もっといい家に住んでいればおじいちゃんは倒れなかったかもしれない
私が小学生のとき、おじいちゃんがお風呂からでたあと
脱衣所で倒れ、救急車で運ばれた ということがありました。
その当時の私はわけがわからず
お風呂場でなんでたおれたんだろう...
おじいちゃん死んじゃうんじゃないか...
といった不安と怖さでいっぱいでした。
そのあと病院で 脳梗塞 と診断され、入院生活を送ることとなりました。
その後無事退院できましたが、
退院後も、入院前と比べ、いっぱい外を歩き回ったりすることが減りました。
また、声を発しづらそうになり、言葉が聞き取りづらくなったのを覚えています。
当時はなぜおじいちゃんがお風呂場で倒れたのかまったく分かりませんでした。
しかし今なら、
なぜあのときおじいちゃんがお風呂場で倒れたのかわかります。
原因は「ヒートショック」だったのではないかと思います。
ヒートショック みなさんはご存知ですか?
ヒートショックとは、気温の大きな変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを指します。
きっとおじいちゃんも、冬場、温かい湯船からでて寒い脱衣所にいったことによって、大きな気温差で体に負担がかかり、血圧が上下して脳梗塞がおこり倒れてしまったんだろうと思います。
実はヒートショックで倒れる人は年間1万5千人ほどいて、
交通事故死亡者数の約4倍もの人が、ヒートショックが原因で
亡くなっています。
過去のnoteの記事でもヒートショックについて書いた記事があります。
この記事のなかで なぜヒートショックが起きるのか、どうやって対策したらいいのかなどが載っています。
夏が終わり、これから寒い冬がやってきて
家の中(気密断熱がちゃんとおこなわれていない)だと
暖かい部屋と寒い廊下や脱衣所での気温の変化が大きくなって、ヒートショックが起こりやすくなってきます。
ヒートショックが起こる根本的な原因は「大きな気温差」なので、ヒートショックが起きないようにするには「大きな気温差」がない
「高気密高断熱住宅」に住むことが最善だと私は思います。
くつろぐための家で倒れて亡くなってしまうなんて悲しいことは起こしたくないですよね。
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