"死"の嘆き
少しストーリーです(⚠️下手くそです)
ストーリーというより、書きたい事書いてるだけみたいな感じですけど...
"死"の嘆き
死は今日も、見ます。
希望に満ち溢れているはずの人が、
悲しく去っていく。
未来に希望を持つはずの若い人が、
悲しく去っていく。
人生の始まりの小さい子が、
悲しく去っていく。
優しくて、人の為に生きていた人が、
悲しく去っていく。
死は思います。
何故、人がこんなにも悲しい形で、
自分たちの元に来るのかな?って...
死は、下を俯いてる若い人に聞きました。
「どうして、僕らに助けを求めたんですか?」
若い人は、言いました。
「もう、どうしょうもなかったんだ...。毎日毎日が辛くて、頑張って生きても、幸せが来ないんだ...」
死は、若い人に慰めをしました。
「よく頑張って生きましたね。僕らには、助けを求める事を、否定も肯定も出来ません。けど、あなたが、頑張って生きたのは確かですよ。」
若い人は、泣き続けました。
綺麗な涙を、流していました。
死は、
次に、さらに若い人に聞きました。
「ねぇ、何で僕らに、助けを求めたの?、出来たら話してくれないかな?」
その人は言いました。
「私は、周りに認められるよう、必死に頑張ったんです。けど、周りの大人は、そんな頑張りは当たり前でしょ。そんな頑張りは普通でしょ。って、もう、何の為に頑張ってるんだろう?って、分かんなくなって...」
死は、聴きながら慰めました。
「辛かったね。本当によく頑張ったね。君の頑張りは、きっと君にプラスに働いているはずだよ。君の今までの頑張りは、僕らに助けを求めたからって、マイナスになる事はないからね。」
さらに若い人は、涙ぐみながら、
頷きました。
死は思いました。
僕らに、助けを求めている人は、
きっと、もっと光を見たかった。
けど、
あまりにも、誰も助けてくれず、自分に人一倍厳しい人が、抱えきれなくなって、求めてしまうんだって...
死は、自分たちに助けを求めている人たちを、
集め、話しました。
「本当に辛かったですよね。皆さんが頑張った証は残り続けます。だから、決して、ここに来てまで、自分を責めないで下さい!、本当に、優しくて、頑張り屋さんな皆さんが、ここでは、笑顔で過ごせますように。」
死の話を聞く人たちの目には、
涙が浮かんでました。
とても綺麗な涙です。
どんな高価な宝石も、敵わない、輝きを放つ涙。
闇が目から溢れて、
闇に包まれていた心から、元の美しい心に戻ったり。
死は、思います。
ここでは、楽しく過ごしてほしい。って。