見出し画像

事実に基づかない真実に振り回された私の育児。

今日は読書記録です。

ファクトフルネスを読み、真っ先に思い浮かんだのが、今5歳になった長女の育児が始まった頃の私です。

この本では、
「事実に基づく世界の見方」をすることの重要性と、
事実を見極めることを妨げる様々な世の中の現象や習慣や環境や思い込みがある事を教えてくれました。

世界に対して知識不足の人間が陥りがちな10個の反応に対して、「ファクトフルネス」という習慣をどう取り入れるか。
所得別世界人口の分布図からだけでも、様々な事が分かります。

そこに、多方面から見た数字のデータを見ることによって、

たとえ真実でも、事実に基いていない事がたくさんある。

たとえ真実でも、他方から考えると、全く問題ないことや、見当違いなこともある。


5年前の私は、まさに知識不足で、10  個の反応に振り回されていたと思います。

私の1人目の育児は、一言で表すと、まさに「孤独」でした。
友人が「孤育て」なんて表現していましたが、唯一の私と世間との繋がりはテレビやネット。

もともとテレビはあまりみない人間でしたので、ネットサーフィンしてると、出てくる出てくる、様々なこと(食料、添加物、ベビー用品、予防接種、日用品)の批判的投稿。

あの頃は訳もわからず、様々な情報にいちいち頭を悩ませ、今考えるととても辛い日々を送りました。


環境や赤ちゃんに優しいから、との謳い文句で発売されている商品も、
一見環境に優しいように思えるけど、果たしてそれが本当に環境下で優しい存在になるのかと言ったら、それはイコールにはならない。

予防接種は身体への影響が0じゃない。打たない方が良いという意見もある。
どうしよう。
悩んだ時期もあったな。
色々調べたし、
動物愛護の視点からもどうなんだろう、とか。


おしりふき等で懸念される経皮毒や、食べ物に含まれる合成化学物質。
あまりにも微量なので、その食べ物を貨物船一隻分三年間毎日食べ続けない限り命を落とすことはない。

経皮毒のことだけを考えればそれを避ければ良いのだけど、
避けることで起こる他のリスクはどうなるのか?

アルコール消毒かノンアルコール消毒か
ノンアルコールの方が皮膚に優しそう。
子供の皮膚は弱いから。
でも、アルコールだと揮発性があるけど、ノンアルコールは揮発せずに残る。

不安を煽る広告も真実ではあるけど、事実が元になっていないことも多いことがわかってきました。


コロナの自粛期間中、近所の林とかで遊んで過ごしたけど、
アシナガバチやスズメバチの存在にビクビクもするし、
長男と次男の蚊にくわれまくった手足を見て、
え、やばい。まだ2人とも日本脳炎の予防接種打ってない。
って、不安になりました。
林にコロナのリスクはなくても、他のリスクはたくさんあります。


不安な要素をとったが故に、違うことで体調を崩していたら本末転倒ですよね。

リスクが0ではないからやめた方が良い
と言われる事柄も、
データを見る、データを比べる(違う似たものと比べる。過去と現在を比べる)と、やめた方がリスクがググッと上がってしまう事がたくさんある。

とにかく0リスクはありえない。

だって、そんなこと言ったらただの「水」にすら致死量があります。
水も死のリスクが0じゃないからやめた方が良い。って言ってやめますか?
辞めないですよね。
だってみんな常識でわかってます。
飲み過ぎなければ良いじゃん。
って。

何事も、要は、やり過ぎたり、量の問題。


10  の思い込みを乗り越え、データを基に、世界を正しく見る。

ファクトフルネスを読むことで、
あの頃の自分を客観視する事ができ、
今後の生活で持つべき自分軸の重要性を再確認でき、
なぜ間違った選択をしてしまうのか、その原因を探る術が分かり、

そして、自分の考えはあくまで自分の考えであって、事実がいくつかある真実を他人に押し付けては絶対にいけないということも再確認しました。


私やりがちなので、ほんと、気を付けないと!


ちなみに、投資先の国の候補まで見つかりました。

世界を見ると、経済も環境も生活も悪いことはたくさん。

でも、これまでの過去の中では1番良い状態であり、確実に良くなっている。

この真実から目を逸らさずに、今できること、これからすべきことを明確にしていきたいと思います。

今回は育児を思い出しながら本の感想を書きましたが、

日常生活の様々なこと(生活、育児、会社での企画作り、投資、ボランティア活動、etc...)で活用できる考え方だと思います。

読み応えたっぷりでしたが、読んで損無し。

オススメの本です。

今日は、お金に関することから離れ、
読書記録となりました!

次は、源泉徴収票について投稿しようと思います。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


iPhoneから送信

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集