気功入門7「氣の循環法と氣の壁・図解入り」象気功
気功といえば氣である。
べつに氣が分からなくても、気功法やヨーガや太極拳等を言われたとおりにやっていればそれなりに効果はあるが、氣が分かればさらに上達は早くなるのである。
自分の氣道あるいは経絡あるいは身体の状態がどうなっているかということが分かるからである。
まあ、そうは言っても、人体の本来は氣が分からないようにできているので、分かることが優れていることでもないし、分からなくても劣っていることではないということを、冒頭であらかじめ申し添えておくのである。
「氣が分かるようになる」ということにおいて、もっとも効果のある方法とは、象気功オリジナルの「氣の循環法」ということに尽きるのである。
タントウコウやスワイショウや太極拳や、この入門編で紹介した意識を風船のように拡げる呼吸法等を時間をかけて行えば、それなりにわかってくる場合もあるが、この「氣の循環」という方法を実践すると、分からない人も、ものすごく分かるようになるのである。
さてさて、その「氣の循環法」とはなんであるか?ということである。
ここでいう、「氣の循環法」とは周天のように自分の氣を自分の体内に循環させることではないのである。
自分と自分の外にある、または、外にいる、人間、動物、樹木、植物などの「氣を発しているもの」と「氣を回す」のである。
たとえば、人間なら、その身体の周囲に発している氣を回すのである。
氣を回すと言っても初心者で氣が分からないものには無理であるが、イメージでふわっと氣を思い描き、それを自分の周囲の頭部から足先まで下し、その意識を対象物の周囲の下から送り込んで、回して自分の頭から足まで下し、それをまた対象物の下から上に回すのである。
自分と対象物を氣の輪の円でつなぐわけである。
つまり、自転車のタイヤの輪のように循環する氣の輪の中に自分と対象物を置くということである。
まあ、いずれにしても言葉ではわかりにくいので、図解するのである。
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最後までお読みいただきありがとうございます。象気功は私の実体験によるメソッドです。私の運命が変わったように、あなたの運命は必ず良い方向に変わります。