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育て直し 3月11日(火) 子どもは、「うんち」と「おなら」が大好き
【日記】 歯茎がますます尖ってきて、甘噛でも噛まれると我慢ができないぐらい痛い。なんか乱暴なことを好むような気がする。人を蹴ったり、叩いたりして喜ぶ。ものもよく投げる。その時、ものが壊れるとさらに面白くて喜ぶ①
今日仕事場で習った手遊びの『奈良の大仏』を歌ってあげた。大変喜んだ。特に、お尻に止まった五番のスズメの『くさいくさいおならだよ、チュンチュンチュンチュン、ブー』は大いに受けた。子どもは、うんちとおならが大好きだ。
離乳食を食べるとき、しきりにスプーンを持ちたがる。でも、持たしてみるとまだ全然持てない。② こういうときどうしたらいいのかな?
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【解説】① これは、乱暴な子どもなのではありません。周りの大人の反応が間違っているから、誤学習している姿です。大人が、赤ちゃんを乱暴にさせているのです。赤ちゃんに足で蹴られたときに、間違って喜んだような声で「いやー、痛いわ」といいながら笑うからまた蹴るのです。
赤ちゃんだから大人は笑うのです。これが、二十歳の青年に蹴られたら怒るでしょう。赤ちゃんに蹴られたときも、笑ってはいけません。
物を投げたときも、同じ原理です。物を投げたのには、意味があるのです。言いたいことがあるのです。それなのに、ものがこわれたことを嘆いて変な声を上げてはいけません。喜こんでいると、勘違いされるからです。
赤ちゃんが何を言いたいのかを「想像」し、「共感」で言語化し「覚えて」を使ってコミュニケーションの方法を教えましょう。いつから、教えるのか?今からです。(また、使った)『足で蹴る』の例を書いておきます。
【セリフ】①
「梓、どうしたの?足で蹴ってもなにも分からないよ(「覚えて」)。抱っこして欲しいのかな(「想像」)?なんだ、寂しいから抱っこして欲しいのか(「共感」)。それなら『だっこ』と言わないとだめだよ(「覚えて」)。『だっこ』だよ。早く覚えね。じゃ、おいで。」
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【解説】② 赤ちゃんには「やりたがっているのに、できないこと」がたくさんあります。それは、好奇心の強い子が良いことをしようとしている姿です。大人が大部分手伝いながらも、本人がやりきったように思わせて、「想像」と「共感」で褒めてあげましょう。すると、自尊感情が育ち、ますますやりたいことが増えます。
【セリフ】②
「へー、梓はスプーンを持ちたいんだ(「想像」)。偉いね。意欲的だね(「共感」)。じゃ、ちょっと持ってみよか。わぁー、ほらできているね。もうすぐ、自分でスプーン持って食べられるね、楽しみだね(「共感」)。初めてで、もう持てるなんてすごいね(「共感」)。多分、もう9割はできているよ。」
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【参考】『奈良の大仏』は、子どもが喜ぶのでぜひ覚えましょう。
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