育て直し　12月９日（火）　家族団欒は、まだ遠い

【日記】　まだ梓の話が大変なので、私達夫婦が同時にご飯が食べられない。久美子が先にご飯を食べる。その間梓の世話をした私は、久美子と交代してその後御飯を食べる。家族団欒は、まだ遠い。
　私がご飯を食べていると、梓はそばに来てお膳の上のいろんなものを指差したり、触ったりして遊んでいる。なんと、それは感触遊びだ。どれがいいかなと、触れるものを探して指先が楽しく揺れていた。だから、いろんなものを触らせてあげた。👨‍🎓
　お膳の上のもので遊んでいるうちに、お刺身についているわさびの袋を手に持ってしまった。わさびが、まだ切り口に付いている。これは、触って遊ばせるわけにいかない。どうしようかと考えた末「捨ててきてもいいよ」と言うとごみ箱に捨てに行ってくれた。👍　取り上げないで、いい案が浮かんで良かった。取り上げると長い間泣いてしまうので…。

　　　👍　【解説】【セリフ】なし　　「共感」で褒めてください　　　　
　　　👨‍🎓　【解説】【セリフ】あり

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【解説】　食べものを遊びで触らせるのは良くありません。食べ物は本来遊ぶものではないので、それはルール違反です。遊びだす前に、前もって「食べ物では遊びません」で通しておくべきでした。平均タイプなら少しくらい遊んでも大丈夫ですが、凸凹タイプは一度遊ぶと一生遊べるとおもってしまうからです。
　すでに、触ってしまっているので、その時のやり方は2つあります。一つは、「食べ物を触るのは良くないので、粘土やスライムで遊びなさい。」とおもちゃに誘導する方法。もう一つは、お願いさせてから、仕方なく食べ物を特別に触らせてあげる方法です。後半の方で書きます。

【セリフ】別に触らせてあげる方法
「梓、食べ物で遊んではいけませんよ。でも、どうしても触りたいみたいだね。面白そうに見えるのかな（「想像」）？好奇心が旺盛なのはいいことだね（「共感」）。うーん、仕方がないね。じゃ、触らせてあげるね、特別だよ（「覚えて」）。その代わり、お願いしてください。お父さんと一緒にやりましょう。『今日だけ特別に、食べ物に触らせてください。お願いしまします。』（「すみません」）」…ほら、頭を下げて『願いします』。」

　なかなか頭を下げない場合は、少し頭を抑えて『これがお願いする』だよと教えてもいいでしょう。