楽しみになる、明日を繋ぐこと
2024.06.22
きのう、就職活動を終えれたなって思う日を迎えました。
始めたのがちょうど1年前の6月末、選考に参加し始めたのは10月、第一志望に出会えたのは2月、初めての内定は4月、
選考に参加したのは42社、説明会だけだと100社超えていました。
正直、紆余曲折、七転八起どころか十転十起、正規ルートではない就活だったけど、私はこれだけ自由に転べるのは人生最後かも知れないと思いながら転びまくり、ちゃんと納得した結論を得られたなって思います。来年度からデジタルマーケティング業界へJOINですん🎶
自分の振り返りも兼ねて、、具体的に何をしたのかを残したいと思います。
大前提、私は一度きりの人生だし、どうせいつか転ぶんだし、
好きな方向に、前に転んでいきたい。自分の幸せを、生活だけでなく仕事にも求める人です。
平均との比較で見える幸せ、自分の軸に基づく幸せって別と捉えているんだけど、私は後者がかなり強いので、
ワークライフバランス、ネームバリュー、安定性、とは無縁です。
あと、日本に住むことにこだわっています。
平均との比較で見える幸せに価値をおく人は、Uターンした方がいいかも。きっと非効率すぎて吐き気のする就活体験記に見えるだろうからね(笑)
私はネームバリューにこだわれる人が羨ましいと思ったことが何度かあったけど、嘘を上手につけないから、諦めました。
書いてみたらかなりベンチャースピリット強めな文章になったので、特にベンチャー志望の方に刺さればいいな〜あはは
あと昨日、同じ国際教養学部の友達に会ったけど、「うちの大学は外語・英米が有名なのにわざわざ国教を選ぶ時点で、世間一般の正しいと言われるであろうルートから少しズレてるよね。」て言ってて、確かに。って思った。だから多分色々世間一般じゃないかも。
私が叶えたいことを見つけたまでの話は、また別で書いてみようかな。
とりあえず、以下が私の就活体験記です。かなり長い。
結論、就活して良かった!
色んな人に出会えて、楽しかったこと、新たに学んだことたくさん!
基本情報と就活に対する考え方
文系の地方私大。大学については、正直何もバリューとか取り柄とかはないです。私は好きだけどね。
資格はTOEICとHSKのみ、言葉は趣味なので、海外関連では見てません。
アルバイトは塾講師とコーヒー関連。部活は中高吹奏楽部。
性格は素直・真面目、思考体力がすごく高いってよく評価されました。
あとウェットよりドライ、筋の通った率直な意見を好むタイプです。
会社のこと、ビジネスの仕組みは今でもまだ勉強不足だけど、
就活とは、これから10年頑張ろうと思える環境選び。30歳になっても、ここならいれそうだなって思う場所を選ぶ気持ちでいました。
新卒就活は、理不尽なことが多い。
くっそー!理解できないー!!!と叫んだこと、たっっっくさんあった。
誰のせいでもない、現実だから、事実だからと諦める必要なことは存在していると思う。
理不尽で変えられない部分はどこなのか、を探すこと、可変的な部分はどこなのかをしっかり抽出していくことが、人生これからとても大事なんだろうな〜と思いました。
私はかなりの負けず嫌い、意志が強く、自我がある方なので、一概には言えないけど、「正しく自責・自省すること」をすごく学べました。
人によって受け入れられる度合いは違うから、その度合いも把握して、それにマッチする環境を探すのも一つ。
でも、どうか自分を諦めないで欲しい。幼い頃にぼんやり思い描いた夢でも、忘れずに持って良い。その想いをちゃんと磨き上げれば、叶えられる余白があるのが新卒就活のいいところだと思います。
インプットとアウトプットを諦めないで、楽しみに思える明日を想像しながら、うまく付き合っていけば人生きっと大丈夫-_-b
あ、あと、私は消去法の人間なので、効率が悪いこと、かなり多いです。
でも納得いく結果が欲しかったので、就活も消去法的に進めました。
始まりました、25卒(2023.6~)
とりあえず各種就活支援サイトやアプリを登録して、就活とは何かを理解しようとしました。なので(?)真っ先に人材業界にお邪魔しました。
(現実は、優しくなかった。人材市場。)
まあ、やってみないと分からないことばかりなので、夏休みはとにかく色んな業界を見て、それぞれのお仕事の特徴や、自分の適性を探ってました。
あと、自己分析は好きなので、6月から大量に言語化をしてました。手書きなのに、頭がおかしい量を毎日書いてました。
無形商材中心でしたが、人材、IT(インフラ、SIer、通信)、生保損保、政府系機関、金融、専門商社、、、
実はこの時点では、マーケティングは一旦外してました。
理由は、大学でマーケティング関連の授業を5個ほど履修したが、これを仕事にできる人に憧れてしまい、自分にその適性があるかどうかを知らずに踏み入れるのが怖かったからです。
あらかじめに言いますと、マーケティングは、魔法のような言葉だし、魔法のように捉え所がないと思っています。
かつ、ただの一手段であり、その先にある達成したい目標がない限り、何にもならない、そんなものです。(本当に、ただの学生の、個人的な意見)
秋になり、いくつか(自分について)気づいたことがありました。
絶対の無形商材。有形だと、より良いものを探してしまい、苦しくなる。
私は、今はエンジニアにはなりません。アレルギー的な無理があった。
政府系と教育は除外しました。学んできた分野だからこそ、できることの範囲を知っていて、それを楽しめなくなっていた。
ネームバリューには全く興味がない。
想定してなかったけど、ベンチャーも視野に入れるべきかも。
私は多分第一志望に出会うまですごく時間がかかる。
今になって振り返ると、いくつか改善点があります。
自己分析、間違ってはいない。が、正しくもなかった。本当に欲しいものを4月にやっと言葉にできた。でも、苦労したからこその納得感・気持ちの強さはあるので、結果的には頑張って良かったと思う。うーん、もっと素直になれたよ!でも、粘って良かった!
