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【輝く子へ】納得した子どもへの接し方

現在年長さんの娘は少し支援が必要ということで
小学校に入学前に、幼稚園とは別で特別教室へ通っていました。

市が運営しているクラスで、小学校の授業形式で行います。
ちゃんと座っていられるか、お話を聞けるか、お友達との関わり方などを授業を通して身につけていきます。

プレ小学校といった感じです。

親への授業もあり、親の立場から「入学までにできる子どもとの関わり方」の授業がとても有益だったので、いつでもぱっと見返せるようにまとめました。

これから新1年生になる、低学年になっているお家の方も参考になればなと思います。


「がんばれ」よりも「がんばってるね」

「がんばれ」と子どもに声を掛けてしまいませんか。
「がんばれ!」と言われて、「よし!がんばるぞ!」となる場合と、
反対につらくなってしまう場合もあるのです。

小さい体で頑張って頑張って、「もうこれ以上、どうやって頑張ればいいの!」とい時に「がんばれ!」と言われると負担に感じてしまいますね。
良かれと思った声かけがマイナスになってしまってはお互い悲しいです。

「がんばれ」よりも「がんばっているね」と認めてあげると子どももぐっと輝くでしょう。


存在価値を高める「ありがとう」

「ありがとう」は人間関係の基本ですが、家族でも友人でも職場でも素直に「ありがとう」と言えるのは意外と難しかったりしませんか。

この「ありがとう」は相手の存在価値を認める魔法の言葉でもあり、
ママやパパから「ありがとう」と言われた子どもは
「自分は役に立つ存在なんだ!」
「相手を喜ばせることができる!」

と自信をつけ、自分自身を認めてあげることができるのです。

「自分は何もできない」「取り柄がなにもない」
と思っている子どもへ「ありがとう」を伝えると自己評価がぐんぐん高くなっていくのです。

ちょっとした事でも「ありがとう」「助かったよ」「嬉しいよ」など伝えてみてください。とても嬉しそうな笑顔が見られることでしょう。


10歳まで徹底的に甘えさせる

人が生きていくうえで、甘えは絶対に必要なものです。
”甘え=相手の愛情を求めている”状態です。

だんだんと大きくなって、接し方も赤ちゃんの頃と違ってきます。見た目はお兄さんお姉さんでも、まだまだ甘えたい時期。しっかり甘えさせましょう。

”甘えが満たされる=自分は愛されている”と感じます。
相手に対する信頼と自分の自己評価が育ち、安心感にも繋がります。
人を信じることができ、思いやりのある子になるので、深い人間関係を築きやすいのです。

反対に甘えが満たされないと、相手に怒りを感じ、自分は価値のない存在なのだと自己評価が下がります。
これが続くと「自分は甘えさせてもらえない、価値のない人間なんだ。」と思い込んでしまうのです。

この自己評価が低い状態のまま育つと、人を信じたり甘えたりすることが難しくなり人間関係を築きにくくなります。または攻撃的になったり被害妄想的にもなってしまいます。

甘えさせるのは今後の人格形成に大きく関わるのですね。
徹底的に甘えさせましょう。


「甘やかす」と「甘えさせる」は全く違う

かといって、どこまで甘えさて良いのかボーダーラインを見極めるのはなかなか難しいですよね。
甘えさせると言っても、甘やかすとは全く違います。

「甘えさせる」:必要なこと

①子どものペースを尊重し、情緒的な要求を受け入れること(スキンシップや赤ちゃん返り)

例:「だっこ!」と言われたら拒否せずだっこ、赤ちゃん返りを受け入れるなど

②子どものできないことを助ける。

例:本人のできるところまでさせる。どうしてもできないとこのみ手助けする。

「甘やかす」:してはならないこと

①もので支配する。

例:欲しがるものを何でも与える。自分の心の寂しさを「もの」で満たしてしまう子になってしまう。

②過干渉、過保護(大人のペースや都合で支配)

例:子どもができる事も何でも大人がやってしまう。(洋服のボタンの開け閉めなど)


話を聞く

え?そんなこと?と基本中の基本と思うかもしれませんが、
子どもの話をきちんと聞くことで「あなたは大切な存在だよ」と伝えることができるのです。

まだ言葉のつたない場面もありますが、否定せずひたすら聞いてみましょう。

一生懸命話した言葉が相手に伝わっていると感じると安心しますし、気持ちも満足します。嫌だったこともママやパパがしっかり聞いてくれたと思うとストレスの発散にも繋がるのです。

基本中の基本の話を聞く。とっても大切なことです。


まとめ

頑張ってるね、ありがとう、甘えさせる、話を聞く、忙しい大人はついついなおざりになってしまいますが子どもにとっては大切なこと。

これからの子育てでしっかり忘れずに接していこう。と心に決めながらまとめました。


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