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縦書きと横書きの違い〜利便性、歴史から考える〜
縦書きと横書きの違い
日本語で文章を書く上で、縦書きと横書きの二種類あると思います。
現代において、どちらで文章を書くかといえば、横書きが一般的かと思います。
※学校の教科でも国語科以外は横書き、公文書からブログまで横書きで書かれていると思います。
実際、横書きのメリットは以下のことがあるかと思います。
1、縦書きに比べて、腕を動かさずに書ける
2、書いていて、手で隠れない
3、インクが付きにくい、乾くまで待たなくていい
4、アラビア数字を使いやすい
5、行頭から行末の距離が短く、生理的な視覚も広いため、読みやすい
ただし、数字を含んだ語の表記や句切符号が書き手の主観によりやすくなるというデメリットがあるため、法律や例規などの解釈が複数に分かれてはいけないときには、縦書きを使っています。
日本における横書きの歴史
初めて公の文章で横書きを使った本が江戸時代にでた「蘭学階梯」というオランダ語の辞書とされています。
その後、外国語辞典を中心に横書きが使われるようになったのですが、それまでは現在のような左横書きではなく、右横書きでした。
その後、太平洋戦争後に左横書きが一般化したとされています。
グラレコにおける横書き
日本のグラレコを見てみると、ほとんど横書きで、僕のグラレコもほとんど横書きです。
書きやすさ、読みやすさを考えると横書きの方がいいと思いますが、縦書きで描いてみるとどのように視覚的に影響を及ぼすのか、実験してみたいです。