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【休職日記】突然休職した社員のその後#46
上司との面談、終わりました。
すっごく緊張しましたが、なんとか乗り切りました〜。
結果的には、意外なことに「なんかほっとした」、です。
と言いますのも、当初の計画通り異動希望を出しました。
で、面談の前日にたまたま読んでた本の言葉を借りて、自分の特性を思い切って告白しました。
特性というのはHSP(Highly Sensitive Person)のことです。敏感気質ですよ〜ということです。
この前サッカーの長友選手に似ているかかりつけ医の診察を終え、診察室を出る間際にさらりと長友にこう言われました。
「あー(ズッコさんは)、人より敏感なんだよね。でもボクは、それは才能だと思ってるから。自分に合う(職場)環境、探し続けてね。」
いや、わかってるけどさ。さらりと言ってくれるが。環境探すのって結構大変なんだし。エネルギーいるんだし。そんな簡単に言ってもねえ・・・・
その「敏感」という言葉がなんか脳裏にひっかかってて、この本を図書館で借りて読みました。
要は、敏感気質の方の生きづらさや、特性、周囲とのコミュニケーションの方法について書かれた本です。HSP度合いチェックリスト付き。私はまあまあな点数でした。
昔からこの本のことは知ってて、タイトルからして「あ〜これ、私のことだ〜」と思ってたのですが、ずっと読まずにいました。
というのもHSPっていう言葉に自分で自分をカテゴライズするの嫌やなあ〜って思っていたから。これからの人生の中で「私はHSPだから・・・っ」と自信をなくしてしまったり、物怖じするようになったりするのではないかと恐れていたのです。
じゃあ、そんな私がなんでこの本を読むことにしたかというと、
たまたま今の私には、例えHSPに当てはまっているとしても、その特性について否定的に見ないという自信が整っていたからです。人より敏感でも、この気質のおかげで〜ということがたくさんあったので。「人と同じでなきゃいけない」みたいな自分の中の謎観念も、超若い時に比べたら薄まってきたというのもあります。
HSPという言葉も最近は浸透してきているので、ワンチャン伝わるかな?と思い、思い切ってこの単語を借りて自分の困りごとを上司に伝えてみました。
▶︎ズッコの職場での困りごとについてはこちらの記事をご覧ください!
そうしたら、幸い効果はテキメンでした。
HSPという単語については聞いたことがあったそうで、
「要は繊細さん?」と聞かれました。「ハイ、まあそんな感じです。」と答えると、クールな感じの上司が「いやあ、ボクも実は繊細さん、なんだよね」とまさかのカミングアウトしたのです。
ナカーマ、ここにもいたか!!!
「福祉の業界はズッコさんのように繊細さんは多いから、
『自分だけ・・・』とかあんまり思わなくていいと思うよ」
と共感を寄せようとしてくれました。
そこからの話は早くて、対人援助系の部署への配置は今回は避けること、体力的に疲労感の強い業務は避けること、自分の作業に集中できそうな環境を異動先として検討してもらうことなど色々スムーズに希望を伝えることができました。
いやあ、もう感謝しかないですよー…
その日の夜は泣きました。
思い切って伝えてよかった。イルセ・サンさん、ありがとう。
繊細さんな上司ありがとう。
話が結構伝わったので、とりあえず復職へのプレッシャーが
かなり減りました。
まあ、結果はどうなるかはわかりませんけど。
期待はあんまりしていません。
とりあえずの「落ち着いて働く」という目標に向けて進むことはできました。あとは、なるようになるですね。
あ〜調整って難しい。