福祉の利用者本位って
こんばんは
今日は利用者本位について
ぼくの考えを書いていきます
あくまで、ぼくの考えなので
そこは踏まえて読んでください
まず、様々な研修とか、フォーラムとか、協議会とかに参加した福祉職の方は100%聞かれたことがあると思うんですが、
**支援で大事にしていることは何ですか? **
まー色々出てくると思うんですけど、その中に“利用者本位”って出てくることありますよね
じゃあ、
利用者本位の支援を行っています。と話す方は、具体的に気をつけていることは何ですかね?
現場職員からよく聞くのが、
利用者さんの希望を叶えるようにします
かな、と思います
どうでしょ、言ってませんか?
では、
お風呂に入りたくない利用者さんは、清拭で済ませ、偏食ならカップ麺だけでもOKにします
そんな決定が現場でされたなら、福祉職なら絶対に放っておかないと思います
でも何故でしょう?利用者の希望なのに
それは私たち福祉職が無意識のうちに、利用者の希望に、対応するか否かの基準を作ってしまっているからじゃないかなと、思います
例えば、
毎朝パンを食べないと満足できないとしても、食べてくれるからいいか
として
偏食で毎食カップ麺じゃないと満足できないとなると、生命(健康)に関わるからどうにかしないと、、、
とかね
利用者の抱える希望や課題、まぁニーズですよね。そのニーズの表面を見て仕分ける基準が福祉職には無意識に作られてるんじゃないかな
悪くはないと思いますが、それじゃあ、あいつの希望は通るのに、私は、、と、利用者は納得しないと思います
当たり前ですが、利用者の本位は受け止めましょう(同調するのではなく)それが、毎日座る位置だろうが自殺願望だろうが
そこから、そのニーズに対応する必要があるか否かを考えるのではなく、僕は利用者と理由を探してみることにしています
毎朝のパンだって
“パンじゃないと暴れるの”
っていう既存職員の声なんて聞きません。
(輪を乱す職員ですね。。笑)
利用者さんが答えを持っているんですから、時間がかかっても、一緒に探してみます
実はトースター使うのが好きだったりね。。。
じゃあ、ピザは。。。みたいな
現場にそんな余裕ないわ!
ってのは分かってます。
あくまで
出発点を間違えないでってことです
表面の問題ばかり目がいき、
“施設として問題なければニーズじゃない”
みたいにならないように、改めて考えてみてはどうでしょう
ということで、
今日は利用者本位に本当に取り組んでますか?
っていう話でした。
読んでくれてありがとう。
サークルもよろしく。
またねー^ ^