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6年半HERPで働く私からみた新規事業『ジョブミル』が秘める可能性

こんにちは、HERPの原( zn1south )です。2019年に新卒でHERPに入社後、メイン事業である採用管理システム『HERP Hire』のカスタマーサクセスに立ち上げ期から4年間従事→産育休取得(2023年1月~2023年9月)→新規事業である人材紹介システム『ジョブミル』でビジネス周りの企画というキャリアを歩んでいます。
産育休から復帰して1年。なにかしら発信しておきたいと思っていたのですが、復帰後から携わっている『ジョブミル』がこの度正式リリースを迎えました。HERPではインターンを含めると6年半以上働いていますが、直近同じく新卒HERP入社の先輩が卒業するなどの変化もあり、ぬくぬく生きてしまわないように今ここにいる理由の言語化も兼ねて、「ジョブミル事業の魅力」を記事にしてみました。


『ジョブミル』とは

株式会社HERPが提供する人材紹介会社向けのシステムです。求人管理システムとして2023年9月にβ版を提供開始しましたが、機能拡充も踏まえ、先日、人材紹介システム『ジョブミル』正式版として提供を開始しました。

ジョブミル事業の魅力

私がジョブミル事業に感じている魅力は大きく3つあります。それぞれについて詳しくご紹介したいと思います。

  • 1つ目:シンプルに、私自身良いサービスだと思えていること(便利な機能が揃っていること)

  • 2つ目:HERP Hireを利用するユーザーの採用成果に、「良い求職者とのマッチング」という形で寄与できる可能性があること

  • 3つ目:「採用を変え、日本を強く。」というミッションを体現できる事業であり、全社の成長にドライブをかけられる可能性を秘めていること

魅力の詳細

1つ目:シンプルに、私自身良いサービスだと思えていること(便利な機能が揃っていること)

特に3点取り上げます。

  • ATS連携

    • 機能:HERP Hireをはじめとする国内10種類以上の採用管理システム(ATS)と連携し、求人情報を自動で一元化できる

    • 価値:求職者への求人の提案漏れをなくし、提案の機会損失をなくせる。ATSのURLを1個1個開いて求人を探すという不毛な時間をなくすことができる

  • HERP Hireユーザー求人への推薦機能

    • 機能:契約外の採用企業の求人をジョブミル上で検索でき、求職者に提案できる

    • 価値:直接支援している企業の求人でピッタリなものがなかった場合にも、提案できるようになる。(1点目同様に提案の機会損失をなくせる。)求職者視点でも、より多くの選択肢のなかから選ぶことができる

  • ATSへの推薦補助機能

    • 機能:ジョブミル上に登録した求職者情報を、Google Chromeの拡張機能を用いて、各ATSの推薦画面に自動入力できる

    • 価値:求職者の推薦時の手間やミスを軽減し、より効率かつ正確に推薦業務を行うことができる

「人材紹介システム」を名乗るには、まだまだ伸び代ばかりのサービスです。これからも機能のアップデートやサービス品質の向上に邁進していきます。

2つ目:HERP Hireを利用するユーザーの採用成果に、「良い求職者とのマッチング」という形で寄与できる可能性があること

前述の「HERP Hireユーザー求人への推薦機能」(採用企業目線では「ジョブミルへの求人出稿」)は、今年7月にプレスリリースを出し、エージェント・採用企業ともに急速に導入社数を拡大してきました。2024/10/30時点で計15件の内定が出ています。ジョブミルがなければ生まれなかったマッチングが、確実に生まれはじめています

私は元々HERP Hireのカスタマーサクセスに立ち上げ期から4年間従事してきました。HERP HireのCS時代にも、「採用に困っているポジションが…」というお話はよく伺っていながらも、直接的に求職者とのマッチングを支援するオプションは持ち合わせていませんでした。しかし、ジョブミルを使うエージェントに働きかけることで、間接的にではありますが採用決定に近づけるような支援ができるようになってきました。現時点でも、単にHERP Hireを使う採用企業に求人を掲載するのを勧めるだけでなく、エージェント向けの説明会を提案してHERPで主催したり、300社以上のエージェント向けにメルマガを流したりという打ち手が少しずつ生まれています。まだまだ思考を張り巡らせれば、あるいはリソースを拡大すれば、「良い求職者とのマッチング」創出のためにできることはたくさんありそうなので、両方やっていきたいです。

現状この「ジョブミル経由で良い求職者のマッチング」を創出する動きは、ジョブミルを運営するチームを中心に取り組んでいます。サービスの品質を高めて型化して、今後HERP Hire のCSに支援の打ち手の一つとして使ってもらえるようにすることで、HERP Hireを利用するユーザーの皆さんにより多くの価値を感じていただけるようにしていきたいです。

3つ目:「採用を変え、日本を強く。」というミッションを体現できる事業であり、全社の成長にドライブをかけられる可能性を秘めていること

人材紹介会社は直近1,000社/年ペースで急激に増えています。(参考:厚生労働省「職業紹介事業報告書」)背景として、私の解釈としては、「日本の終身雇用という価値観が崩れ転職市場が活発化してきたことで求職者にも採用企業にもニーズがあること」や「人材紹介というビジネスモデルはシンプルでありつつ利益率が高いので独立化しやすく参入障壁が低いこと」が挙げられる、と思っています。そんな中でエージェントも求職者に選ばれる側になりつつあるのが近年のトレンドなのかなと思っています。「100%個人起点エージェント」を掲げる、ミライフさんのショート動画が的を射ていて面白かったので置いておきます。

その中でジョブミルは「求職者から選ばれるための人材紹介システム」としてこの度正式リリースいたしました。

私がサービスの機能面で感じている魅力は前述した通りですが、求職者の視点に立った支援をすることで結果的に転職エージェントの売上向上につながるプロダクトへとますます進化させていく予定ですので、今後のアップデートをご期待いただきたいです。

HERPはこれからマルチプロダクト戦略でゴリゴリやっていきます。新規事業立ち上げだけでなくM&Aなどの手段も含めて、領域を拡大している最中ですが、ジョブミルが良い社内事例となることでもっともっと会社を拡大させていきたいです。

「採用管理システム」というと、どうしても応募や選考進捗を管理するための“箱”でしょうと思われがちです。しかし、ジョブミルや、本記事では触れていないですが、求職者向けのメディアである『HERP Careers』なども含めて事業が成長することで「『HERP Hire』を入れることで採用力が上がったよね、良い求職者と出会えたよね」という世界線に持っていける可能性があると思っています。スタートアップにおける採用管理システムの決定版というポジションを築き、スタートアップの事業成長を採用の側面から支えられるサービスにしていきたい。事業間のシナジーをうみ、会社として出せる成果を最大化していきたい

最後に、事業だけじゃない、HERPの魅力も一部紹介

ここまで事業について私からの見え方を語ってきましたが、私が働き続けているのは、HERPで一緒に働く人の魅力もあります。一緒に働く人から学ぶことは多く、自分に進化をもたらしてくれる会社だと思っています。また、ベースとして働き方の柔軟性の高さは、自分が今できる最大限のパフォーマンスを出すのに役立っていると思います。基本的に9-18時で出社して働いていますが、フルフレックス×リモート可のおかげで、子育てをしながらでもフルタイム共働きでなんとかやれています。事業を成長させていく上で、今後も一緒に成長を牽引してくださるメンバーを積極的に募集していますので、働く環境や組織については、別途詳しく書くかもしれません。

最後に恒例の、求人一覧のURLは念のため置いておきます。

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