真庭豊

読みは雑食、書くは偏食

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三題噺「童話」「犯罪」「マインドダイブ」

犯罪者たちの心理世界にダイブして自らのトラウマを自覚させ犯した罪の意識を蜂起させるのが目的。 ①マッチ売りの少女×放火魔  とある雪深い地域の街の半分を焼いた元修道女。  劣悪な環境の孤児院で育ち、子どもの仕事だったマッチ売りの最中、一緒に育った女の子が凍死してからは修道院に預けられた。  修道院に預けられた後(煙草の不始末として一応は解決済み)件の孤児院を火災で失っている。  極度の寒がり。  自身が犯した罪の意識はないが精神的に不安定である自覚はあるのでマッチの火で精

    • キャラクターメモ

       “世界を救うシステム”に召喚され異世界にトリップした子。※ただし世界を救うとは言ってない。  トリップ先は「救済システム」と呼ばれる偉大な魔法使いが遺した魔法により異世界から世界を救う者を召喚する、剣と魔法のファンタジーな異世界。 「……で? なんで俺が、縁も所縁もない他所の世界のために戦わなきゃいけないんだ?」 「そもそも、何と戦えって?」 「……あんたら、自分の世界がやべえってのに、そもそも何を解決しなきゃいけないかも把握してないのか? そして前情報もない状態で、異世

      • 「1%の閃き」しかない探偵と、「99%の努力(情報収集)」しかない助手(司書です!)。な話

        そのまんま。 探偵…天才。しかし傍目からするとその言動に論理を見出だすことは不可能。とある図書館の司書とは長い付き合いこそあるが、勝手に「助手」と呼んでいる。職業柄警察などとも縁があり、依頼されることも多い。 司書…探偵から勝手に助手扱いされる図書館の司書。司書であるため「資料を収集すること」と「会話により相手が求める情報を引き出すこと」に関しては専門家だが、本人は能動的な人間ではない。探偵の所為でいつも間接的に依頼の巻き添えを食らう。

        • キャラクターメモ

          名前:未定 種族:竜人 性別:男 好物:酒/人間(見てて楽しい) 迷言:他人の苦労で酒がウマい 全体数は少ないが、とっっても長命な種族・竜人の男性。 旧時代から人間と生きており、一時は信仰され社まで持ったが本人(本竜?)は社でじっとするよりも人間と一緒に田畑で鍬を振り上げ、あるいは野山で狩りをしたりしていたため、人間の営みに詳しい。 竜人には酒造の文化がないので種族的に好まない(そも「サケ?とはなんだ?」みたいな感じで未知)が、本人は信仰されていた時代の名残で酒が好き。酒な

        三題噺「童話」「犯罪」「マインドダイブ」

          女児向けアニメみたいな世界で全く別ベクトルのストレスマッハな“大人”の話

          タイトル通り。 変身する女の子(ヒロイン)が日夜悪者と戦う世界で生活している主人公(主人公に変身能力はないし、そもそも成人済みの社会人)。 ヒロインとは家族であり、彼女がヒロインしていることは知らないふりをしている。 悪者が街中に現れた時は一般人の避難誘導が主な役目で、場合によってはヒロインが到着するまでの時間稼ぎも仕事。ただし主人公のポジションは女児向けアニメで言えばモブでしかなく雑魚敵にも負ける普通の人間。到着したヒロインに救出されるまでがデフォ。 確かにそれもストレスの

          女児向けアニメみたいな世界で全く別ベクトルのストレスマッハな“大人”の話