「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆学校のサークル☆
サムネイル:みんちりえ( https://min-chi.material.jp/ )
はじめに
皆さんこんにちはこんばんは。
今回のテーマは「学校」です。
文学フリマには「学園・青春」のカテゴリーがあります。だけど今回はそっちではなくて。
モノホンの学校です。リアルにあるマジ学校の話です。
学校というと、皆さんは何を思い浮かべますか?
それぞれ思い浮かべる甘酸っぱい青春はあると思いますが、文学フリマにおける学校とは各文芸サークルのことを指します。広義では、広義ではね。
実際のとこ大学や専門学校のサークルが出店している割合は大きいんですよね。
いざブースを歩いてみると頻繁に見掛けます。
かく言う私も大学のサークル出身。
個人で出る前は某名門大学の文学サークルから出ていました。
文学フリマに見る「学校」についてズバズバと切っていきますので、そこんとこヨロシクぅ!
大学のサークル
まずはこれです。サークルと言って真っ先に思い浮かぶものではないでしょうか。
多いです。端的に言って多いです。
先日公開されたWebカタログで「大学」と打ってみてください。結構出てきます。
基本的にはアンソロジー形式の文芸誌が多くて、一本の長編がドカンと載っていることは稀です(ほぼゼロじゃないかな)。
これ一個嫌な話なんですけど、大学サークルの作品の質はそのまま大学の質が出ます。
もちろん個人差はあると思うのですが、統計的に見た傾向としては、やはり大学のレベルが出るようです。これは仕方ない。ぜひご自分の目で確かめてみてほしいです。
私は良くて中堅下位レベルの大学なので作品の程度レベルは推して知るべし。
大学サークルは「純文学」「エンタメ・大衆文学」「アンソロジー」のカテゴリに多いです。やはり専門的なジャンルというよりも、より幅広い作品が集まっているのでしょうね。
専門学校のサークル
専門学校の中にはライトノベルや小説文芸のコースがあるようで、そちらのゼミやサークルの団体が出店していることも多いです。
中身はやはりエンターテインメント系やライトノベル系が多いですね。
読者のニーズを考えると、そういった方向に進むのは自然なことなのでしょう。
私は一度専門学校のサークルと隣になったことがあるのですが、開場前の挨拶と献本をしっかり行なってもらいました。
そういったしきたりはちゃんとしているのですね。私はどっちかっていうとちゃんとしてません。ごめんなさい。
不思議なことなのですが、大学のサークルに比べると専門学校のサークルにはより大勢が集まっているように感じます。
つまりブースの売り子や遊びに来た友人が多くいるんですね。
大学のサークルは全員が全員売り子をやるとも限らないので、その点で違いがあるように思えます。
OB・OGの集まり
大学時代の友人同士でサークルを結成するのもよくある話。というより文学フリマに出店しているサークルは大半がこれです(多分違います)。
私は大学に友達がいなかったので卒業してもなお誰かと続けようとは思わなかったのですが、友達がいた方も大勢いるのでしょうね。なんでだこの野郎人格の差か。
学生の身分を終えてもなお小説に向き合っている方が多いので、やはり総じてレベルが高いです。そもそも文芸に関心の向いている大学生が特殊なので、卒業してもなお携わっているのであればレベルが高いのは当然ですよね。
「このサークルの小説面白いなあ」と思っていたら、よくよく話を聞いてみると大学時代の友人同士だった――というのは結構多いのではないでしょうか。
こちらも傾向としては、現役大学生と同じくらい「純文芸」「エンタメ・大衆文芸」のカテゴリの多い印象があります。
実際のとこどうなの?
「何が?」って感じだと思いますが、あえて想定設問に据えましょう。
実際のとこどうなの?
結論から言うと、千差万別です。
初めて書きましたーっていう素人同然の作品はもちろんありますし(俺がそうだし)、そこから数年のスパンで「え、こんな上手くなったのすげえ!」っていう体験もありますし「学生でコレって、ええ……?」っていうものもあります。
読み手目線からすると、今の学生がどんな目線を持っているかというのは興味深いですよね。俺はまだまだ若い現役バリバリだからそうでもないけど。
ただリアルな青春が息づくという意味では大きなアドバンテージがあると思います。
それからコミュニティを作るきっかけには最適ですよね。
小説仲間をリアルで顔を合わせて作るのって貴重な機会ですし、現役学生たちにはぜひ隣にいる仲間を大事にしてほしいと思います。俺はぼっちだったけど。
なんか悲しくなってきたな。この辺で止めます。
というか学生時代の悲しい思い出を綴っていったら数年後にはネット都市伝説化される呪詛みたいになりそうなので止めます。戦略的撤退です。
それではまた次回。
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