アダルト・チャイルドが自分と向き合う本の感想
はじめに
私はうつ経験者でカウンセリングで愛着障害といわれ相談している状態
だが過去の親からの言動に縛られているいるのを自認し該当することが多い
アダルトチルドレンの本を読んでおります。
今回読んだ『アダルト・チャイルドが自分と向き合う本』は読みやすく
おすすめしたので感想を書かせていただきました。
アダルト・チャイルド(チルドレン)とは?
俗に言う毒親に育てられた、虐待(心身的なのも含め)
受けて子供をさしますが、空気を読む日本人には該当することが多いのではないでしょうか
アダルト・チルドレンの傾向
・自分の感情やニーズ・欲求がわからない
周囲の要求や期待を敏感に察知して行動してきたために、自分がどう感じているか、どうしたいのかがわからない
・自分を主張できない
感じていること、望んでいることがあっても、相手の反応を恐れて表現できなかったり、表現すべきでないと考えてしまう
・相手と自分との境界線が混乱している
受け入れたくない要求にもNOと言えなかったり、相手の責任までしょい込んだり、相手を自分の思うようにコントロールしようとしたりする
・ありのままの自分でよいと思えない
相手に必要とされることで初めて自分の存在意義をかんじたり、強い自責感や完全主義で自分を追い立てたりする。
・自分が大切な存在だと思えない
『自分はここにいてよいのだろうか』という漠然とした不安や、自己否定感、こころなしさがある。自分のために何かをすることに罪悪感がある
※アダルト・チャイルドが自分と向き合う本 引用
以上の何か当てはまればあなたの苦しみの助けになるかもしれない
日本人だと当てはまる可能性はあると思うがねw
あらすじ
アダルト・チャイルドがかかえる苦しさ核は共依存=自己の喪失
※自己の喪失とは上記の傾向
何に苦しんでいるか過去を振り返り、自分がどんな暗黙のルールや役割(下記記載)に縛られているかを見つけ、自分を解き放ち、自分の感情とニーズ・欲求に気づき自分の人生を歩む
縛られている五つの役割
小さい時に恐怖や不安を感じると周囲にあわせた役割を演じることを覚える
ちなみに私はロスト・チャイルドに該当すると思う
タイプ
ヒーロー、スーパーチャイルド(優等生、家族の誇り)
しっかりしてる子、いい子でいることで評価されようとがんばる
目標を達成しても、『もっと』と努力にかぎりがない。
休むことや遊ぶことや立ち止まることを恐れ、間違いも恐れる。
努力をしないと、自分の価値は誰も認めてくれないと思っている
スケープゴート(問題児、いけにえ)
問題行動を起こし家族の問題をそらす役割
誰もわかってくれず、家にいても面白くなくさびしい、悲しい、助けてが言えずモヤモヤを怒りや破壊的な行動で表してしまう
ロスト・チャイルド(いないふり、忘れられた子、仲間はずれ)
褒められもせず、問題も起こさず、目立たない子供。
家族に傷つけられることから自分を守り、自分の空間を確保している。
面倒をかけない、放っておいて大丈夫と考えられ自分では
『私はどうでもいい存在なのでは』と感じ孤独だが
誰かとつながりたいが傷つくのがこわい
クラウン、マスコット(道化師、甘えっこ)
おどけた態度やかわいい仕草で家族の緊張をやわらげる役割を演じる。
周囲が嫌な雰囲気になると冗談にまぎらわす、甘えた態度をとったり幼稚なふりをする。はっきり言葉にするのができず、目を見て話すのも苦手
ケアテイカー、プラケイター(世話やき、なだめ役)
親の面倒をみたり、問題の後始末をしたり兄妹の保護者役になる。
自分のことは後回しにし周囲の役に立とうとする。
困っている人、他の人の為になっている時は充実するが、自分がどうしたいかがわからない
感想
私はロストチャイルドに当てはまっていた。他の人ばかり気にして
自分を消していたら自分のしたいこと好きな事がわからずなにもかも
どうでもよくなってしまった。人との繋がりも深い関係は自分が傷つく、
自分の空間に入ってくるようで拒絶してしまう。
オールオアナッシング(all-or-nothing)にとらわれている。
後半は対処法が記載されているが自分への否定的なメッセージ(人の期待を裏切ってはだめ)を健康的なメッセージ(期待通りにうごかなくていい)に変換するのは苦手だった。
カウンセリングを受けてイメージしやすくなったのは
目を閉じて自分の中にうかぶ否定的なことを言って嘆いている子供を浮かべてその子を励ますように声をかけている
私の場合は
『楽しくない』『読書しても役に立たない、価値がない』『なにがしたいかわからない』『全てどうでもいい』と泣いている子供を大丈夫きみは・・・と声をかけている
あとがき
該当することがあった方は是非読んでいただきたい!!!!
改善は一人では難しいので協力してくれる人やサポートを受けて欲しい。
私は図書館から借りたのであなたの最寄りの図書館で借りられるかもしれません。
続編にアダルト・チャイルドが人生を変えてく本ありますが、これも他人の悩み、苦しみ、痛みが自分に感じる時があるのでそれは境界線が曖昧になってるのを知った。
読み切ったらまた書かせていただく。
共有できる仲間へXやってます。
輪をひろげていけたら幸いです。
ゲーム実況やってます。人間関係悩んだ時これしか勝たん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?