断酒して手に入れたもの ~時間編~
どうも、244です。
このタイトルは月のはじめ、私がこのnoteを書き出した時のひとつです。これねーたくさんあるし、掘り下げるとキリがないから、実は「現在執筆中」と言っておきながら、全く書いていませんでした(笑)。
でも「失ったもの」「減ったもの」は既に書いたのに、肝心な「手に入れたもの」について詳述していないのは不公平で一方的だし、私の断酒手記としても不完全で、奥歯に物が挟まった状態に等しい。
私は本noteを「断酒ジャーナル的なものにする」という密やかな野望?をもって立ち上げたので、もちろんこのことについては恒常的に言及することになると勝手に思っていたりもします。
で、ここに書いていたものを列挙するとこんな具合です。
いっぱいありますが、これらを十把一絡げに一つの記事にまとめ上げるのはあまりにもラフで、とてもじゃないですが書き切れません。ということで、今回は「時間編」としてお送りします。
飲酒によるロスタイム
飲酒による損失はここの「1.無駄な時間」で既に書いています。
概算について改めてみましょう。
合計:16~70時間
一度飲んでこれだけ時間を失っています。簡単に言えばこれが全部GETできます。というか、還付されると言う方が正しいのかもしれません(元々が自分の時間なので)。また、これは飲酒失敗版のフルMAXコンボなのでボリュームは多めです。
ただ、これを毎週懲りずにやったことは割とリアルだったと思います。これを月に4回やるだけでロスタイム小計は64~280時間。
月に2.7日~11.7日を酒がらみでロスしていたことになります。
えっ!?最大月の1/3?まじかよ。マジなんです。愚か極まりない所業です、酒ってやつは。
これがさらに年間となれば、32.4~140.4日・・・ゾッとします。民間企業の年間休日は大体110~120日程度ですから、それを酒が食い潰している格好。
しかも、その酒で何か得たものってありましたか?
ないですよね。私はその半数をブラックアウトしていたといっても過言ではないので、本当に何も残らない。いや、不健康な体(当時)が残ったのかもしれません。
おそろしい。なんてムダだったのか・・・。私はこれを四半世紀もドブに流していたことになります。これ以上計算したくありません。
いい方向に切り替えましょう(もう返ってこないし)。
断酒して5年3ヶ月ほど経過します。今はこの時間がほぼ全て還付されていると言ってよいでしょう。付き合いでノンアルでの飲み会参加は少々あるので、一部時間は取られますが(それでも数えるうちに入らない)5年換算で162~702日程度還付されたことになります。
これだけの時間で私のやったことは色々あります。
一概にどれこれに何時間とは言えませんが、考える時間と行動する時間が圧倒的に増えました。実際にこれが「資産」という形にもなって還元されています。
断酒で副業や投資を始める
たとえば、私はつい先日まで「個人間カーシェア(エニカ)」という副業をちょうど5年ほどやっていました(今年いっぱいでサービス終了になるのが非常に悔やまれます)。
我が家の自家用車はこの副業によって維持費(重量税・車検代・保険代・整備費など)が賄われていましたし、お釣りさえもらっています。
これは車を運転しないと出来ない仕事です。自家用車を使わないアイドルタイム(隙間時間)を活用します。このために平日休日を問わず、早朝や深夜も車を動かしたりしていました。酒を飲んでいたらこの副業はできません。
またWebライティングという副業もやっていました。これも自らがPCに向かって調べものをしたり実際に文章を作成するので、とてもじゃないですが飲んでいたら出来ないことです。ただ現在はクライアントから「AIに切り替えて様子を見る」と言われて1年近くたつので、私はAIに食われてしまった形です(悔しい!)。
時間は有限の資産
私はかつて、本業で働いている時間以外はほぼ飲んでいたわけですが、それらが断酒によって自分の成長につながる?ような機会を得ていましたし、今もまた得ています。
飲んでいた頃抱えていた「将来の漠然とした不安」というのも激減、というかなくなりました。断酒によって投資(インデックス投資)を行う機会を得、現在もなお資産形成が進んでいるからです。
時間というものは有限で、お金は稼げば戻ってくるとしても、時間だけはどんな金持ちでも取り戻すことが出来ません。
だから私は、断酒によって得た時間という財産は限りなく大きいものだと気づかされましたし、今後も時間をテコに様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。
いかがでしょうか。実は断酒して手に入れた全てにおいて「時間」はベースとなるものです。時間が無ければ何もできません。それほどまでに時間の重要性は酒ヤメによって実感することが出来ました。ありがとう断酒!
最後まで読んでいただきありがとうございます。また次回は別のGETしたものについて触れていきます。ではまた!