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ビジネスからの学び 老舗力
ボクらは、BLACK BOX世代だ。つまり、機械の仕組みや中身などを知らなくとも操作だけで使う。仕組みや中身のカラクリは皆目知らない。どうやら、言葉から人間関係もがそのようだ。生来の勘が鋭いことが、いずれにしろ必要な時代かもしれない。また、それを形だけでマネをすると成人前に、人生の宝探しの土俵に乗れなくなる。自由と言えば自由だか、...。
ところで、かつての町の商人は勘の良さが求められた。また、人当たりや立ち回りの所作が必要であった。そのために、男は武道を学んだり、女は茶道花道などを通じ品格を身につけた。もちろん、商人は読み書きと算盤は必須であった。
一方、商人が商いする物は工芸職人が職人らしい人格を磨きながら製品を作り上げた。農作物をこしらえる農家もだがいはない。工芸品や農作物は、こうして名産品とか名物と呼ばれるようになった。
先の品格を持った商人が良品を販売して、お客様の期待を裏切らない。そして、その商いを長年継続する事で、日本では老舗とか看板とか呼んだ。".ブランド"って言葉は、そんな意味合いと理解している。手を抜けば落ち。努力すればさらに格が上がる。
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