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溢れてこぼれ落ちていく

仕事をしている時、歩いている時、お風呂に入っている時。

書きたいことが溢れ出てくる。

付箋にキーワードを次々に書き込む。

なのに、

こうしてパソコンの前に向かうと、水のように溢れるほどにあるはずだった書きたいことが砂のように掌からこぼれ落ちていくこの感覚。

どのタイミングで水から砂になっているのだろうか?

怖い。

砂になった付箋のキーワードたちが重なって、積もって、化石になってしまいそうになる。

焦る。

水のように溢れて、付箋に与えた潤いを海まで流してしまいたいと思っているのに

簡単にはいかない。

(Photo by karatchi、Thanks!)


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