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【紹介】ログハウス・ビルド 創業23年の足跡を配信していきます

こんばんは。
自立に向けてログハウス・ビルドを始めようとしているとっとです。


今年の4月から、九州のログハウス・ビルドという事業者をわたしが第三者承継させていただくこととなりました。

昨年末には基本合意書を結んできたところです。


基本合意書を結んだ際、現オーナーさんから一つ課題を渡されていました。

それは、わたしが今かけているメガネを変えること。

どうもインテリっぽいから変えた方がイイ、とアドバイスを受けたのでした。(笑)

それはそれでメガネ探しをしているところなのですが、実はもう一つ言われたことがありました。


それは、これまでに現オーナーさんがログハウス・ビルドをやってきた足跡を綴ったブログがあるので、それを見て少しでも勉強しておくこと、です。



時代の最先端を行くオーナーさん

現オーナーさんがログハウス・ビルド創業されたのは2000年

当時45歳で卒サラし、それから約23年にわたって奥様と二人三脚で頑張ってこられました。


いまでこそnoteしかり、SNSでの発信が浸透していますが、オーナーさんは創業当初から、ログハウス建築現場の記録写真をホームページで公開され、2010年頃からはAmebaブログからも発信されてきました。


その頃のわたしは、2000年といえば高校生で、パソコンは触っていましたがホームページを持つわけでもWeb配信するわけでもありませんでした。2010年といえば今の職場に入社して4年目、最初に携わった人工衛星がちょうど宇宙に向けて巣立った年で、毎日がてっぺん過ぎの残業時代です。

オーナーさんはそんな頃から自立され、自分の足跡を発信し続けてこられたのだと考えると、当時としてはかなり最先端の考え方でしたでしょうし、めちゃくちゃすごいなと思います。



ブログという足跡をみていて感じること

そんなオーナーさんも今は(計算上)御年67ですが、いまだにAmebaブログの更新が止まりません。

最近のわたしは、平日夜と土日はオーナーさんのブログを見ながら、ログハウス・ビルドの足跡を辿るのが楽しみになりつつあります。

ログハウスってこうやってできるんだ、
土地探し楽しそう、
やっぱり薪ストーブはいいな、
えっ こんなことまでやるんだ、
北欧のログハウスキット業者とのやりとりも面白そう、
いつか自分の家を自分で施工してみたい、、、

感想がとまりません。


オーナーさんのブログを読みふけるうちにふと、昨年末九州に帰省した際にわたしの祖母(父方)と話したことを思い出しました。



わたしもこの3月には卒サラして職を変えるということを、祖母に話したときのことです。

前に現オーナーさんからいただいていたログハウス・ビルド事業のパンフレットや、スマホでログハウス内外の写真などを見せて説明していると、

「こういう木の家いいわね、わたし大好き。」

と言ってくれました。


御年95になる祖母は戦時を経験しており、お見合いで初見だった祖父と結婚しました。


祖父は三男だったため、当時の祖母に対する本家からの待遇は低かったようで、ときには実家に帰りたいと嘆く祖母を、祖父がなだめたこともあったそうです。

そんな、昔気質むかしかたぎの非常にガマン強い祖母が、

「こんな木の家に住みたい」

自分の気持ちを吐露したのが、祖母にしては珍しいなと思うとともに、本当に良いとおもってるんだなと感じたのでした。



もっと早く始めていれば、ちょっとした小型で、最低限の水回りがついた寝泊まりできるログハウスでも建ててあげられたかもしれませんが、流石にあと5年の引継ぎ期間を経てしまってからでは、祖母も100歳になってしまいます。

温かい木の家に住んでもらうのは、もはやなかなか現実的ではありません。

そこで思い立ちました。


ログハウス・ビルドの足跡ブログを、祖母にも見てほしい


土地探し、整地、施主の要望をいっしょになってラフ図面に起こす作業、ログハウスの施工、徹底したメンテナンス。


写真からすこしでも雰囲気を感じ取ってもらって、出来上がったログハウスで思い思いに施主さんたちが笑っているところなんか見てくれたら、孫がこんな役に立つ仕事を選んで誇らしいと思ってくれないだろうか。

