エッセイ#37 「息子が過去を正解にしてくた」

今日は息子の11歳の誕生日。

夜ごはんは「スタンドバイミードラえもん」をみながら、息子のリクエストで原始人みたいなチキンと、たらこクリームパスタと、サラミのピザを作って、お誕生日ケーキは31のアイスケーキをたべた。

家族でドラえもんをみながら、しみじみと思ったんだよ。

自分の過去の何か一つでも違っていたら息子には会えていなかった。そうおもったら、私の過去の全ては大正解だと言える。息子が生まれてくれたことは、明るい未来だけではなく、過去さえも明るくしてくれたんだ。過去のすべての失敗、後悔、トラウマさえ、幸せにひっくり返った。

ほんと、子供の存在は大きすぎるね。

私はあまり母親らしくはないけれど、唯一、
母親として誇れることがある。

それは、たくさんの本を読んでいること。
たくさんの映画を観ていること。

私があらゆる価値観に触れればふれるほど、息子にらたくさんの選択肢を与えてあげられる気がする。目には見えない誰かの正解には縛られずに、いろんな視点で一緒に歩み寄れる自信がある。

ともに、人生に1度きりの11歳と、39歳を楽しもうね！

お誕生日おめでとう。