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【回想】断酒300日目のツイート

こんにちは、244です。本日で断酒1903日目を迎えております。年月数では5年2ヶ月と半月。

ふと、Twitterでのツイート初期(この時代はアイコンもまだ漆黒のXマークではなく青い鳥だしツイートと呼んでいた)の頃を思い返してみました。ツイ垢を開設して初の節目は断酒300日目だったのでした。

本当は断酒1日目から回想してみたかったのですが、Twitterアカウントを開設した初日(2020年6月6日)の時点で既に288日目だったのですね。その前にインスタで書いたような記憶も・・・?(←今では全くやっていないため遠ざかり)

この頃は長文一括ツイートがなく、ツイ一発目にレスポンスを幾重にもぶら下げて繋げていました。それを一括りにしてみます。

【断酒300日目】おはようございます。今朝も酒を辞めて気づいたことを呟きます。

私は酒と酒場が好きだった。自由で賑やかで身分関係なく、老若男女誰もが酒の前では平等。そんな場が好きだった。好きだと思っていた。

でもそれは違ってた。どうしてか?
酒は誰の前でちっとも平等じゃない。呑んで平気な人、呑め(ま)ない人、途中で帰る人、ブラックアウトする人。

もうお判りで。酒の格差、明確にあるでしょう。払う金?それもある!酒がコミュニケーションを円滑にする?それはじめの2~3杯。あとは決まってグダグダ。

本当の意味で平等なら「酒など要らない」んですよ。楽しく話すのに何で酒が要るの?誰が決めたのそんなこと。

昔からそうだから?じゃその場合、下戸の立場は?結局呑む人間がマウントを取り、酒を呑む前提で成り立つ処。当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

だから、呑まない人にとって酒場はそもそも苦行の場。飲み会は気後れするし間延びして退屈。話すネタもすぐに途切れる。

今私はノンアルでも酒場に居られるし、十分楽しめる。しかし既に殆どの飲み会には参加しない。大半が時間のロスと分かったので。

でも酒場は変わらず好き。そもそも食いしん坊、肴好き。

酒をあえて呑まない選択、何と言うか。今流行りの?#ソバーキュリアス ですね。アメリカ発祥意識高い系パワーワード。

既に日本では「コドグル」で井ノ頭五郎が何軒も実践してたっていう。あ、ゴロさん下戸か(笑)。

個人的には #ソバーキュリアス を一過性の言葉にするような風潮で終わったらそれは残念だけど、私の「呑まない選択」とそいつの出現は偶々タイミングが合った。

今私は“酒の有無関係なく”酒場で好きなモノを飲み食いするのは、誰の前でも平等だと思っています。

長ツイート失敬!

#Twitter断酒部

 午前7:01 · 2020年6月18日

なんか、改めて読み返してみると恥ずかしいですね(笑)。

この頃から既に長講釈をたれています。もっとまとまって書けないものか。

自らの長文ツイートを回収の意味を込め、まとめてみます。

  • 飲んでいた頃は、酒の前では皆が平等だと思っていた

  • しかし酒ヤメでようやく気付く。そんなことはない(色んな人がいる)、だからそもそも平等じゃない

  • 飲み会の大半は時間のロスと判った(だからほぼ行かない)

  • でも本来は食いしん坊だから酒場や肴は好き

  • じゃもう「ソバーキュリアス」でいいんじゃないか?

  • 井之頭五郎も元祖ソバーキュリアス?いや下戸さんでした

  • ソバーキュリアスが一過性でなく定着してほしい

  • 酒場でも酒の有無関係なく、好きなものを飲み食いすることこそ誰にとっても平等だろ

2020年ではまだソバーキュリアスなんて言葉、殆ど認知されていなかったと記憶しています(まだパワーワード扱いですしね)。我ながらイノベーター?

酒を自主廃業する行為。人はそれを断酒と呼ぶ(決して禁酒ではありません)。

今ではノンアルコールドリンクの種類も増え、ソバーキュリアスも「スマドリ!」なんて言われたりして、すっかり市民権を得つつあると思いますが、まだまだそれでも飲酒をやめる人は飲酒者のうちのせいぜい2%程度

そもそも「飲まない(飲めない)人」はどれくらいいるのか。2019年の「国民・健康栄養調査」によると、飲酒頻度について、「飲まない(飲めない)」は37.2%。「月に1~3回」よりも低頻度の「ほとんど飲まない」15.9%と「やめた」2.0%を合算して「飲まない人」とすると、実に55.1%に上る。男女別に見ると「飲まない人」は男性38.1%、女性は70.3%だ。

日経クロストレンド「飲めない人ほどノンアルメニューに不満!1000人調査の“本音”」

2019年調査、コロナ禍前で100人中2人・・・今はもう少し増えているかもしれません。それにしても、自ら酒を棄てた断酒erはもっと誇るべきです。

酒をやめてつくづく思うこと。それは酒は幻影にすぎないということです。物的にではなく概念的に。

酒など別に飲む必要がない飲み物です。大人になってからの通過儀礼でもないし、冠婚葬祭とか何かの節目で飲む必要なんてのもサラサラないのです。

それが分かると一歩、酒からの解放が進みますよ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。スキを押していただけると跳ねて喜びます。ではまた!

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