345杯目:最終的には昔から言われている基本が大切だと改めて思う。
新型コロナウイルスに感染しないように、また感染して広げる原因に自分がならないようにの毎日が続いています。
新型コロナウイルス渦がまだ初期の頃、まず言われていたのが、若い人は感染しても重症化しづらい。お年寄りや基礎疾患のある人は感染すると重症化したり最悪は死に繋がると言われておりました。
感染すると、味覚や嗅覚に違和感や障害が出ると今では言われています。当初はこんなことは言われていなかったので、感染者が増えてきて共通の症状の現れとして分かってきた事なのでしょう。そのように専門家と言えども、なってみないと分からないような事がたくさんあると思います。だから新型なんですからね。
そして、手洗い・うがい・咳エチケット・こまめに除菌・密集・密接・密閉の3蜜を避ける。不要不急の外出を避ける・・・など新型コロナウイルスに感染しないための注意事項が示されて、私たちはこれらを頭に入れて行動しています。
それでは、これらに気をつけて生活すれば自分が感染することを防げるのでしょうか?日本の場合は外国のように強い外出禁止令が出ているわけではないし、仕事にも出かけているので、こうしてれば100%感染しないということはないのです。今では緊急事態宣言が出たため、不要普及な外出も少なくなったので、そちらからの感染の確率が下がってきたら、今度は家庭内での感染も報告されてきています。言われた通り注意点を頭に入れて気を付けて生活しているのにもかかわらずです。
それはなぜか?それらの注意点は、感染を絶対に防げる方法ではなく、あくまでも感染する確率を下げるための方法であり、数字上のことだからです。
なので、3蜜の場に行っても感染しない場合もあるし、家で待機しているのに感染する場合もあるのです。という事は、どんなに気を付けていても自分の隣まで新型コロナウイルスはやってくるという事を認識しておいた方が良いかもしれません。
もちろん数字上の話と言っても、その数字を下げるため、感染確率を下げるためのそれらの注意点を守るということは最低しなければなりません。しかし、それでも0ではない確率なので、新型コロナウイルスもいくつものハードルを超えて、自分の直前まで忍び寄ってきます。その時、自分が感染しないための最後の砦はなんでしょうか?
そこで、当初の新型コロナウイルスの時に言われていた事を思い出してみましょう。お年寄りや基礎疾患のある人は重症化しやすいという話を。
新型コロナウイルスではありませんが、病気は身体が疲れている時に掛かりやすいとか、その時の弱っているところから病原菌が入って・・・と、昔から言われています。
そう、新型コロナウイルス感染確率を下げるような行動をしたにもかかわらず、数々のハードルを超えてウイルスがやってきて、最後自分が1対1で向き合うことになってしまった時、ウイルスから自分を守る方法は、健康な強い身体なのではないでしょうか!?もちろん日常を健康に生活できる人の場合の話です。
新型コロナウイルス当初の頃、堀江貴文さんがネット番組か動画で、『よく寝て、よく食べて、よく動いて・・・』と言っていました。それじゃ、普通の風邪の注意事項と同じじゃないか?新型コロナウイルスをなめてんのか?なんて声もありましたが、最終的には相手が新型コロナウイルスだろうが、昔から病気にならないための言葉、これなのだと思います。
未知の敵、新型コロナウイルスの恐怖のため、感染しないための色々な情報が出てきて、どうしてもそうならないための方法論に目が行きがちですが、最終的に自分を守るのは健康な身体なのです。意外とそれが忘れがちになっているように思えるのです。
外出自粛のため運動不足だとか、時間がありすぎてゲームやりすぎて寝不足とか、時間が自由になったから食事の時間や量が変わってしまったとか・・・。
もちろん注意点には気をつけつつ、それと同時に新型コロナウイルスに負けない健康な身体を保つためにはどうしたら良いか、そこまで考えなくてはいけないと思いました。