ゆびの役目
先日のセッションから
足の甲が痛い というお悩み
最近、何人かそんなお悩みの人にお会いしました
理由は人それぞれだと思いますが
その方の場合
まず、見た目でとても足が窮屈そうでしたので
「正座から立ち上がる途中の、足の指を立てた状態ができる?」
と質問してみました
やはり、できなくなって3年ほどだということ
彼女の生活は、日常的に床に座ることが多く、必然的にこの動作を多く使っています
指が痛くて立たせられない=柔軟性不足
指が立てれていたら、そんなに大層なことでない "立つ" という動作が、指が使えないことで
手を床につきながら膝を伸ばし→お尻を突き出して→立ち上がる
という段階をふまなければいけなくなり、それこそ「よっこらしょ」
という声も出そうなシンドい作業となります
歩く ことも同じ
指が自由に動かない足は、指のクッション性を他の部分に補ってもらうことになります
おそらく、彼女の足の甲痛はこのためでしょう
これは、手でも同じことが言えます
肩が痛い、四十肩、五十肩、テニス肘
このような症状の方たちは、手の指や手首の柔軟性がありません
このストレッチできますか?
(イラストの右側の男性がやっている手首のストレッチです)
とやっていただくと、100%みなさん肘が曲がってしまうか、そもそもできないという方ばかりです
からだに不具合ができた時、痛みのあるその場所を気にかけます
でも、理由はそこじゃない末端にあったりします
これって、人生訓みたいにも思えます
からだが教えてくれること
わたしは、そこに明瞭な答えがある気がしています
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