勝手気ままなお散歩道①
仕事を退職して1ヶ月半経ったが、
どうしようもなく腰が重いもので、
近隣の近隣にしか行っていなかった。
今日は給与も入ったことだし、(すぐ使う)
今読んでいる十二国記の続きも
欲しいやらで、
折角ならと、本の街に出掛けてみようと
神保町にきた。尚、15時に家を出たことから
どれだけ腰重いのか分かってもらえると思う。
神保町といえば、
15年ほど前に
BRUTUSのような雑誌に載っていた、
キッチン南海のカレーが
どうしても食べたくて
友達を誘ってお店へ行ったのだ。
見た目はもうそれはそれは美味しそうで、
でも一口食べて目を見開くほどの辛さで
辛さで初めて痺れた。(辛いのが苦手。)
カレー、水、カレー、水のように
交互に食べ飲みしてなんとか完食、
帰りにサラリーマンが頼んでいた
ミックスフライが美味しそうだったので
リベンジせねばと誓って
髪を引かれるような思いでお店を
後にした記憶がある。
もちろんまだリベンジは果たしていない。
行きたかった本屋さんは
東京堂書店の神田神保町店。
これもたまたま見た書店の紹介と
店長さんのお店づくりのお話をみて
これは行かねばと思って
今日に至る。
お邪魔しまーすと中に入ると
各所に目を引くコーナーが展開されていて
とても面白かった。
私も販売をしていたから
工夫されたお店がやっぱり
目につくし、書店員さんがどういう思いで
このコーナーを作ったんだろうと
考えるのも好きだ。
今日はある程度、欲しいものをチェックして
来たのだけど、新しい出会いの方が多かった。
小学校から20代前半までは紙の本を
買っていたのだが、海外旅行行く時に
ちょっと嵩張るなと思って、
Kindle Paperwhiteを買ってから
割とそっちで購入することが多くなっていたのだ。(もっぱら通勤でビジネス書を読んでいた。そういう時期あるよね。)
ネットで簡単に済むようになってから
色んなことが楽になっていった一方で、
こういった書店の雰囲気や
コーナーをみて、買ってみようかなとか
選ぶ楽しさを忘れてしまっているなと。
なので久しぶりにワクワクした。
十二国記を探していたら
小野不由美先生の他の本があり、
面白そうだから欲しいなーと思いながらも
いやいやまだ十二国記二冊しか読んでないよと
自分ツッコミ入れながら、
取り敢えず続きの4冊を手に入れて、
益田ミリ先生のエッセイと
食べ物の小説コーナーで
夜な夜な読みたいエッセイや
気になっていた漫画を買った。
30円の紙袋がおしゃれすぎてびっくり。
最後の最後まで素敵でした。
自分に呆れるほど
ヘトヘトだったけれど、
これで帰るのはなんか惜しいと思って
本当はビールかレモンサワー的なものを
呑みたかったけど、
一人で入る勇気もなく、
(誰もあんたなんか意識してねぇって。)
ちょっとノスタルジーなコーヒー屋さん
に入って小休憩。
(ぶっちゃけこっちのが入りにくくないか?)
本当だったら、、
もうちょっと陽の光を浴びたかったけど、
久々に電車乗って、久々の街に出掛けるのは
やっぱり楽しくて、
出会った本と一緒にまたどこかへ行きたいと
思えた一日になった。
ちなみに北海道スープカレー絲ってとこ、
道路沿いから見て、人多く入っていたけれど
なんかすんごい美味しそう?
行ったことある人いますかね?
美味しい??