『たった1週間で長年悩んでいたニキビが驚くほど!!』みたいな記事を書く仕事をしています。
突然ですが、僕はSNSやWebサイトでこんな感じで表示される広告の記事を書く仕事をしています。
(下記スクショは参考として引用させていただきました)
『広告』や『ad』と書かれたものは、業者がお金を出して出稿しています。Googleのアップデートに影響されない広告は最強です。(多分)
もちろん、広告費という金はかかるんですけど。
みなさんがたくさん見かけるわりに、この記事を書く人たちや書く技術についてはほとんどスポットがあてられることはありません。
まさに僕らは(個人的に思ってるだけですが)、名もなきライターなのです。
個人的にはライターという肩書きもおかしい気がしていますけどね。
『売る人』なので、マーケターに近いのかなと、自分では思っています。
この仕事は客観的に見れば賛否両論があると思います。
が、僕はこの仕事を誇りを持ってやっています。
おっさんの僕が『私が使ったスキンケア若返りすぎ!?』というテンションで書いた記事から、購入していただいたお客さんもたくさんいます。
このnoteでは今後、このようなセールスライターネタを書いてみたいと思います。
セールスライターって何?
通常Webライターといえば、SEOライターが多いですね。
検索エンジン対策に特化したライターです。
h2にキーワードを含みましょう。
など、Google様のルールに従い素晴らしい記事を仕上げるライターです。
僕のような広告のライターにSEOは関係ありません。
どれだけ買わせるかが正義なのです。
僕がこの仕事を例えるときはこんな表現を使います。
『真面目な上司に不倫させる仕事だ。』
真面目な上司に不倫させる仕事!?
ここまでの説明全く意味がわかりませんよね、すみませんね。
人は感情で動き、論理で決定する。
という言葉があります。
人がリスキーだと理解しているのに不倫する理由と、広告から購入する心理には共通点があると考えています。
人は感情で行動し、論理で決定する生き物です。
真面目な上司さんもたまには女の子とイチャイチャしたいですよね♪
でも、奥さんにバレたら大変だ!!
もし、絶対バレない方法があるといったらどうします?
バレない理由はこうこうこうなんですよ。
実は、社長も同じ方法で不倫してるんです・・・。
どうします?しないなら他の人に紹介しちゃいますけど・・・。
こんな風に、絶対に不倫しない!と思っていた上司を口説き落とすように、ネットで商品を購入してもらうのです。
真面目だった男が不倫するように、
長年働いた経理が横領するように、
禁酒中に酒を飲むように、
節約してるのにネット買い物してしまうんです。
セールスライターは悪か?
この仕事をしていると、「罪悪感はないのか?」と聞かれることがあります。
はっきり断言しますが、僕には1mm足りともありません。
なぜなら、誠心誠意作られた商品しか扱っていないからです。
入っていない成分を『有効成分配合!』と書くことは詐欺ですが、そんなことはしません。
僕らの仕事は、いかにその商品を1位として見せるかなんです。
日本一の美容室になるのは大変です。
しかし、
神奈川県横浜市川崎区で、
40代の主婦向けの、
格安美容室!
だったら1位を取ることができますよね。
僕らの仕事はこんな風に演出、プロデュースすることです。
(商品ページに口出ししたりもします。)
ただ、セールスライターにもできないことが1つ。
それは商品の性能をあげることです。
あくまでも、良く見せることが仕事です。
機能をアップさせたり、不足を足したりなんてできません。
どう演出して買っていただくか、が重要。
もちろん、こういった広告は買わない人は絶対買わないです。
正直、僕も広告から買うことはほぼありません。
テレフォンショッピングが廃れないように、Web広告の歴史もまだまだ続くのです。
Google様に支配される時代に、広告は必要不可欠だと思っています。
幸か不幸かこんな境遇にいる僕が、セールスライティングについてぼちぼちと書いていきますので、今後のnoteもチェックしてみてくださいね。