見出し画像

稽古日誌38_稽古の段階

先週の劉老師稽古!
稽古中ボイスレコーダーを回しっ放しにして、後に武術ノートに文字起こしするという方法にようやく慣れてきました。

この方法のおすすめポイントは、
・稽古中にノートを取らないので、稽古に全振りで集中できる。
・聞き漏らしがない。


中でも、
・劉老師の教えをそのまま残せる
という点がかなり大きいです!

これまでの稽古後に思い出してノートにまとめる方法だと、自分の意訳が強くなってしまう傾向にありましたが、正確な言葉とニュアンスをそのまま聞けるので、間違った解釈にいきにくい、というのは大変ありがたいです。

流派や先生の方針にもよりますが、自分はぜひおすすめです!


劉老師の洪家拳には稽古段階があります。

①套路を覚える。

②外側(形)→内側(身)へ入れる。
・外功を練る。


③内側(身)→外側(形)へ出す。
・内功を練る。

自分は①の套路を覚えただけで、秘伝書をマスターしたが如く勘違いをしがちなのですが、笑
まず②の套路を何度も繰り返しつつ、用法も意識しながら、しっかり自分の内側(身)に染み込ませます。

そして②が出来たら、今度は型に囚われず、自由自在に技を使えるように、套路を打っている時だけではなく、無の状態から技として使えるようにならなければ、本当の意味でその套路をマスターしたとは言えません。

自分は現状内功が達していない為、個人指導時には、
「上げる」と「下げる」という動作のみ、2時間しっかり指導いただきました。

理想の動作を文字にすると、
・身体を整えて、指先まで気を通し、丹田から動かし、身体全体で持ち上げたり、下げたりする
ことなのですが、これがやってみると本当に難しく、いかに普段、腕の力など局部的な力の使い方をしているのかを痛感しました、。

劉老師曰く、まずは勁が出やすい上げ下げを練るようにとのご指導でしたので、目下集中して修行します!
(劉老師の仰る「簡単」や「痛くない」はちょっとだけ疑ってます、笑)

本日もありがとうございました!!

いいなと思ったら応援しよう!

酔拳野郎 今野淳
よろしくお願いいたします!!