見出し画像

【浜松】祭りと砂丘と時々相撲 中田島砂丘に行ってみた

キーワードは祭りと砂丘と時々相撲
今回は、浜松中田島砂丘界隈の魅力をご紹介いたします!

***

息子の習い事の大会が浜松で開かれるということで、朝5時から車を走らせました。現地に到着しコーチに引き渡したのが朝7時。
よし、応援!!といきたいところ。
ところがどっこいコロナ禍のため観戦できない…!

こうなってくると夫婦で観光するっきゃない!
だがしかし、朝7時から観光できる場所ってそうないよね!
ということで中田島砂丘に訪れました。

砂丘付くの遠州灘海浜公園の一部風車公園に駐車。

公園のシンボルはその名の通り風車。遠州のからっ風をうけて回るのか!と期待しましたがどうやら回らないようです…!

回らない風車~!

こちらの公園とにかく広い。芝生が見渡す限り続きます。

遠州灘海浜公園の計画は、天竜川河口から舞阪町に至る延長15㎞、面積670万㎡に及ぶ広大な公園で、南には雄大な中田島砂丘あり、築山から馬込川河口や遠州灘を望むことができます。

一般財団法人浜松公園緑地協会

少し散歩をしてみると、気になる建物がありました。なんとだれでも使えるフリー相撲練習場です。

屋外の相撲練習場所は初

美しい!この周りだけ空気が特に澄んでいるようです。
あまりに厳かなので『シコふんじゃった。』とはいきませんでした…!

野良の相撲練習場の奥に見える建物は「浜松まつり会館」。
開館が10時からなので、砂丘後に出直すことに。

さて本来の目的である砂丘に向かい歩いていると突如現れた石像。
カオス!この公園はどうなっているのだ…!風車に祭りに相撲に石像!
あまりにもカオスすぎてテンションが爆上がりです。

後で調べてみると、北部の公園は「石人の星公園」。風車公園にいる石人たちは、出張してるってことですね!

人の好さそうな石像

さて、いよいよ待ちに待った砂丘に到着です。

初めて目の当たりにした砂丘。丘だといってるのに勝手に砂浜を想像していたので、まずこの果てしなく続くなだらかな登りに面喰いました。

踏みしめるとズズズと沈んでいく感触。砂だ!分厚い砂の層だ!

なだらかな砂の丘

丘を越えるとなにがあるのか。自然と鼓動が高鳴ります!
ただ、砂に足が取られて全然進まない!私はスニーカー、夫はサンダルで向かいましたが、どちらにしても進まない!

はやる気持ちとうらはらに前に進むのがやっとです
丘を越えて見えたのは遠州灘!海は広い~!

見渡す限りの砂と海の色。コントラストが素晴らしい。息を切らして登砂しただけある絶景でした。まだ人もまばらで、本来の姿をみれているよう。朝に来てよかった!

この先、波打ち際まで近づくこともできます!きっと波打ち際は独特の風紋もみれることでしょう!が、二人合わせて80歳の夫婦。良いもの見れたねと互いに納得させてもどりました!

砂丘を楽しんだ後に困るのは、やはり足元。スニーカーの中にもしっかり砂が入り込み、なんなら靴下をすりぬけて足が砂だらけです。

一方サンダル(KEEN)で向かった夫は、多少砂を払ったら平気そう。さすがサーファーも使うメーカーですね!砂に強い。これから砂丘に行かれる方はKEENをお勧めします・・

うっかりスニーカーで行ってしまった方もご安心ください
風車公園には手足洗い場がありますよ!

痒い所に手が届いてる~

続いてやってきたのが、先ほど開館前で断念した「浜松まつり会館」です。
開館時間となり、建物付近には先ほど流れていなかった祭りのおはやしが!

思わず踊りだしてしまいます!

(もうすぐ40歳)

有料エリアは大人1名400円。十分お安いですが、JAFカードを持っていると1割引きということで360円で入れます

入館すると最初に映像で浜松まつりの解説が見れるシアターが。10分弱の動画で浜松まつりが何たるかを知ることができます。初めての方は是非見てください!この後の展示を満喫できます!!(断言)

毎年5月3、4、5日に開催される浜松まつりは、100万人以上の観光客が訪れる日本有数のまつりとして知られています。昼間は中田島砂丘で勇壮な凧揚げ合戦、夜は中心市街地で絢爛豪華な御殿屋台が引き回されるほか、郷土芸能や吹奏楽パレード、ミス浜松まつりコンテストなど、3日間楽しめるイベントが盛り沢山。

浜松まつり会館

動画の後は、凧揚げの展示です。凧揚げといっても、お正月にたこたこあがれ~と健康を祈るために揚げる凧揚げとは異なり、こっちは合戦です!

それぞれの地域が自慢の凧を揚げて、縄を引っ張り合いながら摩擦で相手の縄を切る!鼓舞するようにならされるラッパ!

戦だ~~~戦!

凧揚げエリアの展示

推し凧を見つけるといいことがあるよ。
凧糸の値段に驚愕・・・浜松っ子の本気を感じる。
完成度の高い展示!素晴らしい!
ケンカ凧の様子が伝わる~

おもわず歓声をあげました。上空で絡み合う凧の姿が良く伝わります!見応えたっぷりの展示に魅了されました。この展示が見られて400円!
浜松っ子、気前がいい!


続いては御殿屋台エリア。

通路を抜けると煌びやかな浜松の夜が!
思っているより数倍大きい凧!
写真を撮る姿も腰が入ってますね・・(もうすぐ40歳)
でた~~御殿屋台!

各町の彫り物や提灯で飾り付けられた御殿屋台!豪華絢爛とはこのことですね。御殿屋台の周りで各町の法被を着た一団が、ラッパのリズムに合わせて掛け声をあげながら劇練りというすり歩きを繰り広げるようです。

会館前でお囃子だと思って踊っていましたが、あれは踊るものではなくすり歩くものだったわけです!しらんかった~~!

ちなみに基本的にはこの劇練りも含め、浜松まつりは各町に住んでいる方が自治体で申し込んで参加できるということ。一度でいいから練り歩いてみたい!地元浜松っ子がうらやましくなりました!!

***

無計画に観光することとなった中田島砂丘エリア。
そこには祭りと砂丘と時々相撲がありました!

この後浜松市街地を歩くと、今年の祭りに向けて凧揚げの練習をする自治体に遭遇しました。なんと先ほど大凧の展示で見つけた推し凧の実物にも!
夫婦でまるで芸能人に会ったような歓声を上げてしまいました!

浜松行くなら浜松まつりに合わせてどうぞ!

5月3日・4日・5日開催です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?