適性に恐るな。できるかできないかで判断されないのが新卒就活なので、いかに自分がやれますってのを根拠づけるのが大切だった。
面倒でも、もっとESを書いてみて良かったかも。初めから、質を求めすぎてたかもしれない。
早期化は本当だった。外資系やコンサルを目指すなら、ただの情報収集だけでも4月に始めよう。その方がかなり楽だ。
根気だけで生き残った秋冬(2023.10~)
9月、路頭に迷う。順調に迷って迷ってたら、10月でした。
いくつか印象に残った企業の早期選考に参加したり、練習と思ってメガベンチャーの選考会・GDに参加しました。
10月は、ぜ〜〜〜〜んぶ1次面接で落ちました(笑)(笑)(笑)
だが私は案外屈強なので、2月までのほぼ4ヶ月間は、1次面接落ちばかりしながら、GDとWebテストは、90%の通過率を誇りました。
実はこれくらいの時期から、コンサル・シンクタンク・リサーチ業界を勧められ、Big4含め、同業界の色んな企業を見てました。
母校の就職先資料を、2014年度から2022年度まで全て目を通し、同業界っぽい企業を片っ端から全て検索する奇行にも走りました。
ちなみに、冬インターンにいくつか参加しました。
特に印象に残ったのが、某大手シンクタンクさん。適度にドライで少数精鋭。こういう組織がいい、居心地が良いと、素直に思いました。
あっという間に冬になってしまったけど、学んだこともちゃんとあります。
GD、特にコツはないが、冷静にPDCAを考えよう。事実・解釈・行動。あとは、静かな人を見捨てないこと。正解にこだわりすぎないこと。
Webテストは勉強するのみ。(3冊解いた)
理想と現実をしっかり分けて考えること。
積極的に社会人と話す、相談をすること。Matcherを通して様々な出会いがあって、たくさん助けられました。
納得いくまで考え、時間をかけまくることは悪いことじゃない。
冷静に焦り、多分病んでいたけど大切だった初春 (2024.2~)
2次面接に進めるようになった2月、でも2次面接で落ちるようになった。
そして初めての最終面接を受け、落ちました。
この頃から完全にコンサル・シンクタンクから、ついにマーケティング・マーケットリサーチの業界に切り替えました。その傍ら、別業界で印象の良かった企業も受けてみたけど、ただ印象がいいだけでは2次面接で落ちる。
2次・3次面接って、入社後の将来、ある程度の志望動機とかが見えてないと突破できないことを実感。
昨年の12月末から、Matcherを通じて色んな社会人と面談をするようになりました。これが、結構良い影響に繋がった行動でした。
そこで知り合った人、紹介いただいた企業が、私の2月以降の就活を支えたなって思う。
2月末に、初めてここに入りたい!と率直に言える企業に出会えました。
結果は落ちてしまったんだけど、その企業の選考で学んだこと、反省点はその後にすごく生きたし、出会えて本当に良かったって思います。
3月は、正直あまり覚えてない。
マーケティング業界は3月末に最終締切であることが多かったから、業界研究と持ち駒増やしにすごく時間をかけました。その間も、色んな社会人の話を聞いて、マーケティング業界でのキャリアパス、今後についての考え方を整えていきました。
4月中盤までは、一番精神的に負担を感じたし、声の覇気がなく、面接の通過率がすごく下がった時期。
本当に、どんな手を使ってもいいから、面接は続く時期は豊かな生活を元気に過ごしてください、、、
そして4月中盤、やっと内定をいただけました。
遅くなったけど、気づきと学びがすごく多い時期でした。
一つの基準になる、という意味でも、第一志望と素直に思える企業には早めに出会った方がいい。だから、それまでは量を諦めずに頑張る。
先輩や社会人の話は、信じなくてもいいからたくさん聞いてみるべし。経験談は結局、すごく再現性が高い。あと学生だからって躊躇しない。相手も学生ゆるゆるマインドと話していることを前提に時間を作ってくれてるから、素直に思ったことや疑問をぶつけまくるべし。
学歴フィルターは存在するし、私は肯定派。それでも、自分より基礎も育ちも優秀な人と戦う不毛戦に参加するかどうかは、その人の価値観による。私は入社後も続く不毛戦によって失われる機会が惜しい、もう参加しないと決めた派です。結局どの会社に入っても得られるスキルは自分次第だからね。
面接でエピソードを求められた時、私はよく前提に、数あるエピソードの中でなぜこれを選んで話そうと思ったのか、を枕詞にしています。これなら、大学でのエピソードや大きな成績を残したものじゃなくても、自分の感じている価値はどこにあるのかを最初に定義できるから。
