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半熟日和

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“未熟で、ままならない日々を書く”。毎日書いている400字以上のnoteをまとめています。現在は土日祝日を除く週日更新です。800本を機に「毎日note」から「半熟日和」にマガジ…
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2023年4月の記事一覧

『生活のたのしみ展2023』に行きました

2022年に引き続き、今年もほぼ日の『生活のたのしみ展』に行ってきました。 去年との違いは、休日だったこと、1人じゃなかったこと。 日曜日と休日ど真ん中だったので、とんでもない混雑を覚悟していたのですが。入場する前に並んだのもほんの少しの時間で、あっという間に中に入れました。 気心知れた友人をお誘いし、人込みを少しかき分けつつ、ほとんどのブースを見ることができました。自分がスルーしていたものを、相手が教えてくれて発見があったりとか。やっぱり目に触れたものをあーでもないこ

初心を大切にしすぎないこと

漫画『ミステリと言う勿れ』12巻の台詞が頭から離れないでいる。 「刑事になりたいと思ったきっかけ、初心を忘れていた」と刑事の風呂光聖子がこぼしたときに、主人公・久能整が返した台詞だ。 「初志貫徹」なんて言葉もある。はじめに心に決めた志や望みを、最後まで貫き通すこと、達成すること、という意味を持つ。決めたことを最後までやり遂げることは素晴らしい、そんな風に捉えても大きなズレはないだろう。 以前「最初のときに言ったことと、違うじゃん」と思われることがなんだかすごく怖い、と思

ネイルのおやすみどき

定期的にジェルネイルを施術してもらうようになって3ヶ月ほど経つ。 一度はじめてみるとかわいく、もしくは綺麗になる爪を眺めるのが楽しくて、ついつい次も予約してしまう。完全にオフ(ネイルを落とすこと)のみにするタイミングを見失っている。 できることなら続けたいけれど、物理的な厳しさも感じつつある。当たり前だけど安くはない。やってみて個人的に、これは娯楽だなあと思う。 しかも、どんどん気温が暖かく、いやむしろ暑くなっていくいま、爪が伸びるスピードも明らかに速くなっている。

シンプルに時間を使う

誕生日プレゼントに、ともらったカフェのギフトカードをレジで使わせてもらう。 このときカフェに行ったらやろうと思っていたことはひとつだ。「本を読む」、それだけ。 最近は、なんだか時間の使い方が下手だな、とか、集中できないな、とか。そんなことばかり考えてしまって時間だけ溶けていく……ということがよくある。 自分で自分に呆れてしまうけれど、珍しいことじゃない。問題は、それが少し長く続いてしまっていることだ。何とか解決したい。スッキリしたい。 わたしはいつも、たいてい複数のタ

エネルギーの使い方

「エネルギーの使い方を変えていきたいのかもしれないね」 というようなことを、セッション中にマイコーチが言った。 まだまだ噛みしめている最中だけれど、そのアイメッセージ(アドバイスではなく、あくまでも「コーチ自身」が思ったことをクライアントに伝えること)は腑に落ちるものがあった。 自分のやりたいこと(特に2023年)、その根っこは変わらない。自分を知ること。けど、それに対する力の使い方や使うタイミングを見直したいと思い始めている。 最近はあまり辛いこと・苦しいこともない

怒りは悲しみの後にくるらしい

怒りで体がわなわなと震えるような感覚に陥ったことは、一度や二度ではない。頻度はとても高いというわけではないけれど。 その原因は、たとえば期待していたことを裏切られたときとか、約束を破られてしまったときとか、色々ある。 自分の琴線に触れると、ガッと瞬間湯沸かし器のように怒りが湧き上がることがある。そのあと、イライラむかむかした自分を省みて、「どうしてあんなに怒ってしまったんだろう」と落ち込む。 一時「怒りが湧いてきたときは、6秒待てば収まります!」みたいな話をよく耳にした

あなたのためのひな壇芸人じゃないんだけどな、と思った日

「楽しく話してるのを聞くのが、好きだよ。だから、もっと話してほしい!」 以前お付き合いした人がそう言った。お互い沈黙したとき、わたしを見て「具合悪い?」と聞かれ、驚いて否定した後のことだった。 頭の中に架空のバラエティー番組が浮かぶ。わたしはひな壇に座っていて、MCは元カレ。わたし、あなたを楽しませるためにエピソードトークを用意しているひな壇芸人じゃないんだけどなあ。 メキョ。 悪意なんてまったく、これっぽっちもなかったと思う。それでも心が変な音をたてた。あれがきっと

