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ことばの変化とどう付き合うか
「日本語の乱れ」ということばは、どの時代にも言われていそうなものですね。部活敬語、ら抜きことばなどなど、「乱れ」と呼ばれて、若者のことば遣いに警鐘を鳴らすような表現をする人もいることでしょう。「乱れ」ではなく、「変化」と捉え、ゆるやかな変化を目指すべきだということを書いてみます。
「乱れ」という表現にはマイナスのイメージがあるので、私は「変化」と呼んでいます。ことばは変化するものだということ
ことばの出現と消失〈保母から保育士へ〉
ことばの変化について思っていることを書いていきます。今回は、新しいことばが生まれる「出現」と、古いことばが使われなくなる「消失」について考えます。
「日本語の乱れ」と言われることがあり、それに反論して「日本語の進化」と言う人もいます。どちらも正確な捉え方ではないように思っています。あくまで「ことばの変化」と考えています。
「出現」はこれまでに存在しなかったことばが生まれることです。これまで
ことばの意味変化に思うこと〈浮足立つ〉
ことばは変化するものであって、時代によって様々な面で違いがあります。
「手をこまねく」という語句の意味も、世代によって認識が違うことが、文化庁の「令和元年度 国語に関する世論調査」によって明らかにされました。他にも、「敷居が高い」や「浮足立つ」などのことばが取り上げられています。
本来、正しいとされていきた意味として認識している人が減少し、間違っているとされている意味として認識している人が増え