それ以上になにか、まるで自分が木の家を建てているような楽しい気持ちになってくれないだろうか。

そんな想いが出て来ました。

実際わたし自身、ログハウス・ビルドの足跡をブログで拝見していて、楽しみな気持ちがふつふつと湧いています。



立ちはだかる問題にトライ

そう思ったのもつかの間、ある問題に気づきます。


95歳になる祖母がどうやってブログをみるのか。


もちろん、といったら世の中そうでもない方もいらっしゃるでしょうが、うちの祖母はパソコンもスマホも使えません。

せめて動画なら、勝手に流れてくれるので見てもらえるかもしれませんが。


・・・

ってことで考えたのが、ブログ投稿記事の画像文章をかき集めてスライドショーのようにくっつけて、動画にする方法です。

そしてその動画をとりあえずYouTubeにあげてしまえば、あとはどうにか祖母の家でテレビに映せないか、という問題に帰着できます。


しかし動画の制作に既存アプリをつかったり、編集ソフトをつかったりしてしまうと、今後のブログ更新の際もその都度対応しなければならず、つらいですよね。


そこで思い立ったのが、自立に向けて役立つかもしれないとおもい独学していたPythonという言語のプログラミング技術です。


この技術をつかい、ワンクリックでブログ記事からスライドショー動画をつくってみることにしました。


ツールの制作に着手したのは1/16頃です。

設計図もつくらずいきなりコーディングしていきます。

実際のコードイメージ


期間にして約2週間、毎夜作業しておおよそのツールができました。

書いたプログラムの総量は約1,600行です。


このツールを作るうえでのコダワリは、人間の手による動画編集は一切行わず、完全ワンクリックでスライドショー動画を完成させることです。

試行錯誤して、以下のようなツール仕様になりました。

・フリーのBGMやタイトル背景は素材として事前に用意
・現オーナーさんのブログ投稿記事URLをエクセルリストに用意
・記事URLを散策しながら投稿画像と説明テキストを収集
・集めた画像に集めたテキストをテロップのように貼り付け
・テロップ付き画像を連結し、投稿記事単位で動画にする
・さらにその動画を連結していく
・YouTube制約上、再生時間は15分以内となるように区切ってファイル保存
・BGMとタイトル背景は、用意した中からランダムに選択
・ついでにYouTubeアップ用のサムネもブログ画像から自動生成

つくったツールの動作概要

このような仕様でできあがったツールに、2010年頃から投稿されているAmebaブログのURLを複数セットして、一気に動画化してみます。


※いまこの記事を書く横(?)で、ツールがせっせとがんばってます。



みなさんにも見ていただけるとうれしいです

YouTubeチャンネルはすでに立ち上げました。

現オーナーさんにはツール制作段階でサンプル出力した動画をご連絡し、公開許可も得ています。


なかなか面白いので、ブログ以上に効果的かも。
是非進めてみて下さい。


と力強いお言葉をいただきました。


2010年以前のAmebaブログ外で発信された足跡はまだ動画にできていませんが、それでも既にたくさんの動画が出力されてきました。

祖母だけでなく、ぜひみなさんにも、少しでも家造りに興味ある方にご覧になっていただければ、なにか役に立つ情報もあるかもしれませんので、すこしずつ配信していきたいとおもいます。

ちなみにブログ記事をスライドショー動画にしたものですので、前置き情報が無くいきなり本題に入ったり、その後の進展が記載されていない記事については少し内容が尻切れトンボになっている、といった動画もあるかもしれません。

このあたりは4月以降の更新作業も見据えての、動画編集作業に時間は使わない、というコダワリによるものですので、ご了承いただければ幸いです。

あまりに分かりづらい動画が散見されるようでしたら、様子を見ながら修正することも考えていきます。



ツールのボタンをクリックして1時間以上経過するも、まだ処理は半分を過ぎたほどのところです。

ツールががんばってくれているおかげで、1本あたり約15分の動画がすでに160本以上出来上がっています。

ログハウス・ビルドの20年を超える実績はすごいですね・・


動画が全部できあがるのを待てないので、できたものから公開してみたいとおもいます。


前置きが長くなりましたが、それでは記念すべき一発目のご紹介です。もしよろしければ、覗いてみてください。

こちらは2010年、土地探しから始められている吉村さんご夫妻のお手伝いブログを動画にしたものです。ブログからは、ログハウス完成まではたどり着けなかったようですが、第1話までの土地探しのお手伝いの様子をお楽しみください。

※こういったあらましや補足のような文章も自動生成できるといいのですが、わたしの技術力ではむずかしいようです・・





わたしは引き続き、九州にいる叔父にこのチャンネルを連絡して、祖母に見せてもらえないか、相談してみます。

※ちなみにわたしの親父もスマホをもっていますが、LINEもメールもYouTubeもできません。もっぱら電話と、GooglePhotoで共有している孫たち(わが家の子どもたち)の写真閲覧専門です。


今後もつづきをアップしたら、ここでつぶやこうとおもっています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!






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