靴木型「風神・雷神」の製作工程
今回「News From Nowhere」の会場で展示させていただいたこの作品。
製作工程をご紹介してみようと思います。
左から
黒檀・マドローナバール青染色・ポプラバール・ウォールナットバール・
カーリーメイプル・マホガニー・バーズアイメープル ピンク染色
左から
黒檀・ボリバー緑染色・ポプラバール・ウォールナットバール・
カーリーメイプル・マホガニー・コト水色染色
暗かったこともありペインティングだと思われる方も多かったのですが
その分、木象嵌による装飾であることを伝えると驚かれる方がたくさんいました!
さすがミラノの家具見本市期間中のイベントだと思ったのはこれを見て「Maggiolini」という言葉がすぐに出てくる方が結構いた事。
「Maggiolini/マッジョリーニ」はミラノ出身の1700年台に活躍したキャビネットメーカー。
アンティークの木象嵌装飾の家具としては世界でも最高峰でオークションでも数千万円の値がついて取引されています。
自分の技術を見て「これはMaggioliniクオリティだね」と言ってもらえたことは本当に誇りに思います。
わかりづらい技術ではありますが今でも伝統技術としてしっかり根付いている木象嵌。
もっともっと見ていただく機会を増やしていきたいものです。
-Fin-
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