夫婦善哉にあこがれて。
今朝、朝ごはんを食べようと思ったら食パンを切らしていたことに気が付いた。
コンビニに買いに行こうかと思ったが節約のためにそれは止める事にした。
さぁて何かあるかいなと思って冷凍庫を覗いてみると冷凍のお米が一つとお正月に実家から分けてもらったお餅が出てきた。
そうか、これは食べちゃわないと悪くなるなぁと思って今日の朝ごはんはお餅を食べる事にした。
トースターに凍ったままのお餅を入れて早速焼き始めた。
何をつけて食べようかなと思案して食在庫を漁ってみると小豆の缶詰がゴロンと出てきた。
おっ、これでぜんざいが作れるなと思って缶切りでキコキコ開けて中の小豆の甘煮
そのままだと少し硬いので水を入れて砂糖と一つまみの塩をいれて味を調えて火を点けた。
すぐにふつふつと沸騰してくるので火加減を弱めてお餅が焼けるのを待った。
そのうちにチーンとトースターが鳴ったのでそのまま放置して余熱で火を通していく。
こうすると膨らんで焦げたりトースターの焼き網に引っ付きずらいのでお勧めである。
お餅は四個焼いたので妻を起こしに寝室に行った。
まだ寝ぼけ眼の妻は機嫌がそんなに良くなかったが、おはよう今朝のご飯はぜんざいでございますと言うとパッと目が輝くのが分かった。
妻はお餅が大好きなのでお正月には十個以上食べる。
なので久しぶりのぜんざいでテンションが上がったみたいでこちらまで嬉しくなる。
そのうちにお餅の過熱が終わるのでお椀に入れてそこに小豆餡をトロリとかけたらあっという間にぜんざいの出来上がりである。
付け合わせに塩昆布があればよかったのだがあいにく切らしていたので梅干しを粗く刻んで側につけた。
ではいただきますと手を合わせてお餅をハグリと噛むとよく伸びる。
母の手作りのお餅で混ぜ物が一切入っていないので素直な味である。
あんことの組み合わせも間違いない。
うーん、美味いねぇと言いながら妻と一緒に優雅な朝の時間を過ごした。
お餅は二個でちょうどいい腹具合になった。
妻もああ、美味しかったと言ってご機嫌だった。
小豆を煮るところから作るぜんざいと違ってインスタントなものだがちょっと食べる分には満足できる味だった。
冷凍庫にはまだ数個のお餅が残っているので使い切りたい。
一番簡単なのは焼いたお餅に醤油をつけて海苔で巻く磯部だろう。
海苔がパリッとしているうちに食べると香ばしくてイケル。
妻が好きなのは焼き餅に砂糖をまぶす食べ方でよくリクエストされる。
他には大根おろしに茹でたお餅を絡めるからみもちも捨てがたい。
そうそう、納豆と茹で餅を絡めてもネバネバとトロトロの組み合わせが美味しい。
お餅が大量に余っている時には油を敷いたフライパンで焼いて伸ばしてその上にピーマン、玉ねぎ、ベーコン、トマトを乗せてケチャップで味付けをした後でフタをして蒸し焼きにして火が通ったらとろけるチーズをどさりと乗っけると餅ピザの完成。
これはご馳走感がありボリュームも満点で普通のおもち料理に飽きた時に重宝する。
いやぁ色々なメニューがあって楽しいなぁと思いつつお餅二個のカロリーはお茶わん一膳分と言う事実にオヨヨとなるのであった。
さぁてそろそろ今晩のご飯を考える時間になってきました。
朝お餅だったから晩御飯はお米は控えようかな。
とりあえずお酒の補充にスーパーにゴーである。
えっ、お酒の飲みすぎもカロリーオーバーの原因だろうがですって?
ううん、最近は酒量も減ってきて…ゲフンゲフン。
ああ、ビキニパンツの似合う細マッチョになりたいわぁ。
今のままだと飛んだお目汚しですからね、ショボボン。