″雨の日も悪くないな″と思わせてくれた言葉。
この頃、8月とは思えないほどの雨が降り、地方では土砂災害が発生し、街が雨に飲み込まれた。
リアル″天気の子″だった。
このnoteを書いている今でも雨が降り続いている。
雷もなり始めたみたい。
幸い、愛知県はさほど大きな被害は無かった。
テレビでニュースを見ていると、コロナか災害の話ばかり。見る度に憂鬱になる。
もっと笑顔になる話はないのかと。
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毎日、目が覚めると曇りか雨。最悪。
こんな天気が続くと学校も行きたくなくなる。
そう思っていたのが、ある1冊の本に書かれていた言葉で、そんな考えがころっと変わった。
雨は嫌われ者かもしれないが、雨がもたらす効果は潤いだけではない。
雨のせいで多くの人が家の中でじっと時間を過ごし、頭の中で思考を巡らせているとしたら……それはとても魅力的だ。
塩谷舞さんの、『ここじゃない世界に行きたかった』
に書かれていた文章。
なるほど。
素敵な考え方だと思った。
確かに雨は嫌われ者で、鬱陶しいと思ってしまう。
でも雨は、植物たちの源となり、私たちに考える時間を与えてくれる。
家の中で過ごす時間、雨音を聴きながら勉強や読書をしたり、自分と向き合ったり。
しとしと降る雨の音はリラックス効果があるのだとか。
梅雨の季節に花を咲かせる紫陽花はとても美しい。
雨上がりの胸いっぱいに広がる、あの爽やかな空気。
分厚い雲の隙間から顔を覗かせるキラキラとした太陽。
新しい傘を買った時は、雨が降るのが待ち遠しい。
そう考えると、雨っていいじゃん?素敵じゃん?
と、思えるようになった。
雨の日も悪くないな。
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環境がどうであれ、結局どんな時も自分次第。
考え方1つで気分は変えられる。
自分がどんな見方をするかだけ。
毎日ポジティブに。少しずつ変えていこうと思う。
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ただ、人の命を奪うほどの雨はやめて頂きたいけれど。
毎日続く雨の日にて。