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大学サッカー引退


11月20日をもって大学サッカーを引退しました。
残留のかかった大事な最終節。

俺はピッチに立つことはできませんでした。

最後の最後で怪我をし、学生コーチとしてベンチにいました。

勝てば残留の望みをつなぐことができる。

死に物狂いで声をかけ続けた。

試合に出れない選手もベンチの選手も全力で声をかけ続けた。

後半アディショナルタイムまで1-0

試合が終わってみたら1-2
ラスト4分で2失点。



今年を物語るかのような試合展開でした。
最後の最後に甘さが出てやられる。

この雰囲気を作り出すタイミングが遅すぎた。

最終試合で初めてみんなの気持ちが一つになった。けど遅すぎた。

これは完全に俺の責任だと思っています。

今年一年、後悔がないように全力でやってきた。
けどそれはつもりだった。
全力でやってたつもり。

じゃなきゃこんな結果にはなってなかったと思う。

全力を出し尽くしたみんなが泣き崩れる姿をまた外から眺めることしかできなかった。

去年と立場、状況が違ったといえ、ピッチでみんなを助けることが最後の最後でできませんでした。

桃山初の降格。

同期のみんなを降格させた代と言われてしまう状況を作ってしまったこと、後輩のみんなを1部リーグでプレーさせてあげられないこと、先輩方が積み上げてきた歴史を途絶えさせてしまったこと。さまざまな思いが頭から離れません。

試合の2週間前くらいからプレッシャーと降格させてしまったらという不安が頭をよぎり、全く眠ることが出来ず、とにかく人生で一番辛い時間を過ごしたと思います。

そんな大学サッカーで学んだことで特に大事だなと個人的に思ったことを一つ話させてください。

それは

大人との関わり方


俺たちのチームは学生が主体となってチームの運円をしていきます。その上で失敗はあるし、そこから改善をしていく作業を逐一してきました。

それはサッカーの内面的な部分も同じで学生が主体となって、サッカーを作っていくというのがスタイルでした。

しかしそこには監督のやりたいサッカーもあるので話し合いをしてチームとして、やることを一つにしていかなければいけません。

しかし、俺たちは一つになることができませんでした。

監督の意図が理解できず、大喧嘩をしたこともあったし、選手たちの不満やしたいことを具体的に話したが、それを理解してもらうことができず、ぶつかり合ったこともあったし、不満を押し殺してサッカーをしている選手も多かった。

俺はこの状況を変えることができませんでした。

監督のやりたいことをチームにうまく波及させれなかったし、選手の意見を監督にうまく伝えて波及させることができませんでした。

うまく伝えられず、関係性をうまく作り上げていくことができなかった。

どう伝えれば監督にうまく伝わって、取り入れてもらえるか、選手にどう伝えれば、監督の意見を1番分かってもらえるか、言葉選びはほんとうに大変だった。


熱で押して伝えるか、論理的に伝えていくか、それとも両方なのか、喋り方も工夫し始めた。

少しずつ選手には俺の気持ちや4回生の気持ちをうまく伝えられるようになり、理解をしてもらえるようになったいったが、選手の意見を監督に伝えることだけが全くうまく伝えれなかった。

人と理解し合うことの難しさを強く学んだ。

チームが選手、スタッフ全てが一つになれないと1年間通して戦えるチームは作れないのだなと強く感じました。

中学、高校と大人の方々と良い関係性を作れていたのは大人の方々がうまく取り持ってくれて、選手にストレスを与えないようにしてくれてたんだなと思いました。

これが高校生と大学生の大きな差だと俺自身感じています。

自分から動いて状況を作り出す。そこが一番大事だということを。

その大きな差を気づけてはいたものの打開策は全く見つからなかった。

大学スタッフの方々は俺たちから良い関係性を作るのを待っていてくれたのかなとも思います。

その成長の場くれたのにも関わらず、

それを俺ができなかったせいでチーム力が上がらなかったんだと思います。

大学では選手主体で関係性や物事を進めていくことの難しさ、チームが一つにならなければ勝てないということを痛いほど学ばせていただきました。

スタッフの方々にはそのことを気づかせてもらったこと、ほんとうに感謝しています。ありがとうございます。



小学、中学、高校、大学、どのカテゴリーでもキャプテンをさせてもらった。

この4年間、ほんとうに辛かった。
けどは学べるものも多くあった。
最高の仲間に出会えた。

この苦しく辛い経験は俺が今後もっと強く、そして成功する上で必然的に起こったことなのだと思います。

俺は大成功する!
これからも石津大地をよろしくお願いします!

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