きみのおめめ あとがき

9月30日、ひさしぶりに行ったランチの帰り道でした。
風に吹かれてひやりとしたブラウスに秋を感じ、同時に過ぎ去った夏をぼんやりとしか思い出せないことに背中がひやりとしました。

クリエイターフェスが開催されること、仕事がすこし落ち着いたこと、以前いただいたメッセージ(ありがとうございます!)を読み返したこと、夫が好きなゲームの続編が出て夜時間ができたこと、細々続けていた仕事関係の資格がキリの良い単元まで終わったことなど、色々なことが重なって、10月は毎日書いてみようと決めました。

娘を寝かしつけたあと、ブランケットにくるまりながらその日交わした娘や夫との会話を思い出す作業は、とても静かで心落ち着く時間でした。(ただ、いつもはそのまま寝落ちしていたのでとても眠かった…笑)
突然はじめたので下書きは真っ白。最初はがちがちで何度か書き直したりしていましたが、数日経つと気持ちにゆとりもできました。
書くために内省し、娘の表情や言葉が繰り返し頭の中に流れるのは、愛おしさを再確認する作業になって、普段であれば…娘に申し訳がないのですが…ボルテージが上がってしまうようなことも「まあいいか」と思えることが増えました。
noteをはじめた頃からですが、書くたびに「まあいいか」が増えるので、書くことはデトックス…を体感しています。

怒りの話を出したのでもう一度触れると、怒ったり悲しんだり、感情がマイナスにうごいたことを書くのがとても苦手です。
感情をもう一度なぞりながら書くため(みなさんそうだと思うのですが…)、どっと疲れてしまうので、最後まで書けたことはほとんどありません。
自分で自分をぐさぐさ刺して、いたい…と途中で諦めてしまいます。これを諦めないようになりたいです。
読むときはそこまでではないのですが、みなさんはどうなのかなあと、このあとがきを書きながら思いました。

最後になりましたが、スキやコメント、おすすめしてくださった方へ、ほんとうにありがとうございます!
ふらりと寄ってくださった方や、ひさしぶりだったのに覚えてくださっていた方、とにかくアイコンを見るたび嬉しかったです。
これからゆっくりになると思いますが、コメントのお返事やnoteを読みに伺わせていただきます。

毎日の更新は今日で一区切りです。
劇的な事件なんて起こらず、儚くて雑多で愛おしい日々を、これからも重ねていきたいと思います。

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