも、心に深く、強く、突き刺さるので、ちゃんと目視出来ず、聴いただけで、終わってしまいました。SAOはそういう心象風景と共に観ている印象なので、どうしても、辛いの度合が一段も二段も増すと言いますか。この曲自体はとても好きで、ユウキの生きた証が詰まってて、とにかく、辛いのですが、その分、忘れられない一曲と言いますか。

 アインクラッドは全巻持ってるんですけどね。後はオーディナル・スケールも持ってますが、劇伴って、ハードル高くてとかじゃなくて、買わなくてもいいかなと何処か、一線を引いてしまうんですよね。

 そんなサントラの御名前も分からないような、まだまだ三流のSAOクラではありますが、そんな僕が一番好きなアインクラッドのアップテンポで、疾走感のある音楽や優しいメロディの音楽と数々の楽曲をこうやって、聴けることが嬉しいと言いますか。

 そんなマスク着用のままでの演奏の方もいましたが、皆さんの圧巻のパフォーマンスに終始、釘づけでした。ピアノソロやトランペットの細かな演奏うと物凄く素晴らしいですが、その中でも一番異彩を放っていたのは、間違いなく、ボーカル担当のremiさんでしょうね。彼女のパワフル且つ、力強い声でこれまでの楽曲やユナ楽曲のカバーと言ったシーンの数々が一度聴くと忘れられないと言いますか。神田沙也加さんバージョンとは違い、攻撃力の高い歌声にとっても、痺れてしまいました。本当に販売して欲しい位のクオリティで、こんなイベントをいつか、生で聴きたいなと思いました。

 劇伴の凄い所は基本は同じかもしれませんが、シーズン毎に楽曲が微妙に違っていて、例えば、アインクラッドなら、夢と希望が詰まった新世界、フェアリィ・ダンスは何処までも飛んでいける大空、ファントム・バレットは暗鬱で疾走感ある荒野、マザーズ・ロザリオは優しくて儚い理想郷等。(個人の主観です)そんなどの曲にも、それぞれのメッセージ性が1つ1つに詰まっており、アニメと相互作用しているかが、劇伴1つでも、違いを見つけるのも、面白いかもしれません。

 最近はこのような形でのアニメの劇伴を聴く機会も増えましたが、そういえば、僕は劇伴聴くのが、好きだったなと思い出しました。(裏切者)

 昔は相棒の劇伴買ってたなぁと。アニメやドラマも含め、BGМなんて、現実では、当然のように、流れてはないじゃないですか。そんな空想の物語だからこそ、こうやって、その作品を盛り上げる劇伴って、最高のスパイスでそれを作り上げた梶浦先生には頭が上がりません。

 劇伴の面白い所は何と言っても、どの楽曲も全然違うということ。それぞれの劇伴にそれぞれの旨みがあり、それぞれの良さがあるということ。例えば、梶浦先生は何処か、楽しそうに見せて、ダークな世界観が同じ世界観に共存共栄していると言いますか。僕が梶浦先生を知るきっかけは確か、wikiでSAOの人を調べてた時だったと思いますが、まさか、Fate/zeroやstayNight、まどか☆マギカの人が同じということや、Kalafinaさんの楽曲といったプロデュースをしているなんてという驚愕から始まったと思います。

 梶浦先生は調べてみると基本はバトル系のバチバチの作品が担当で、まさか、アスナさんの時に流れるような優しくて、何処か狂おしい楽曲も書けるんだと何て、失礼極まる発言ではありますが、これがプロなんだなと。

 セブンズルールでもやってましたが、基本、劇伴は同じ楽曲の使いまわしにはなりますが、そのアニメの場面毎に使い分け、構成し、この曲ならこれとそれぞれで、変わっていくのが面白いなと心底思いましたね。こうやって、曲が出来て、あの曲が流れるとあの場面だとフラッシュバック出来るのも、劇伴というアニメには欠かせないパーツとしての一端を担っていますよね。

