わたしが選んで受け取ったもの
ひさしぶりに、グループメンターコーチング(※下記参照)を受けた。正直にいうと、受けるまで、始まるまで、ちょっと「こわい」と思っていた。
今回受けたのは、2023年3月24日に講座としては一度幕を下ろした『ゲシュタルト療法ワークショップ for コーチ』のプログラムの1つ。これでついにワークショップも、本当に最後というか、一区切りついたことになる(学びは続くとしても)。
メンターコーチとして、ARUKUKIのおくちゃんとこっちゃんが参加。書きながら思うけれど、2人もプロコーチが関わってくれるとは、なんて贅沢だったんだろう(しかもこの2人はTHE COACH Academyのプロコースでのリードでもあった。ご縁)。
冒頭にも書いたけど、グループメンターコーチングを受けるのは、ちょっと「こわい」と思っていた。
最近、コーチングの提供を続けてはいるものの、それは縮小傾向にある(まだ今後どうしていこうかは決めかねている)。自分のセッションを他人に見てもらう機会なんて本当にひさしぶりだったし、なにかとコーチングに対して不安定な自分を感じていた。
セッションを失敗することがこわいわけではなかった。むしろ失敗が歓迎される環境であることはわかっていたし。
果たして、いまの自分はコーチングに対して真摯でいられているのか。集中できているのか。もっと言えばーーいま、心からコーチングをやりたいと思っているのか。ぼやぼやと考えては消えていく。そんな状態で受けはじめてしまった2時間。
結論から言えば、そんなこと杞憂だった――とはハッキリと言えない。まだわからないことが多い。それでも、もらったフィードバックは本当にうれしいものだった。具体的に書くことは控えておくけれど、
・もっと「好奇心」を出すことを、遠慮しない
・「意識しないとできない」と言っていたけれど、意識すればできることは素晴らしいこと
・集中することも大切だけど、リラックスすることも同様に大切
こんな言葉を受け取った。特に3つ目は、唸ってしまう。無意識に「~べきだ」「しっかりしないと」と思いがちな自分にとって、肩の力を抜くこと、リラックスすることは苦手なことの1つだ。つい失念しがちだけど、都度心に留めていきたい。
欲しい時に、欲しい言葉をもらったなあ、と一瞬思ったけれど、そうではないんだろう。それを受け取ることを選んだのは、紛れもなく自分自身だ。わたしが選んだ。内側で響いたものを、選んだものを、しっかり味わっていこうと思う。