かわせみ💎野鳥写真館
【巻頭言】
彼岸入りの朝、親父がカワセミとなって山王川に現れた。それから、一年後...
かわせみ💎野鳥写真館縁起
2014年7月13日、ボクはバードウォッチングを始めた。
以前から、野鳥の観察か小川の雑魚釣りを趣味にしたいと思案していた。二者択一に悩んでいた。ボクは尻の重さに辟易であった。
もっともボクは、父の一周忌に向けて納骨と墓の準備で、心に余裕がなかった。命日の六月一日の少し前に、一周忌の法要が終えた。わずかではあるが、一人息子の役割がおえた担えたきに気でいた。
ここは本人の気分を尊重しよう。ただ、半分以上は家内に助けてもう。そして、かってに一段落したと決めつけ、今こそ何かを始めようと思う。
ボクは子どもの頃、雑魚釣りを楽しんだ。朝から晩まで近所のお川で、ハヤやオイカワを釣った。なぜか当地では、オイカワをワカサギと呼んでいた。
ボクはバードウォッチングか雑魚釣りかを迷った挙句、バードウォッチングをしようと決める。ボクはどうやろうかと考えていた。これでは、再びタイミングを失うと考えながらも。
いっそ、どこかのバードウォッチング・グループに所属し、行動しようとボクは思った。ところが、その場がボクには分からない。ならば、日本野鳥の会に入会しようと決めた。ボクはそこから情報を得ようと思った。
早速、日本野鳥の会ホームページで、活動内容や手続きの方法を調べた。入会の手続きは、IPadで行った。“おおぞら会員”といって、全国会員と支部会員になる所属のあり方を選択しました。
いずれの会報とショッピング情報などが、毎月郵送されてくる。また、定例会参加時の保険なども整備されている。という訳で、七月から正式な日本野鳥の会会員となった。
活動を開始する前に、準備する道具がいくつかあるとのこと。こうであるべきは、ないらしい。服装は、普段着でよい。ただ、鳥が嫌う赤や黄色以外の身なりが好ましい。LL.Beenやcolumbia等を思い浮かべていただければ良いと思う。帽子は必要です。
靴は、歩きやすくしっかりとした紐靴が良い。これは、履き慣れているリーガルウォーカーにした。雨具やウィンドブレーカー、またタオルなどは通勤用と兼用とした。カメラや録音機材等は、しばしiPhoneでいいと合理化した。唯一、購入したのは双眼鏡でした。
ボクはカメラのキタムラに足を運んだ。数千円の物から二万円代の双眼鏡が陳列してあった。その下に、数社の双眼鏡のカタログがあるのに気がついた。Nikonのカタログを真っ先に手にした。
能書きを見ると8×36~10×40が適していると書いてある。さらによく読むと、8は8倍の大きさに、36は先端のレンズの径であることがわかる。8倍とは8㍍の物が1㍍先に見え、それを先端が36㍉のレンズで見ることでした。
のぞいてみると、確かに数㍍先の物がびっくりするほど大きく、またハッキリと見えた。Nikonのカタログでは、モナークという括りが、主に探鳥用と知る。ふと、陳列ケースを見上げるとモナークの中上級者向けの機種モナーク8×36が超特価品として陳列してある。
ボクは親切そうな店員を見つけ、その訳を聞く。「もうすぐ、カタログから外れるのでセール品にしました」とのことであった。しかしそれは、きわめてベーシックで軽く上級者からも愛されているモデルであることを知る。定価36,600円、キタムラ価格28,800円、さらにセールで21,000円に。迷うことなく、Nikonモナーク8×36を購入した。これで準備OKとなった。
偉そうにも、ボクはNikonモナークを持つ日本野鳥の会会員となった。双眼鏡をはじめ、バードウォッチャーの見てくれが整いました。
そして10年後に、「かわせみ💎野鳥写真館」の作成を自分に誓った。
かわせみ💎野鳥エッセイ集
新 かわせみ💎野鳥写真集
誓いの達成
これで一旦、10年前の誓いを達成とする。内容は幼稚であるが、それはそれでよしとする。また、安近短(身近な)のバードウォッチングは、これからも続けます。
かわせみ💎