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ワインエキスパート2次試験受験記②会場で圧倒されて1杯目で味覚を失うまで

こんにちは
タイトル画像はワインとは関係ないんですが石垣島のおいしい泡盛です。10年古酒で、おそらくもっとふるいものも入っているはず。機会があればこちらの泡盛バー『リスボン』さんへ。とってもおいしい泡盛と、フルーツカクテルがあなたをお待ちしていますよ。

前回は会場の新高輪プリンスに到着するのがやっとで試験会場まで入れずおわってしまいました。
会場は新高輪プリンスホテルの国際館パミールというバンケットホール。
ホテル本館から数十メートルにもおよぶ長い廊下の先に会場があります。

本館から国際館パミールへ続く長い廊下
ベンゼンの化合物が描かれておる・・・

受験会場は2階ですが、階段とエスカレーターの前にはパーティションがおかれて会場までは入れない状態です。ちなみに会場内は写真撮影禁止ということでここからは写真はありません。

試験開始30分前の11時になって、ようやく会場への入場が始まります。ということで、会場入りは試験40分前くらいがよろしいでしょう。
会場内は横に7列から8列くらい、テーブルがスクール形式に並び、縦に20から30くらい配置されています。1つのテーブルには間をあけて2名座る形になっていました。
自分の席は前から前から3列目でした。

そして、目の前に
これです。


どーん(イラストByさやかちゃん(MY次女))

ぴっかぴかのテーブルクロスに
圧の強い1~5までの文字
その文字にピッタリ合うようにおかれたINAOグラスに注がれているおいしそうなヴァイン4杯と。。。茶色いお酒((笑))
茶色かーと思いながら。。。透明か、もしくは緑か黄色(笑)がよかったな。(嫌な予感がします。。)
右側には吐器用の背の高いJ.S.A紙コップとマークシート等が封入された緑色表紙の書類一式です。

もう会場全体にアルコールの香りが充満していて、何とも言えない息苦しさがあります。でも酔えねえ。

11:40にオリエンテーションが始まり、机の上に置くもの(受験票・鉛筆・消しゴムの筆記用具)および時計の使用禁止などの注意事項がアナウンスされます。

つぎに、マークシートおよび書類一式を取り出すように指示。受験番号と氏名はあらかじめ印刷されていて、その確認の後に本人確認欄をマークしなさいという指示があり、指示通り塗りつぶします。

ほどなく、試験官の合図で試験開始です。

さて、時を2日前に。
直前のティスティングセミナーでは、以下のことを教わってきていました。
おいしいワインばっかりで、飲んでくればよかったと今では思っています。白赤6種類づつというおなかいっぱい酒一杯ティスティングセミナーでした。

・まず、ブラインドティスティングってとーっても難しいんです。この直前セミナーに参加したからって急にできるようになると思わないでください(笑)
・水泳とか陸上競技だと思ってください。水泳で5mしか泳ぐのがやっとなひとが1日練習して100m泳げるようにはならないでしょう。25m泳げる人が100m泳げるようになるのも大変なはずです(笑)
・そのうえで二次試験にベストを尽くせる方法をアドバイスします。
・各ワインをかならず2巡しましょう。3巡する時間はありません。白1→白2、赤1→赤2を2回回す形でも、または白を先に終わらせてから赤にうつってもかまいません。1回目と2回目の印象は異なるはずです。決して第一印象だけであわてて決めないように。
・五感を研ぎ澄まして、周りの物音が聞こえないくらい集中して、このワインの方向性(軽い・重い)と、使用品種まで見極めてください。
・そのうえでマークシートに手を付けてください。4つのワインを飲み終わってから、マークシートは一気に記入します。思いのほか時間がかかるはずです。考えている時間はないはずです。ティスティング中にメモを取り、それを一気にマークシートに流し込みます。回答のテクニックはあとでお話しします。
・5番のその他のお酒は一番最後に。時間が余っても5番を飲んだ後はワインに戻ってはいけません。
・時間が余ったら、各項目に正しくマークできているか、各項目指示された個数のマークがされているかを確認してください。くれぐれもお酒に戻らないように。

一流のワイン講師の直前セミナーにて

現実に戻ります。
気が付いたら1番のワインに手を伸ばしていました。
ん?

わからない!
味も香りもよくわからない!

どうしよう!

その3に続きます。

お読みいただきありがとうございます。

よりゆき@石垣島



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