 個人的に最後のlongingが良かったです。迫力満点であのPVをちゃんと観たいなと凄く思ったので、円盤待ってます。

 これからも、オーケストラの講演は続きます。京都、福岡、愛知にて、開催されますので、詳しくはこちらをご覧くださいませ。

https://sao-orchestra.net/

 アニプレックス・オンライン・フェス

 プロローグ

 7月4日にyoutubeにて、配信されたアニプレックス作品の紹介するというこんなご時世だからこそ、観られる内容が公開されました。全世界同時配信ということで、英語ベースでの紹介やライブ、アニプレックスが誇る看板コンテンツの宣伝といった豪華な内容を無料で見られる夢のような内容となっていました。そんな中でのソードアート・オンラインのお話、LiSAさんのライブについての記述をさせて貰えたら、嬉しいです。

 今回の特番はキリト役の松岡禎丞さんとアスナさん役の戸松遥さんと共にこのSAOについての振り返りをする番組でした。これまでのキーパーソンと呼ばれるプロデューサーや声優さん、原作の川原先生と言った面々と共にアスナさんと共に振り返るアスナさん大好き勢の僕には眼福な内容でした

二見プロデューサーのお話し

 僕的に嬉しかったのは、ゲーム制作の二見プロデューサーのサチとアスナさんが対を為しているというお話を聞いたのですが、成るほどなと思いました。サチはありがとう、さよならという守って貰った感謝でのお別れに対し、アスナさんはごめんね、さよならという言葉でのお別れで、ヒースクリフからの攻撃に倒れてしまいました。その言葉は本当なら、キリトを守るから、私も守ってねという気持ちだったのにという悔しさが出たあの言葉が忘れられないなと思ったというお話でした。

 そのお話にアスナさんのことばっか見ているアスナバカの僕も全然観てなかった着眼点と言いますか、キリトという繊細な少年を2人のヒロインを通して、彼への感謝とその台詞に全てが詰まっていると何だか、物凄く切ないと言いますか、まだまだ、理解度が足らないなと反省してしまいました。

 どうしても、アインクラッド14話「世界の終焉」というエピソードが好きになれず、自分の中であの作品を見ると煮え切らない感情に襲われるんですよね。アインクラッドはスキだけど、此処はなぁと思って、何度かは、観ていますが、未だに踏ん切りがついてないので、果たして、このお話をちゃんと僕の中で消化できる日は来るのでしょうか?

日高里菜さんのお話し

 その他にも、シリカ役の日高里菜さんのお話の中でアスナさんには敵わない、アスナさんなら、どうぞどうぞに凄く嬉しくなったのですが、それ以上に忘れられない回がオーディナル・スケールでのアスナさんとシリカの観方が凄く好きというお話が印象的でした。ずっと、僕もそうやって、観ていたので、嬉しくなったし、松岡さんも戸松さんも同じように観ていたというお話に物凄くテンションが上がりました。

 前にも書いたかもしれませんが、オーディナル・スケールのメインヒロインはユナと見せかけてのシリカで、アスナさんは主人公なんだよなぁと思わせる程、この原作でも中々、描かれなかった2人の関係性を描いており、とても、気持ちが温かくなりました。シリカを庇ったアスナさん、そんな記憶を奪われ、空回りするシリカ。そんな中でラスボスとの闘いでシリカのピンチに現れるアスナさんのカッコよさとあの場面で思いを遂げる場面が百合司教としては、ンンンンンンンと観ていた時から思っていたので、ようやく、公式としてのお許しを得たと思い、オーディナル・スケール大好きな映画なので、とてつもない位に印象的な場面でした。

 川原先生のお話し

 その中でも、忘れられないのは、原作者である川原先生のアスナさんについてのお話ですね。最初期のアスナさんは笑顔が少なかったらしく、その中での戸松さんの第2話の演技での笑顔が先生には忘れられなかったとのこと。それを観てから、アスナさんの笑う場面が増えたのだとか。川原礫チャンネルのお話ではありますが、リズのキャラは今と昔では、全然違うらしく、今のキャラは高垣彩陽さんのキャラに寄せているとのこと。如何にアニメが世界のみならず、原作者様にも影響を及ぼしているのかが、よく分かるお話でした。

 アスナさんは原作者ですら、分からないというのも、また、面白い。

 それから、川原先生からのキリトとアスナさんはいつ、結婚するのかという質問をお2人に問いかけ、松岡さんと戸松さんが考える場面がありました。松岡さんは26歳位と現実的な回答をする中で、戸松さんはいつ、結婚してもいいんじゃないかとの答えにとても、突き刺さりました。

