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第18回「アーセナルvsバーンリー<プレビュー>お得意様で反撃の狼煙を」

こんちゃ!どうもいったーです。
本当は、大分トリニータのvs札幌のレビューを書くはずだったのですが、生まれて初めてバイトを昼からのシフト(※夜のバイトではなく、アンテナショップレストランです)に入り、リアタイ出来ずに、見逃し配信をさっき終わりましたw
そういえば、今晩はアーセナルvsバーンリーがあるので、先にプレビューを書きたいと思います。

今日は、笑顔溢れるスペインの太陽、サンティ・カソルラ(現アル・サッド)の36回目の誕生日です!誕プレに最高の勝利を届けたいですね。

20-21第11節アーセナルvsバーンリー@エミレーツスタジアム

2021/12/13 28:15キックオフ。
PLになってからvsバーンリー相手に12試合10勝2分と圧倒しています。近年PLの中堅、スモールチーム相手でも簡単に勝てる環境ではありませんが、バーンリーは特にお得意様ということで勝ち星を重ねている気がします。是非とも勝ちたい試合です。

クロス路線は継続なのか?

アーセナルはここ数試合手詰まりになると、サイドを攻略して、クロスを上げる攻撃を選択しています。しかしながら、CFにハンマータイプがいるわけでもなく、クロスのスペシャリストがいるわけでもありません。ですからシンプルに「放り込み」に分類されるクロスでは得点の見込みは薄いと言わざるを得ません。

内容が重複しますが、アルテタ監督が狙うクロスとは、以下の2通りだと考えます。

①ハーフレーンからグラウンダーでスペースに届ける

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②サイド深部を攻略→マイナスクロス

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上記の図である場合、シンプルな身体の強さやブロックでは対応しきれない死角から飛び込んでシュートという形に持ち込むことが出来ます。

ここで問題なのが、クロスを上げる選手の質です。
左のティアニー、サカはクロスの質は高く、加えて2人のコンビネーションも行き詰まったアーセナルでは最大の武器です。グラウンダーのボールや、ピンポイントに合わせるボール、ラフなボールと球種が豊富なことも魅力の1つです。

問題は、右サイドです。

ベジェリンは素晴らしいオフザボールの動きが出来る存在ではありますが、その後のプレーの質が著しく低いです。シュートにせよ、クロスにせよ、まるで意図が感じられない気もします。元々24番を背負っていた頃のベジェリンはクロスの質や、プレー選択も的確でした。自信を戻してかつての彼に復活してほしいところです。

RSBにカンフル剤を!誰が適任??

そこでベジェリンに代わって出場して欲しい選手を紹介します。
〇#17セドリック・ソアレス(元ポルトガル代表)
〇#15メイトランド・ナイルズ(イングランド代表)

〇セドリック・ソアレス

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セインツでPL上陸を果たした、左右両足でボールを扱うことの出来る選手です。昨年怪我明けのアーセナルでのPLデビューとなったvsノリッジ戦では交代後すぐさま、CKのこぼれ球をボレーで叩き込みました。以降ELやカップ戦が主戦場もなっていますが、利き足の右を切られても、左で扱えるスキルの高さ、状況判断力が素晴らしい印象です。また、PLでもシーズン通して戦った経験もあるため、バーンリーのような激しい球際でも問題ないはずです。

〇メイトランド・ナイルズ

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スピードであれば、快足ウォルコット、現職のベジェリンよりも優れているかもしれない存在です。ボランチを希望しており、アカデミー時代も中央でプレーする機会が多かったです。アルテタ監督が就任初期に見せた、偽SB化をする際には彼が適任間違いなしです。アーセナルはボランチがビルドアップでDFラインに落ちすぎ、ミドルサード、ファイナルサードにおける人数不足やアイディア不足を指摘されます。そこでナイルズが偽SBとしてボランチ化すれば、中盤を手助けする存在になりえます。

