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実は悩んでいた!介護の兄弟格差

最近よく聞きませんか?
「介護の兄弟格差」という言葉。
我が家の場合は、姉妹だから「姉妹格差」かな?

近くに住んでいるという理由だけで妹の私に丸投げ?

正直、「ずるいなぁ」って思ってました。

全部、私がやってました。
通院の付き添い、食事のこと、生活の見守り…

仕事持ってるから忙しいのはお互いさま。

でも、姉は自分の忙しさを主張してきました。「介護はできない」と。

「いざとなったら介護休暇取るから」って言っていましたが、助けてもらいたいときに、助けてもらえません。

怒りが爆発というより、悲しかったです。

両親が姉と私に望んでいたこと

「姉妹で仲良く」
父親がよく言っていた言葉です。
父親が亡くなったのは、約20年前。
あと、「お母さんに優しくしてね」とも言っていました。

父親もがんで亡くなりました。
父親は大腸がんでオペして、その後自宅療養を約4年。

父親の通院も、入院の付き添いも、自宅介護も全部姉は関わらず、妹の私がやってきたわけです。

両親の介護が嫌なわけではなく、姉と不公平なのが、腑に落ちませんでした。

姉とは、いまだに仲良くはなれません。
不満がありすぎて。
両親には申し訳ないけど。

両親を看取って、今思うこと

介護をしているときは、介護の姉妹格差に腹が立ってました。

姉は遠くに旅行とか行っている。でも、私は、いつ親に何があるかわからないから旅行に行けない。

仕事の休日も親のことで、潰れる。

そんな日々を送ってきたわけです。

姉は、たま〜に(年に2回くらい)実家に来て、親に優しくすればいいわけですよ!

でも、自分で勝手に思っているのは、「私のほうが絶対に両親に感謝されているし、思い出も多い」ということです。

介護の兄弟格差に思うこと

介護の兄弟格差って、その家によっていろいろだと思います。

私の場合、「自分ばかり」という気持ちが強くて、もしかしたら、それが原因で親に少しだけ強くあたってしまったこともあるかもしれない(無意識に)。

もっと、自分の大変さを訴えればよかったのかなとも思うけど、それを素直に受け入れる姉でもなかったし、難しいですね。 

でも、親の介護ができたことには、無事に見送れたという達成感はあります。

まぁ、いろいろ後悔することはありますけど。

振り返ると、あーすれば、こうすればだらけです。



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