2月以降は元気なくなりがちだけど元気でいる努力は惜しまず。面接は印象が大事すぎるから休息と娯楽にはお金と時間をかけよう(私はお金使いすぎたけど)
腹を括った5月、考え続けた6月
内定をいただけましたが絶対にそこに入社したくなかったので、ここからは必死のラストスパート、挑戦も惜しまずに。
5月に入る手前に、最後の持ち駒増やしタイムをしました。
採用枠は5〜10名とかなり狭いけど、本社確約の経営企画職のような、成長欲があることを前提としたものを中心に受けていました。
大手やメガベンチャーも含まれたけど、
私は5月になってやっと腹を括り、自分の欲望全開で面接に挑んでたから、通過率がすごく高くなったし、運よくFBをくれる企業さんが多かったので、今になって一気に面接無敵状態に入りました。
無双したまま6月、志望度の高い5社すべて3次面接まで進み、いよいよラストスパートだなって思った。
私は不器用なので、志望度の高さが3次と最終の通過率を左右する。志望度が足りない、他に第一があるって、どっかでバレるんだよね。
5月末から、社員や人事との面談を増やし、差別化のための情報を積極的に取りに行ってました。
その途中、志望度を上げられないまま1社落ち(納得の落選)、その翌週、第一に近い企業の代表面接をすることに。3次って言われながら、代表面接だから、なんだかふわふわした気持ちで、新幹線で落ち着かせようとずっと目を瞑ってTRUEのReCodaを聞いてた。(本当に良い曲です、神。)
代表との面接楽しかったなあ
ほえ〜〜!この代表さん、おもしれえ人〜〜!!!!とか思ってたら、1時間の面接は終わって、代表が退室する前に、一緒に働きましょうと言った時は、頭空っぽにビックリしてた(笑)今日って、最終じゃないよね?んえ?うわ〜〜〜ありがとうございます〜〜〜泣、でした。
本当に嬉しかったし本当にびっくりしました(笑)(笑)(笑)今でも、直接代表に理由を聞きまくりたいくらいには、面接としては本当に7割余談の楽しい面接で、不思議な出来事だと今でも思っています。
その後、選考中だった他6社のうち、4社はすぐに辞退の連絡を入れました。
残り2社、特にその内の1社は、かなり悩んだ。
結論、人と居心地で選びました。なんとなくの違和感を、一週間かけて何度か面談してやっと言葉にでき、それを人事の方へ電話して伝え辞退。すごくお世話になった企業だったから、正直泣きそうだった(笑)
でも同じ業界にいて、きっといつかまた会うだろうから、良い別れにしたくて、お互いに納得する形で終えれてよかった。
明日が楽しみになる、そんな1年間でした
こうして私の就活はやっと終わったとさ〜〜〜やっとだよ〜〜楽しかったけど、苦しいことも、疲れることも多かった。
考え続けることには慣れている方だけど、4月には一度ぷつんッと空っぽになったな〜〜〜脳死でいることは負けだって思いながら、必死だったね。
結論、デジタルマーケティングやメディアを主軸にしたミドルベンチャーの企業に最終決定をしました。
ここに至るまで、本当にたくさんの人と出会い、向き合っていただき、感謝すべきことがたくさんだ。連絡先を交換し、今後もよろしく!と言える方にも出会えたし、
これからの毎日が楽しみに思えています。
マーケティングもビジネスも社会も全て未経験の人生一周めだけど、だからこそ好き放題に精一杯やりたいことをやる。この気持ちをブラさずに、走り抜いて良かったです。
幸せを、後世に。楽しみになる、明日を繋いでいく。
そんなお仕事をしたい、そのために必死になろうと思っています。
(多分ここ一番のベンチャースピリット発言)
今この文章、5900字になりましたよ恐ろしい。
でも私的には書いてよかった、スッキリ満足です。いつか将来の私が、迷ってしまった時に、振り返った時にみえる確かな道標となりますように。
p.s. 写真は、明日を繋いでいくことの大切さを教えてくれたアイドルたち。
TOMORROW X TOGETHERというグループです^^
「異なる君と僕が1つの夢で集まって、一緒に明日を作っていく」、そんな想いが詰まったグループ名ですが、
なんとなく頑張れなかったり、なんとなく気が落ち込んでしまう時に、
明日が楽しみになれば、それだけで大丈夫だよ。先のことなんて明日考えればいい。一緒に明日を作って、繋いで、それをずっと一緒に続けていこう。
そんなあたたかな気持ちを、行動で届けてくれる、素敵なグループです。
明日も共にいよう!とよくメンバーは言うけど、何年先への約束よりも、明日を約束してくれる彼らが、何よりも信じれる、安心できる存在です。
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