 だって、この2人は200年別れることが無かったのだからという言葉に分かりみしかないなと心底、強く思いましたね。これ以上、良い言葉はないので、これ以上は蛇足なので、控えますね。1つ言えるのはスキ。

 それに仲良しこよししてる訳でもないのに、SAOチームの連帯感とチームワークの良さ、仕事仲間であり、戦友と言った雰囲気の彼らに信頼しかないなと強く思わずには、いられませんでした。

プログレッシブ公開日は10月30日

 その中でソードアート・オンラインプログレッシブ星無き夜のアリアの公開日が明らかになりましたね。公開は10月30日を予定します。

https://sao-p.net/

 今回は原作とは少し変わっている所もあるらしく、アスナさんがログインするまでの結城家SAOで闇が深かった彼女のそれまでやアスナさんの視点で描かれる物語で進むあの一話と二話での奮闘等々。色んな視点で見られる内容になっているので、これは期待せずにはいられませんね。

 因みに僕は前売り券を既に三枚買いました。デジタルで一枚、プレゼント付きを一枚、劇場で一枚と三回は確保したので、また劇場で一枚買う予定なので、頑張ります。

 最後に言いたいのは、そんな中で、SAO特番の前に公開日のメインビジュアルをネタバレして、ツイッターに拡散していた輩がいたこと。世の中、誰だって、承認欲求には抗えないし、僕も認めて欲しいと思うことがしょっちゅう。しかし、それはルールを守った上でのなんですけどね。僕も褒められた人間ではありませんが、皆で楽しくする為には、多少の協調や相互理解が必要なのかなと言う感情とそんなこと言っても、こんな高度な情報社会なんだから、無理でしょうという気持ちの二つに押しつぶされてしまいそうです。

 そんなことはさておき、まだまだ、公開からの時間は長いですが、いざ、公開となったら、早いんでしょうねと思いつつ。

 本当にSAOには感謝しているので、その来るべき日が来ることを今か今かと楽しみに待っています。

 LiSAさんのライブPART

 アニプレックス・オンライン・フェスでは、ソニーミュージックが誇るアーティストの皆さんの歌唱PARTが配信されており、ReoNaさんのANIМAも流れていたのですが、個人的に大トリのLiSAさんのcrossing fieldがとても良かったです。不快な気持ちになったら、申し訳ないのですが、今時の人にとってのLiSAさんと言えば、炎と紅蓮華なんだろうなと思い、きっと、この楽曲は選ばれないんだろうなと思っていたので、余計に嬉しかったです。(二曲目は紅蓮華でしたが、後々、考えてみると配信の内容から、これしか考えられないよなとは、思ってたりして)

 この曲が好きもあって、SAOという世界に埋没するきっかけにもなったので、とても嬉しいし、この曲のサビ部分。夢で高く跳んだという歌詞からの盛り上がり部分が最高に好きで、人生で一番好きなアニソンと自負出来る位には、好きな楽曲なので、嬉しいが天元突破してましたね。

 SAOという夢のような世界で捕らわれる彼らを思いつつ、そんな世界で闘う彼らの思いをLiSAさんらしく、応援するメロディ、歌詞が好き過ぎて、辛いです。こんなに好きなのに、中々、この曲好きというオタクが居ないのが、残念です。

 二番のメロディのわざと外す感じも、好きで一体、何度リピしたことか?途中の間奏がボルテージをガンガン突き上げていくのも、魅力的。最後のPARTの夢でぇで区切り、たぁかく飛んだぁーの歌い方もガン刺さりしているポイントなので、おススメポイントではあります。もっと、この曲を色んな人に布教したいなと思いつつ。生で聴きてぇな~(´;ω;`)

 他にも、シルシ、 No More Time Machine,二番目にスキなCatch the Moment、 Thrill, Risk, Heartless等々のスキな楽曲いっぱいあるので、今1つ言いたいのは、鬼滅だけやないんやで。

 最後に

 まぁたまた、滅茶苦茶、書いてしもおた。アニメも終わり、最近はアリブレを始めたりとまだまだ、僕の中でSAOは続いています。この気持ちを忘れず、これからも、アスナさん含め、応援宜しくお願いします。

 いずれ、これまで、参加したイベントレポもまた挙げたいし、色々なことを沢山書いていきたいですので、お楽しみ下さいませ。


 それでは、バイバイク


 

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