ハロー、カメラバッグ沼
一向にスッキリしない毎日の話。
寝起き、半身浴時のお供にどうぞ(寝る前はディスプレイから離れましょうね)
問題:カメラバッグが不便
持ち出すカメラ機材がいつの間にやら増えすぎて、収まりきらない事態に陥りました。
最初は、趣味の競馬観戦で使う望遠レンズと一眼レフが入れば十分だと思っていたのに、気づけばカメラバッグはぎゅうぎゅうに。
その結果、必要な機材を取り出すのも一苦労です。
バッグの開口部が狭いせいで、慌ただしい時に「あれはどこ?これはどこ?」と焦る羽目に。
ものの管理が下手くそな粗忽者のわたしは、いつも「あれがない、これがない」と探し回る日々。
ちょっとしたものが見つからなくて、その場で買ったら帰宅後出てくるなんてこともザラ。
小さなストレスが積み重なり、心がじわじわと蝕まれていくのが感じられます。
しかも機材が増えているからとにかく重い。
私の肩・背中だけでなく、ショルダーパッドも「聞いてないよォ」と悲鳴をあげています。
そうなるのにも理由があって
こうなったのは写真の仕事をいただくようになってからです。
仕事だと失敗は許されないし、トラブルが起きるかもと思えばなるべく備えたい。
心配性のわたしには、あれもこれも持っていきたいという性分があるわけで、
その結果、バッグは宇宙規模の荷物を抱える羽目になったわけです。
なんでも持っていっちゃった方が、色々考えなくて済みますし。
ズームレンズって便利ですよね。
本当にしんどいの
撮影中は開口部の狭さが仇となり、
必要な機材をすぐに取り出せず精神的な負荷がかかり、
移動中と帰宅後は、荷物の重さで疲労困憊。
このバッグで行くのかと思うと、持ち運びたくない気持ちがべっとりとまとわりつき、準備や移動を後回しにする理由になってしまいます。
どうにか工夫したけれど
そこで、「カバンを分けてみよう」と試みたものの、
今度はサブバッグを置き去りにしそうになったり、
何がどっちに入っているかさらに分からなくなったりする始末。
何かを取り出すためにバッグの中をひっかきして、
結局疲れることに変わりありません。
ええい、飛び込めカメラ沼
もうバッグを買い替えるしかないじゃない。
今のバッグは小型な上に上下に分かれた二気室構造で、
下の方の気室にしかカメラを入れられないし、開口部も限られている。
だったら、全体に機材を収納でき、開口部の広いバッグを選ばない手はない。
バックパック型かキャリー型か、果たしてどちらがこの私を救ってくれるのか、
ググる手が止まりません。
必要に迫られた買い物ほど楽しいものはない!
ウキウキリーサーチタイムの始まりだ!キャリー型にしようかな??
どうせいろんな機材を持っていくのだから、
最初から大容量の強度のあるバッグを選べば、心身への負担も減るはず。
そういう容量のバッグなら、開口部も大きくとるはず。
必要な機材を素早く取り出せレバ、撮影の効率も大幅に向上するのではないかと期待しています。ついでに撮影の腕も向上しないものか。
容量アップしつつ、体に負担がないという観点だと、バックパック型よりキャリー型の方が良さそうです。
ThinkTankPhotoなんていいじゃないですか。堅牢そうだし、アクセスもいいし、修理も安い!
速攻決まったと思いきや、実物を見にいってみると・・・
そんなわけでリサーチを進める中で、最初はキャリー型に惹かれていたものの、
自分の使い方に照らすとちょっと重すぎることに気づきました。
階段だけでしか上り下りできない場所があっても、機材を詰め込んだこれを抱えて移動しなきゃならないと・・・?
ついでに飛行機の機内持ち込みにも不安しか残りません。
いつか函館競馬場に行くのが夢なのに!
じゃあバックパック型だと第一候補にしていた実物を見にいきウキウキ実際に背負ってみたら、バッグを前に回そうとした瞬間、脇に引っかかってカバンがうまく回らないじゃないですか!
思わず「なんてこった」と叫びたくなる状況に。
結論:デカけりゃいいってもんじゃない
現実世界はバーチャル世界と違い、思いがけない物理的な制約を受けるので実物を見るのは必須です。デカリャデカいほどいいのはボディビルダーの筋肉と牝馬だけです。
想像だけで全てを補えるほど自分は優秀な頭をしてないので、きちんと現物を見るべき。
そもそも機材の量だって、事前にロケハンして現場を把握できていれば、
雑になんでも持っていけば安心なんてことにもならず、適切な機材選び、
そしてそれに見合うバッグが選べるようになるんじゃない?
とりあえず現在、候補は二つに絞れました。
それぞれの特徴を比較し、サイズと重量の観点から最適なバッグを選びます。
一番いいのはどこでもドアか、なんなら四次元ポケットが開発されることなんだけどなァ!