やばいよやばいよ
今日はあさイチで健康診断に行ってきた。
開院時間五分前に行ったのだが駐車場はほぼいっぱいだった。
あれ?今日は混んでいるなと思って院内に入るとまあまあの数の患者さんが待合室にいた。
先月検尿と血液検査と身長・体重は測っていたので今日は心電図とレントゲンの検査。
待合室の椅子の片隅で本を読みながら待ったがなかなか名前が呼ばれない。
どうも健康診断に来ている患者さんが多いみたいで長い順番待ちになった。
本に集中していたので待ち時間は苦痛でも何でもないが何となく待合室の雰囲気がイライラしている感じで空気があまり良くなかった。
いくらカリカリしても順番というものがあるだろうにと思って再び本の世界に戻った。
ちょうど物語が佳境に入る辺りで名前を呼ばれた。
はい、と返事をして本をカバンに仕舞って検査室に入った。
まずは心電図から、靴と靴下を脱いで上着を大きくまくる。
手首と足首と胸に電極を着けて技師のお姉さんが端末を操作する。
検査自体はあっという間に終わった。
それから次はレントゲンに。
Tシャツ姿のままで撮影台に胸をつけて大きく息を吸って止めてパシャリ。
横を向いて同じ要領でもう一枚撮影。
毎年同じことをやっているので要領は心得たものだ。
後は先生との問診になりますというので待合室に戻った。
時計を見ると来院してから一時間半経っていた。
おお、結構待ったんだなと思っているとすぐに先生から呼ばれた。
診察室に入るとさっそく心電図とレントゲンの結果を教えてくれた。
どちらも問題なしでほっとした。
尿検査の結果もシロで糖尿の疑いも無かった。
それから鬼門の血液検査の結果の紙を渡された。
お酒飲みには恐怖の的であるΓ―GPTは基準値以内でお咎めなし。
痛風の原因になる尿酸値は基準をやや超えていたがまあ誤差の範囲でしょうとここも何とかクリアー。
問題は中性脂肪でこれが基準の三倍もあった。
去年も高いから気をつけなさいとアドバイスをもらっていたがそれとは比較にならない激増だった。
普段は穏やかで笑顔を絶やさない先生がこのままだと健康的には非常にまずいので投薬治療を始めましょうか?と真面目な顔で聞いてきた。
採血をしたのが一か月前なので生活を改める前の事である。
最近運動と食事制限をはじめまして…と話すと、でしたら二か月後にもう一度採血をして数値を見てみますかという話になった。
ダイエットの結果を試されるのが二か月後という具体的な目標が急に出来てしまった。
そこまでに体重を落としてくたびれた内臓を復活させたい。
お酒を飲む量を減らして魚料理を増やしていい油を摂ろう。
後は運動あるのみ。
目標が定まると燃えるタイプなのでやる気ビンビンである。
基準値に収まるかどうかは私の意志の力一つで決まる。
自分に負けないぞ!
とまあ、固い決意をした私の昨日の晩御飯がこちら。
豚バラ肉を一口サイズに切り分ける。
フライパンに油を敷いて炒める。
火が通ったら塩コショウをして焼き肉のたれとケチャップのソースで和えて一品出来上がり。
サバ缶を開けてお皿に乗せて身をほぐす。
その上に新玉ねぎをスライサーでシャシャッと。
味付けはポン酢とマヨネーズ。
仕上げに鰹節を振る。
後は卵に冷凍していたひじきの煮物を解凍して混ぜて焼く。
クルクルと巻いてひじき入りの卵焼きの出来上がり。
ぬか漬けはカブ。
昨日のお酒はビール。
ペシッとプルタブ起こしてタッタタタとグラスに注ぐ。
ではいただきますをして乾杯。
キュキューッと飲むと喉の奥から喜びが沸きだしてくる。
ああ、春もビールはウマいなぁと思いつつもう一口。
ではぬか漬けを齧る。
カブなのでしっかり漬けたのだがまだ少し浅い漬かり具合だった。
ぬか床の糠をそろそろ追加しようかと思いつつポリリ。
次に豚肉の炒め物を食べる。
焼き肉のたれとケチャップを合わせたソースが本格の味がしてびっくりした。
たまたま前田日明さんの動画でみたステーキソースのアイデアを拝借したのだが豚肉でもよく合う万能ソースだった。
妻もこの味好きといってモリモリ食べていた。
次にひじき入りの卵焼きで一息入れてサバと新玉ねぎのサラダを。
健康のために魚を食べなければならないので手軽に食べる事が出来るサバ缶は重宝する。
新玉ねぎのショリショリした食感と甘みが嬉しい。
このサラダにはマヨポン酢がとてもよく合う。
簡単で栄養バランスもいい優れた一品だと思う。
パクパクと食べて完食。
ご馳走様をしてお風呂に入って睡魔に勝てずすぐに布団の申し子になった。
中性脂肪を下げようチャレンジ、始まりました。
妻にも協力してもらって成し遂げたい。
ようし二か月間走り抜けるぞー。