HSP風評被害【優しさは強さ】本当は自分の事大好きなんだ
身近に感じるHSP
最近は【HSP】という言葉がニュースやテレビからも聞こえるようになりましたね。
メディアでも最近認知されるようになってきたHSPですが、初めて聞いた方や、気になった方は下のリンクから詳しい事が載っておりますのでぜひご覧下さい。
簡単に説明すると、非HSPの人に比べて色々な刺激が過敏になる特性の事を言います。
色んな刺激というのは【聴覚、触覚、嗅覚、視覚、味覚】ですね。
例えばイライラしている人がそばに居ると落ち着かなかったり、電話の音が鳴ると集中できず、こっそりトイレにこもったりします。(私がそうです)
そんな神経がすり減る特性なのですが、HSPを知る前は単に自分に耐性がない怠け者だと思っていました。
周りと比べ、できない自分にうんざりし自己肯定感下がったせいで鬱になったり、自分の身体を大事に扱わなかったり、バイトを無断欠勤してしまったりと周りに迷惑をかけまくっていました。
この1冊で自分と向き合えた
そんな中今から5年ほど前に自分が何者なのか分からないまま、フラフラと仕事関係でも鬱々していた最悪な時期に、本屋でこちらの著書が気になり手に取ってみました。
読んでびっくり、頭に稲妻が落ちたような感覚に陥りました。
この時頭の中で確信したのは、"モヤモヤしていたのは怠けや努力不足ではなかった!"と、今までの自分でいいのだという体験です。
あれから数年、HSPという言葉が浸透してきて様々な方の目にも止まりやすくなったと思います。
気になった1冊
心が救われたあの時の私みたいに自分のことを知れる機会が増え、最近では様々な方がHSPについての著書を出版しているのが嬉しく思います。
気軽に情報を手に取れる一方で、中には繊細さを武器にしている人がいるのが驚きました。
″はむら 芥″さんの著作【新人は自称HSP】を拝見したのですが、心がザワザワして直視できませんでした。
まさか気質を悪用するとは・・・・
実在する女性だったら傍にいたくないと思えるほど、楽しませていただきました。
正直HSPは"自分はHSPなので配慮して下さい"なんて言えないです。
理解ある人にはポロっと言うかもしれないけど、そんな簡単にペラペラと言えない。
理解ない人からするとHSPって何?繊細?根性が足りない、から始まり、繊細ワロタまで見えてるから。
硬直してしまう未来まで見えてしまって、恐ろしすぎます。
HSP社会での個人の感想
HSPってわかって欲しい反面、こうも悪用されるとますますHSPと声を上げるのが難しくなったのではないかと感じました。
多分本当のHSPの人をもっと追い詰めているのではないかと、けどその反面自分がHSPだと自覚できる機会も増えてきた、それはとても大事なことであると思っています。
最後に・・・
もしも昔の私のように悩んでいたら、どんなきっかけでも決して今の自分が努力不足ではない。
周りと同じには出来ないけど、決して悪いものではない気質ということを知って前向きに生きて欲しい。