4-2-3-1を継続か、3-4-3に戻すのか。

アルテタは最近、4-2-3-1多用しているものの、得点が奪えず、失点。敗北という悪循環に陥っています。昨季終盤に編み出した3-4-3ならば後ろ重心となるもののある程度のビルドアップが担保され、守備時と攻撃時に可変システムとなるため、個人で相手との差を生み出せないアーセナルとしたら、構造上ギャップを生み出しやすいフォーメーションであると言えます。

しかしながら欠点として、バック3の左を担う#3ティアニーが欠場すると、代役コラシナチでは再現しにくく、チームとして動きが滞ってしまう再現性が低いところに課題があります。どちらのフォーメーションも一長一短ではあるため、復調のきっかけを掴むために勝利が至上命題のこのゲームでどちらを使うのかも注目です。

バーンリーの狙い。

加えて、アウェイのアーセナル戦に乗り込むバーンリーは4-4-2をベースにします。DF4枚がPAの幅で守るため、横からの攻撃にはめっぽう強いように思えます。特にベン・ミーとターコウスキのCBのコンビはリーグ屈指の屈強さを誇ります。
オーソドックスで英国人が好む、ファイティングスピリットを剥き出しにするゲームを展開し、率いるショーン・ダイチ監督は見た目からも分かる頑固オヤジです。(一貫したスタイルと少ない予算から残留を続けているため尊敬はかなりしています。)

ベン・ミー&ターコウスキーのコンビは絶対的な支柱であるため、注目選手とはせず以下の2人を注目して書きます。
〇ドワイト・マクニール(U21イングランド代表)
〇ロビー・ブレイディ(アイルランド代表)

〇ドワイト・マクニール

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バーンリーアカデミー出身の期待の若手です。もはや、主力中の主力で期待の若手では収まらないポテンシャルを秘めています。一昨年シーズン、冬以降に主力に定着し攻撃力が皆無であったクラブを絶望淵から救いました。左サイドからの抜ききらずともあげられるアーリークロスや、持ち前のスピード、ドリブルスキルを活かした深い位置までのドリブルでクロスを上げます。(なんなら、今のアーセナルに必要な選手です。)キックフォームが利き足は違えど、ベッカムのようでA代表定着も現実的な目標となってきました。

サイドアタッカーの固定概念である、守備が穴になることも少なく、チームスタイルとマッチしたハードワークも特徴です。深い切り返しから内側に侵入し、アーリークロスという形が得意であり、昨年のエミレーツでのゲームではCFバーンズのゴールの起点となりました。

〇ロビー・ブレイディ

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彼の左足は魔法そのものです。ハル・シティ、ノリッジ、バーンリーと各クラブが降格したとしても、しっかりとPLに存在し続ける、左のスペシャリストです。SBからWB、SH、WGまで左サイドの全レーンを担当することもできます。バーンリーに移籍したからは、上記のドワイトマクニールの存在もあり、出場は制限されていましたが、ここ数試合では起用されています。

アイルランド代表の時でも見せる、セットプレーでの彼の左足は要注意です。アーリーでも深い位置でもボックス内の仲間の位置に合わせてクロスを届けることができます。

今季はバーンリーの試合はあまり見ることが出来ず、左サイドのスペシャリストであるマクニール、ブレイディが同時にピッチに立つことが不思議です。その際、彼らの共存という点で、両サイドに配置するのか、縦に並べるのか2人のポジションも注目です。

まとめ(希望的観測)

ELでは全勝で首位通過を果たしました。最終節は消化試合ということで、アゼィース、コットレル、バロガンとアカデミーのキッズが躍動しました。
加えて、エルネニー、セドリック、ナイルズらの活躍も光りました。ELとPLでメンバーが固定化されているとは言え、PLメンバーはリーグで勝っておらず、チーム内で競争させるという観点からもメンバーの入れ替えがあってもいいころではないでしょうか。お得意様バーンリーということで、オーバメヤンの爆発も期待できます。
みなさんもリアタイで応援しましょう。

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それではこのへんで、、、

ばいころまる〜

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