やまのて

「山手線って、なんで山手線っていうの?」 電車に乗っていたとき、自分の後ろに並んで立っていた親子連れの会話が聞こえてきた。質問したのは5歳くらいの男の子。父親は「なんでだろうねえ」と少し困ったように返事をしていた。 たしかに、山手線ってなんで山手線なんだろう。山の手と書くんだろう。 せっかくなのでインターネットで検索をかけてみる。 山手という言葉に「少し小高くなった地域」という意味があったこともそうだけれど、その反対語が「下町」ということも知らなかった。 普段どれだ

ひとりよがり

しょっちゅうだと堪えるものはあるけれど、時折人から断られるとホッとしてしまう自分がいる。 決して社交辞令で相手を食事や遊びに誘ったわけではなく、それでも「すみません、その日は……」と言われると、「あぁよかった!」と思う。いや何度でも書くが、誘ったからには基本了承されたいけども。 じゃあ、「あぁよかった!」の中身は何かというと、「無理させてないんだ」「ちゃんと言いにくい(であろう)ことを言える関係性が、わたしとこの人で築けているかもしれない」と、そんなこと。 これは自分の

投稿をつづけること

「ここ行ってみたいな~」 と2年くらい前のわたしが言っている。インスタグラムのストーリーズのアーカイブを眺めていた時のこと。 触れていたのは、とある商業施設の中にある体験型の展示会のような場所だった。投稿したことなんて、すっかり忘れていた。ホームページを見た記憶はある。 今のわたしでも興味があったので、まだあるんだろうかと検索する。近日中、来たる休みの日に行くことにした。 決して遠い昔のことではなく、恥ずかしながら「映え」を強めに意識していた時期がある。たとえば人に会

好きなものを最後に取っておくのか

なんだかまた、Googleカレンダーが賑やかになってきた。ぽつぽつとマイルストーンのように存在する予定。 中には早くこの日が来てほしくて待ち遠しい、うきうきと心が弾むようなものもあれば、思わず気分が塞ぎ込んでしまうような憂鬱なものも、正直ある。 先々の出来事がある程度予測できることは、ちょっと窮屈な心地になってしまったり、プレッシャーを感じてしまうこともある。 けれど一方で、特に憂鬱なことに対しては心づもりができる、という利点もある。この日にこれがあるから、その後はこう

「どういう場所や環境が気持ちよいか」

VOGUE GIRLに掲載されている、今週の「しいたけ占い」を読む(もう少しで終了してしまうのは、なんともさみしい)。 「どういう場所や環境が気持ちよいか」かあ。どうなんだろう。 この前も別のnoteで触れたけど、やっぱり喫茶店やカフェは気持ちよく過ごせていることが多い。時折凹んだり、ただただ落ち込んだり、悶々と考え込んだりもしたりすることもあるけれど、頻度としては相当少ないと思う。 最近、会社の最寄駅近くで見つけた喫茶店がえらく気に入っている。定時で上がれた帰り、たま

たまには山から下りないとね

「ツイートに『いいね』してくれた人のnoteに一言感想を書いてツイートするよ!」ということをやっておりました。それがとりあえず、本日ですべて終わり。全部でnote41本分となりました。 2023年3月30日に上記引用先のツイートを投稿して、4月18日に一旦終了宣言。19日間掛かりましたが、まあ別にいいんだよ、走り切ったことがえらいぞ! と、とりあえず自画自賛しております。へへ。 やってみてどうだったかとか、どうしてこんなことをはじめたのか、とか。そう言う話は、改めてちゃん

わたしが選んで受け取ったもの

ひさしぶりに、グループメンターコーチング(※下記参照)を受けた。正直にいうと、受けるまで、始まるまで、ちょっと「こわい」と思っていた。 今回受けたのは、2023年3月24日に講座としては一度幕を下ろした『ゲシュタルト療法ワークショップ for コーチ』のプログラムの1つ。これでついにワークショップも、本当に最後というか、一区切りついたことになる(学びは続くとしても)。 メンターコーチとして、ARUKUKIのおくちゃんとこっちゃんが参加。書きながら思うけれど、2人もプロコー