マガジンのカバー画像

ボディーワーク

44
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

繊細になるには強くならねば

繊細になるには強くならねば

身体のことをやっていると、「強さ」と「繊細さ」は両輪であることを実感する。

ここでいう繊細さとはちょっとしたことで傷つく弱さとしての繊細さではない。外界からの情報を余すことなく受け取れる、高い感受性としての繊細さだ。

強さとはアウトプット、繊細さとはインプット。そういう対の関係。軍隊なら強さは戦力、繊細さは情報力。

どんなに戦力が高くても、情報線で負けていてはどうしようもない。敵の接近に気づ

もっとみる
武術とわたし。

武術とわたし。

私は「古武術やってた人」というイメージがついちゃってますが、実際はそんなに真面目に稽古をしていたわけではなく、ただなんとなく続いていたという感じなんですね。そもそもが、私に暴力を振るっていたDV彼氏が引っ張って連れて行ったのが古武術の先生のところだったのです。

DVをする人たちというのは、一刻たりとも自分の側から彼女を離したがらないのですよ。自信がないから。誰かに取られたりすると怖いから。な

もっとみる

メモ

カラダの第三層は無意識と繋がっているという仮設。

自分の意識でコントロールしよう、握って動かそうとすると鰻のように逃げる。

意識の力を抜いて流れている無意識の流れ(言葉かぶってる)の道筋は変えられる。

意識→無意識 でなく 無意識→意識

順番を逆にする。

無意識を圧力、負荷で開くのでなく抜いて開く。

直感が遊べる世界。

意識とパラレルに流れている無意識の力。
くっついているものと考え

もっとみる
連載 ココロとカラダを繋げる ボディコンシャストレーニング06「体のなかにある方向性を感じる」

連載 ココロとカラダを繋げる ボディコンシャストレーニング06「体のなかにある方向性を感じる」

この記事は有料です。

巷に溢れる様々なトレーニング理論。それぞれに新しい知見やグッズ、時には有名選手のお薦めもあり、どれも魅力的ですよね。だけど本当に大事なことはトレーニングを行うあなた自身。誰かが「正しい」と言われる方法や理論を「正しく」実践しようと思うあまり、自分のココロやカラダがどう感じているかを忘れていませんか?

この連載ではトレーナーでありロルファー™️である大久保圭祐さんが、ボディ

もっとみる

圧のかけあい

世の中のコミュニケーションの大半は、圧の掛け合いなのかもしれない。自分自身がほんの少し前まではほぼすべてのコミュニケーションがそうだったし、今もそうなってしまっていることがある。そういうコミュニケーションのスタイルは緊張を相手だけではなく自分自身にも生み出す。自分自身にもダメージがあることを自覚していながら、そういうことがあるのは滑稽にも思える。犬と犬が出逢っても威嚇し合ったりするのだから、圧の掛

もっとみる