ミドルエイジクライシスとその対策
同じ年の友達が「ミドルエイジクライシス(中年の危機)」になってしまいました。今までがんばってきたことが一段落して、改めて「さあ、これから私の人生どうしよう」と自分の行く方向がわからなくなり、不安に襲われているのです。
自分もいつそういう状態になるかわからないので、ミドルエイジに関する本を探しました(困った時、私はいつも本にアドバイスを求めます)。それでPhaさんの「パーティーが終わって、中年が始まる」に出会いました。Phaさんは京都大学を卒業したにも関わらず、定職につかずニートになった方です。そんなPhaさんが中年になってからの心情の変化を感じるままに書いています。
同世代として、共感する部分が多かったです。私もPhaさんのように若い頃は夢中になれたことに、最近は冷めています。例えば昔は一人旅に行ったりしたら、すごく興奮して楽しかったんですが、最近はそんなに夢中になれなかったり、大好きな本屋に行っても、それほどテンションが上がらなかったり。感度が鈍感になってしまったんでしょうか。トキメキが少なくなって、なんだか寂しいです。
若い時代は、それはそれで大変でした。モラトリアム時代で、自分が将来どうなるのか、どちらに進むのかわからず、手探りの状態で、不安が常にありました。中年となった今は、もう大体の行先が見えています。昔に比べて無茶や冒険もしなくなりました。これが年をとるということなのかな。。。
いやいや、人生まだ続きます。もっと自分が本当にしたいことをしていきたい。このままボーっと流されるように人生を歩むのではなく、もっと積極的に自分の人生を生きていきたい。でも自分が本当に望むことって何?人生後半戦は何をしていきたいの?私はもっと自己探究をしないといけないことに気づきました。知っているようで、よく知らない自分。
そう思った矢先にいい本に出会いました。またしても!今度は「書く瞑想」です。ノートに書くことによって、本当の自分を探っていけます。
そして「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」。これは1冊のノートで日々の営みを管理し、改善していけます。
やはり困った時は本ですね!ピンと来たこの2冊で自己探究のためのツールを手に入れました。ツールはずばり「書くこと」!それで自分と向き合うことです。書くのは好きなので、私にはいい方法です。これで自己探究をして、人生を望む方向に舵をきれば、ミドルエイジクライシスに対抗できるかもしれません。「書く瞑想」と「バレットジャーナル」の実践報告はまた次回しますね。