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断酒して減ったもの4選~前編~

こんにちは、244です。先日書いたこの記事の下の方の部分について、ちょっと詳しくお伝えしようと思います。まずは「減ったもの4つ」です。

なお、大元はこの記事からです。詳述したものが本記事となります。

・・・ですが、書いていたら何だかやたらとフルボリュームになってしまったので、前後編に分けてお送りします(たった4選なのにさらに分けるんかーい)。すいません!

またさらに続く「断酒して失ったもの8つ」も執筆しておりますが、こちらはまた後日投稿する予定です。

その後、さらに「断酒して手に入れたもの」についても書いていきます。気長にお待ちいただけますと幸いです。

取り急ぎ、まずは「減ったものの」の前半2点について解説します。


1.無駄な時間

まず、酒をやめると言うまでもなくタイムロスが大幅に削減されます。それは具体的に何かというと・・・

①飲む時間

まんま飲酒のための時間ですね。1次会~3次会で最低6時間は要します。まあまあハードな外科手術かよ。

そこで何を話しているのでしょうね。その時は楽しいのですが、中身の薄い、他愛もないことばかり。今は右党(しらふ党)に移籍した私からすると、本当に左党の皆さんの酔っ払い会話の薄いこと薄いこと・・・(薄笑)。

でも飲んだくれはそんな「無意味な時間」そのものを楽しんじゃうから、もうしょうがない(そして必ず翌朝、多かれ少なかれ後悔することがセットになってついてきます)。

右党=下戸さんやソバーな方であれば、食べて少しお話してコーヒーでも飲んで・・・1時間もあれば十分ではないでしょうか。

②帰宅時間(回り道・島流し含む)

普通に帰れば30分~1時間程度でも、飲んだ暮れの千鳥足と気絶状態では最寄り駅では降りられず、終点まで流されることはしょっちゅう、一人バイオハザードです。一晩で帰れないこともよくありました。数時間~一晩のロス。

ハンドガンで一発でやられます

ソバーな今なら本を読めるしジム行けるし勉強も出来る、早寝も普通に可能。それが当たり前と理解するのは断酒してからでした。

③忘れ物を探す時間

さらに、酒場や電車、道すがらなどで落とした忘れ物を探すための時間が発生します。

電話で問い合わせたり交番で遺失物届を書いたり、鉄道会社の遺失物取扱所に行ったり・・・これもまたメンタルダウンと共に、消費時間もバカになりません。ほんとムダです。

④失くしたものを買い直すための時間

ひどい例では、スーツの上着をどこかにやってしまい、それをまた買い直したりしたこともありました。

お金もムダですが、そのためにまたスーツショップに行く時の虚しさったらありません。

飲んでどれだけの時間損失を繰り返したことでしょう。お金はまだ取り返せたとしても、時間は二度と取り返すことが出来ません。

時間のロスは、歳をとればとるほど喪失感が高まる

私の若い頃(特に断酒までの間)は時間の有難味が正直なかったですね。

ただ「飲み過ぎたー何話したか覚えてねーこわぁ」とか「あそこの店大したことなかったカネ勿体ねー」「キャバで寝てたアホか俺ー」とかほざいてましたが、時間に対しての意識はありませんでした。

酒をやめると、歳の経過と共に時間の怖さを知ることになります。

私はもう時間を無駄にしたくない。だから酒で時間を喪失することは二度とあり得ないのです。

モチロン今でも時間損失はありますよ。つい猫の動画を見すぎたり、Switchで桃鉄やっちゃったり・・・でもそんなものは、飲酒がらみで失った時間に比べたら大したことありません。

2.散財

言うまでもありません。酒をやめるとお金の減りが著しく抑えられます。減ったというか、むしろ失った方にカテゴライズしても良いくらいです。ではどれくらい減るのでしょうか。私の例で見てみましょう。

これは断酒1500日を達成した昨年10月時点でのポストです。

①晩酌代(1日平均)

1,000円×1500日=1,500,000円
宅飲み4日で7千円/週、1回1,600~1,700円(ツマミ込み)で概算。

②外呑み(週3回平均)

4,000円×3回×214週=2,568,000円
安く見積もってこのくらい。一度の飲みでハシゴすることが殆どだったが、週3回ということにして相殺(週2回の場合もある。1回はあまりない)。飲酒末期は自腹で水商売系には行っていないので、この程度に抑えられている。

③タクシー代(月2回利用平均)

5,000円×2回×48ヶ月=480,000円
どんなに少なく見ても、月に2回はタクシーを利用(そのうちの半分は自宅の街から離れた流刑地から乗車のため本当はもっと高いはず)。

④合計

4,548,000円

4年とちょっとで450万円。ざっくり年間110万円が酒で消えていた訳です。そりゃ金欠に陥りますよね。あり得ないでしょう。

ちなみに、このあたりで使われていたムダ財源は、「埋蔵金」として現在は投資の原資に回っており、今度はそちらでV字成長中です。

もはや飲酒による資産損失から、真逆の方向に向かっているおっさんの投資運用アプローチについてはいずれお話したいと思います。

後編に続きます

・・・と、つい長く書きすぎてしまいましたが、まだこれに続いて3と4があります。これを続けると5千字超のボリュームとなってしまいますので、後編に続くことといたします。長々と申し訳ありません。

執筆の励みになりますので、あなたのスキをお待ちしております。では後編に続きます!


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