仕事が遅い人へ:「すぐやる」習慣を身につけよう
「仕事が人より遅い」
「タスクが終わらない」
と悩んでいる社会人の方は多いと思います。
そんな人はぜひ「とにかくすぐやる」習慣を身に着けていただきたいと思います。
すぐやることが重要な理由と取り組む方法について、
以下の章立てでお話しようと思います。
①自分は弱い
②アウトプットは、話した直後が最も生産性が高い
③一方で面倒くささは時間がたつほど大きくなる
④「いつかやろう」は絶対やらない
⑤時間が取れない場合は、必ず「いつまでにやるか」を決めてカレンダーに入れる+強制力を働かせる(内部MTGを入れるなど)
①自分は弱い
「あとでやろう」と思っても、その時は永遠ときません。期限ぎりぎりになって、いまいちなその場しのぎのアウトプットを作って、上司やお客さんにもっていく・・こんなことを繰り返していると最悪のビジネスマンになってしまいます。
まずは、「後でやろう」と、明日の自分の意思を信用しないようにしましょう。明日の自分は怠け者なので、早めにやっておこう、という考え方に切り替えましょう。
人間の意志は非常に弱いです。
ご自身の意思も弱いということを認めましょう。
プルデンシャル生命で日本一の営業成果を創出した金沢さんも以下の動画で、「自分の意志が弱いことを認めて、強制力を働かせた」と言っています。日本一の営業成果を創出した人でさえ、何かしから仕組みがないと朝まで飲み会をしてしまったり、帰ってケータイを見てしまうということなので、いわんや他の人をや、だと思います。
プルデンシャル生命日本No1
②アウトプットは、話した直後が最も生産性が高い
多くの場合、何かタスクが生じるときは
・打合せの直後
・メールやSlackなどでお客さんや上司、同僚などから連絡があった際
などが多いのではないでしょうか。
特に打合せ直後に上司と、アウトプットをイメージをすり合わせることも多いと思いますが、その直後が最も、記憶が鮮明に残っており、アウトプットを作る効率が高い、ということは、誰でも経験的に感じることなのではないでしょうか。
時間とともにアウトプットの質が下がっていくイメージ
ですので、とにかく、
・打合せの直後にアウトプットを作ってみる
・打合せの直後にタスクを消化する
・メールやスラックがきた瞬間に対応をする
こういったことを習慣にしていくことで、トータルの効率性は極めてあがっていくはずです。
これは、多少時間がかかるアウトプットの作成でも重要です。むしろ、時間がかかるものこそ、すぐに取り掛かりましょう。
③面倒くささは時間がたつほど大きくなる
④「いつかやろう」は絶対やらない
②の逆で、やはり時間がたてばたつほど、面倒くささが大きくなってくる、ということも、多くの人が経験的に感じることでしょう。
面倒くささは時間がたつほど大きくなる
そして、「いつかやろう」と思ったことは、ほとんど来ることはありません。
または、次のMTGや納期が差し迫って、やっと手を付けるが、そのころには、前回の議論内容を思い出すところから始まり・・記憶もあいまいなので、良いアウトプットが出ないことも多いと思います。
そんなことを繰り返しているうちに、自分の基準も下がり、80点で満足する社会人生活になってしまう・・ということは考えただけでも恐ろしいです。
80点がその人にとっての100点になってしまうと、0.8倍を何度も繰り返すことになり、基準が下がり続けてしまいますね。そうすると、もう一度自分の中での基準を上げるのに大きなパワーがかかってしまいます。
⑤時間が取れない場合は、必ず「いつまでにやるか」を決めてカレンダーに入れる+強制力を働かせる(内部MTGを入れるなど)
大前提は、どんなタスクが生じたとき、どんなアウトプットを作らないといけない時も、タスク発生の瞬間にとにかくすぐやるということが重要になってくるのですが、
どうしてもすぐできない場合は、
・いつまでにやるかを決める
・決めた時間をカレンダーに入れる
・決めた時間には必ずタスクができるような強制力を働かせる
ということが重要になります。
決めた時間には必ずタスクができるような強制力を働かせる
というのは、具体的には、社内MTGを入れる、上司に〇〇までに提出します、と言うなど、人からネガティブに見られたくない、という自分の性質を使うのが有効です。
また、自分の特性なども活かしながら、
例えば、PC内や身の回りが整理整頓がされていないと気持ち悪い、という人であれば、PPT資料を開いたままにしておく、手帳にその場で記入する、資料を印刷して手元に置いておく・・などをすると、早くタスクを消化しようとするモチベーションが働くと思います。
結局「すぐやる」スイッチは人によってさまざまなので、いろいろ試行錯誤しながら自分がどんなことを意識して、習慣づけると、すぐできるようになるのか、というのは、内省を繰り返して探ってみることが重要かもしれません。
本日は以上です。
タスク消化方法については、またどこかで自分が実践している方法なども含めてお話しようと思います。
では。